22日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、保険、卸売、銀行、石油石炭など28業種が上昇。海運、空運、食品、金属、小売の5業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも反落。パウエルFRB議長が講演で1回0.5%の利上げを否定せず、5月からのバランスシート縮小も示唆。10年債利回りは2.32%台に上昇し、株式市場の重石となりました。
東京市場は日経平均が264円高でスタート。日米金利差を意識し、ドル円は6年1か月ぶりに1ドル=120円台に上昇。上海、香港などアジア市場も落ち着いた動きをみせ、東京は終始買われました。日経平均は2月18日以来1カ月ぶりに2万7000円を回復。
個別銘柄では、三菱UFJ、野村、第一生命など金融株が堅調。INPEX、出光など資源株も買われました。半面、イオン、ABCマートなど小売株が冴えず。