10日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、全業種が上昇。上昇率上位は、海運、空運、その他金融、ガラス土石、化学など。
前日の米国株式市場はダウが2.0%、SP500が2.5%、ナスダックが3.9%の反発。ロシア・ウクライナ紛争の大勢は変わらなかったものの、足元で急騰していた資源価格が下落。WTIが12%、アルミが10%、銀、銅、小麦もそれぞれ4-5%下げ、インフレへの警戒感が和らぎました。
東京市場は日経平均が391円高でスタート。上海、韓国、台湾などアジア市場も落ち着き、東京は終始騰勢を維持。後場には1003円高する場面もありました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、三菱UFJなど主力株が堅調。ANA、JALなど空運株も買われました。半面、富士石油、コスモエネなど原油株の一角が冴えず。