【相場概況】4日続落 終盤に転落

9日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、ゴム、空運、銀行、その他金融、自動車の12業種が上昇。電力ガス、海運、精密、薬品、サービスなど21業種が下落。 前日の米国市場は3指数とも下落。プラス浮上する場面もありましたが、買い続きませんでした。対露経済制裁では米国がロシア産エネルギーの即時禁輸を決める一方、英、EUは段階的削減とし、足並みが揃いませんでした。 東京市場は日経平均が86円高でスタート。概ね買いが先行したものの、後場に上海、香港が下げ幅を拡大。SQ前の調整もあったのか、東京も終盤にマイナス転落しました。 個別銘柄では、原油高で東電、関電など電力株が軟調。郵船、川崎汽船など海運株も売られました。半面、みずほ、三菱UFJ、第一生命など金融株が強含み。