【相場概況】早期QTを警戒 日米売られる

6日の東京市場は下落。TOPIX業種別騰落率は、石油石炭のみ上昇。海運、金属、鉄鋼、ゴム、繊維など32業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも反落。ハト派とされるブレイナードFRB理事がバランスシート縮小(QT)を急ぐべきと発言し、急ピッチな金融引き締めが警戒されました。ダウは0.8%、SP5001.2%、ナスダックは2.2%の下落でした。

東京市場は日経平均が254円安でスタート。前場は下値を模索し、後場も大きくは戻せず。ブレイナード発言やFOMC議事要旨公表を控え、買い手が委縮したようです。

個別銘柄では、郵船、JFEDOWAなど景気敏感株が弱い動き。トヨタ、デンソーなど自動車株も売られました。半面、出光、コスモエネなど原油株の一角が強含み。