【相場概況】小幅まちまち 円安を牽制

5日の東京市場はまちまち。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、陸運、小売、サービス、精密など10業種が上昇。保険、海運、銀行、電力ガス、鉄鋼など23業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも続伸。好材料の出たツイッターやテスラが大幅高し、相場を牽引しました。

東京市場は日経平均が229円高でスタート。買い一巡後は失速し、上値の重い展開。大きな材料が出ず、概ね小動きでした。黒田日銀総裁が国会答弁で「為替の動きは急」と円安を牽制し、投資家心理を冷やした面もあるようです。

個別銘柄では、イオン、しまむら、ビックカメラなど小売株が強い動き。小田急、京急など電鉄株も買われました。半面、第一生命、三菱UFJ、野村など金融株が弱含み。