【相場概況】反落 配当落ち加味では下げず

30日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、空運、ゴムの2業種が上昇。海運、鉄鋼、石油石炭、鉱業、その他製品など31業種が下落。

前日の米国市場は3指数とも続伸。ウクライナとロシアの停戦交渉が進展し、原油や穀物が下落。インフレ懸念が和らぎ、リスク選好ムードとなりました。

東京市場は日経平均が2円安でスタート。岸田首相と黒田総裁が会談したと伝わり、ドル円が121円台まで急落。株式市場も売りが先行しましたが、終盤に下げ幅を縮小。日経平均の期末配当落ち分(約240円)を考慮すれば、ほぼ下げずに終えました。

個別銘柄では、トヨタ、SUBARUなど自動車株が反落。日本製鉄、JFEなど鉄鋼株も売られました。半面、原油安を好感し、ANAJALが上昇。