11日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、石油石炭、鉄鋼、海運、農林水産など10業種が上昇。自動車、精密、電機、化学、サービスなど23業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも反落。ロシア、ウクライナの外相会談が不調だったうえ、2月消費者物価指数が40年ぶりのインフレ水準に高止まりし、警戒感が強まりました。
東京市場は日経平均が195円安でスタート。強い買い材料がない中、昨年9月高値からの信用期日を迎え、見切り売りが出た模様。韓国、台湾、香港などアジアも冴えず、相場の重石となりました。
個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株が軟調。ファストリ、SBGなど値嵩株も売られました。半面、KDDI、NTTなど通信株が強含み。