【相場概況】反発 5年2カ月ぶり円安

14日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、空運、保険、不動産、海運、証券など28業種が上昇。電力ガス、精密、小売、石油石炭、その他製品の5業種が下落。

前週末の米国市場は3指数とも下落。ロシアの戦線拡大が報じられたうえ、米政府がロシアを最恵国待遇から除外すると表明し、警戒感が再燃。3月ミシガン大消費者信頼感指数速報も20119月以来水準に悪化し、投資家心理を冷やしました。

東京市場は日経平均が176円高でスタート。為替相場が1ドル=11780銭台と52か月ぶりの円安に振れ、株式市場は買いが先行。米株先物も強く、東京は安定した動きでした。

個別銘柄では、ANA、郵船など運輸株が堅調。野村、大和など証券株も買われました。半面、関電、大ガスなど電力ガス株が冴えず。