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2023.06.04 小川 真由美
1人カラオケ"こそ練"中
久しぶりでものすごくショックを受けたこと。
歌があまりに下手なこと。
職業柄か声を褒めて頂くことがあります。
しかし、アナウンサーだから、声が通るから歌が上手いかと言ったら大間違い。
確かに玄人はだしの歌を歌う同業の友人たちもいますが、私は出来れば仕事以外ではマイクを握りたくないタイプで、
素面で歌など真っ平ごめん。
かつて局アナ時代にディナーショーで歌わされたこともありますが、舞台袖でぶるぶる震える私に先輩が枡酒を渡してくれたこともありましたっけ(笑)
それでもボイストレーニングの先生についてトレーニングを受けるうちに何となく声の出し方を理解し、
何曲かは親しい仲間とお酒を飲んでカラオケに行った時ぐらいなら歌ってもいいかな…ぐらいにはなっていましたが、
3年間のコロナの自粛生活は、色々と変化をもたらしていますね。
実は少し前に、私の大好きなラジオ番組で敬愛するアナウンサー氏が「3年ぶりにカラオケに行ったらビックリするほど歌が下手になっていて後輩に笑われた」と話していて、なんとなく、なんとなくそれ分かるような予感がするとは思っていました。
久しぶりに仲間たちと出掛けた知人のライブ。懐かしい歌の数々にすっかりいい気分になってそのまま歌を歌える店に移動したのですが、自分の番を何度か見送りようやくステージの隅っこで歌い始めてみたものの、こ、声が出ない…高い声などもってのほかで、おかしいな、この曲は原曲キーで歌えていたはずなのに…キーを下げようかどうしようか、ああでも途中で変えたら聞いてる人が気持ち悪いだろうし…早く終われ早く終われ…ああ声が出ない…苦行のような時間でした。何よりもひどい歌を聞かせてしまった皆さん申し訳ない。
声帯も筋肉。話し伝える筋肉は発声練習も含め日々使い続けて来たのに、こんなにも衰えるものなのか。
あまりにショックで、帰り際、人生初の"1人カラオケ"に行ってしまいました。世代別ヒットソングを端から入力して練習。ああ、声が出ない。
しばらく自主トレーニングの日々が続きそうです。
…皆さん、コロナ前と同じように歌歌えます?私だけ?