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2023.04.18 櫻井 英明
失格で良かったのかも
CPIを通過すれば次は14日の小売売上高に注目するという解釈。
懲りないというか、飽きないというか、改めないというか。
常に何かの指標をツールにしながら、過去はあまり顧みないスケジュール狩猟型の投資世界のNY市場。
そして・・・。
場況は相場の後講釈だから当然ながら相場追随型になります。
だから真相を表願しているとは限らないのも自明の理。
事前の観測がどうであろうと上昇した時は好材料主流。
下落した時は悪材料主流となっています。
ある意味、相場観は「場況を疑う」ことから始まるともいえるでしょう。
活字や映像が必ずしも正しいとは限りません。
そして専門家が必ずしも正しいとは限りません。
むしろ専門家の方がムラ社会で育っているから間違えやすいのでしょうか
猫の目のように日々移ろう声を信じることではなく、世間の常識で相場を見ること。
市場は外部材料であるイベントや経済指標を相場の動きの原因にしがち。
しかしCPIは市場予想を下回っており実は材料にならないで通過しただけ。
FOMC議事要旨では一時利上げ停止も議題となりました。
つまり市場が思い描いたような結果だったにもかかわらず株価は下落。
つじつまが合いません。
「過去12日のサイコロジカルが10勝2敗だったから」。
相場変動の要素は相場の中にあるとした方がわかりやすくありませんか。
高級ではなく低俗かも知れません。
でも時間つぶしの経済論議に付き合うのは何も生まないし無駄です。
ある市場関係者のメルマガが興味深かった。
↓
証券界の人なら知っているでしょうが、バフェットさんは元証券マンで、証券マン失格だった人。
証券マン失格でよく投資家になれたなと思う方は証券界のことを余り知らない方かもしれません。
バフェットさんは逆張り投資。
上がっている銘柄に順張りするのではなく、動いていないもの、下がっているものから有望株を選び投資する。
流れに乗っていない銘柄が上がるまでは時間がかかる。
今よく言う時間をかけて待つ「ほったらかし投資」。
お客さんは時間がかかってもバフェット銘柄は上がることを体験しているから上がるまで売らない。
売らなければ手数料が上がらない。
手数料が上がらなければ証券マンとして失格。
証券マン失格のバフェットさん。
「なら、自分が投資家になろう」と証券マンをやめて、投資家になったら大成功!
証券マン失格でも、「顧客のため」を貫いたから成功したのだと思います。
以下は今朝の場況。
↓
「あちこちでバフェットスクリーニング」
「NYダウのサイコロは9勝3敗。騰落レシオは157.59%」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反発。
様子見モードながらの堅調展開。
NYダウのサイコロは9勝3敗。
騰落レシオは157.59%(前日148.17%)。
S&P500のサイコロは7勝5敗。
騰落レシオは139.81%(前日125.13%)。
S&P500のセクターで金融株が1.1%、工業株が0.8%、不動産株が2.2%上昇。
一方エネルギー株は1.3%下落。
アルファベットが2.7%安。
S&P500指数採用企業の第1四半期利益は、前年同期比4.8%減少する見通し。
4月のニューヨーク連銀製造業業況指数は35.4ポイント上昇し10.8。
市場予想のマイナス18.0を大きく上回り昨年7月以来の高水準。
4月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は4カ月連続で上昇。
「市場は5月以降の追加利上げの可能性を過小評価している」という声も聞こえる。
FOMCで同金利を5.00─5.25%に引き上げる確率は88.7%に上昇。
14日は78%だった。
10年国債利回りは3.606%。
2年国債利回りは4.204%。
ドル円は134円台半ば。
WTI原油先物5月限は前日比1.69ドル(2.1%)安の80.83ドル。
SKEW指数は132.36→136.45→135.04。
恐怖と欲望指数は67→70(3月15日が22)。
週明けのNYダウは100ドル(0.30%)高の33987ドルと反発。
高値33991ドル、安値33796ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは157.59%(前日148.17%)。
NASDAQは34ポイント(0.28%)高の1217ポイントと反発。
高値12159ポイント、安値12063ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは103.003%(前日96.03%)。
S&P500は13ポイント(0.33%)高の4151ポイントと反発。
高値4151ポイント、安値4123ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは139.81%(前日125.13%)。
ダウ輸送株指数は72ポイント(0.51%)高の14319ポイントと続伸。
SOX指数は3ポイント(0.12%)安の3066ポイントと続落。
VIX指数は16.95と低下。
NYSE出来高は8.53億株(前日8.40億株)。
3市場合算出来高は100億株(前日99.8億株、直近20日平均は108億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の28590円。
ドル建ては大証日中比95ポイント高の28625円。
ドル円は134.46円。
10年国債利回りは3.606%。
2年国債利回りは4.204%。
「ボリンジャーのプラス2σが28554円」
週明けの日経平均は寄り付き44円高。
終値は21円(△0.07%)高の28514円と7日続伸。
昨年7月13日ー22日の7日続伸以来。
3月9日の28734円が当面の上値ポイント。
14日に空いたマドは28163円→28493円。
終値は28515円だったので4月SQ値28519円に対しては2敗。
ザラ場高値はだったので2日目に抜けた
3月メジャーSQ値28377円は1か月経って初めて上回った。
日足は5日ぶり陽線。
TOPIXは8.25ポイント(△0.41%)高の2026ポイントと7日続伸。
昨年3月14ー25日の9日続伸時以来の記録。
同じ昨年3月に日経平均は8日続伸で終わっていた。
日経平均は2万8000円台、TOPIXは2000ポイント台を4日連続でキープ。
プライム市場指数は4.25ポイント高の1042.98と7日続伸。
19日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は0.96ポイント(▲0.13%)安の755.61と6日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆2225億円(前日は2兆93323億円)。
値上がり920銘柄(前日1234銘柄)。
値下がり820銘柄(前日519銘柄)。
新高値117銘柄(前日150銘柄)。
新安値10銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.31(前日104.24)。
NTレシオは14.07倍(前日14.11倍)。
3日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
TOPIXは10勝2敗で83.33%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きに転じた25日線(27705円)からは△2.92%(前日△2.90%)。
5日連続で上回った。
上向きの75日線は27340円。
18日連続で上回った。
上向きの200日線(2743円)からは△3.93%(前日△3.81%)。
16日連続で上回った。
上向きの5日線は28234円。
5日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.769%(前日▲12.593%)
買い方▲7.597%(前日▲7.762%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.950%(前日▲6.322%)。
買い方▲21.676% (前日▲21.359%)。
空売り比率は41.7%(前日46.7%、25日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は6.8%(前日12.0%)。
2日ぶりに1ケタ。
3月1日が18.4%だった。
日経VIは16.36(前日16.60)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.63倍(前日13.56倍)。
14日連続で13倍台。
前期基準では14.07倍。
EPSは2092円(前日2101円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.22倍(前日1.21倍)。
BPSは23372円(前日23548円)。
10年国債利回りは0.480%(前日0.455%)。
日経平均の予想益回りは7.34%。
予想配当り利回りは2.26%。
プライム市場の予想PERは14.39倍。
前期基準では14.46倍。
PBRは1.20倍。
プライム市場の予想益回りは6.94%。
配当利回り加重平均は2.48%。
プライム市場の単純平均は0.26円高の2428円。
プライム市場の売買単価は2336円(前日2599円)。
プライム市場の時価総額は727兆円(前日724兆円)。
ドル建て日経平均は212.96(前日215.26)と5日ぶりに反落。
68日連続で200ドル台。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の28590円。
高値28595円、安値28415円。
大証先物夜間取引終値は日中比70円高の28600円。
気学では火曜は「前日来安続きの時は買い狙い良し」。
水曜は「下寄り買い、上寄り売れ」。
木曜は「後場へかけてよく動く日」。
金曜は「不二の高下を見せる。逆張り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが28129円。
プラス2σが28554円。
プラス3σが28978円。
マイナス1σが27281円。
アノマリー的には火曜水曜と「4月最強の日」。
《今日のポイント4月18日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反発。
NYダウのサイコロは9勝3敗。
騰落レシオは157.59%(前日148.17%)。
S&P500のサイコロは7勝5敗。
騰落レシオは139.81%(前日125.13%)。
10年国債利回りは3.606%。
2年国債利回りは4.204%。
ドル円は134円台半ば。
SKEW指数は132.36→136.45→135.04。
恐怖と欲望指数は67→70(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は72ポイント(0.51%)高の14319ポイントと続伸。
SOX指数は3ポイント(0.12%)安の3066ポイントと続落。
VIX指数は16.95と低下。
NYSE出来高は8.53億株(前日8.40億株)。
3市場合算出来高は100億株(前日99.8億株、直近20日平均は108億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の28590円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆2225億円(前日は2兆93323億円)。
値上がり920銘柄(前日1234銘柄)。
値下がり820銘柄(前日519銘柄)。
新高値117銘柄(前日150銘柄)。
新安値10銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.31(前日104.24)。
NTレシオは14.07倍(前日14.11倍)。
3日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向きに転じた25日線(27705円)からは△2.92%(前日△2.90%)。
5日連続で上回った。
上向きの75日線は27340円。
18日連続で上回った。
上向きの200日線(2743円)からは△3.93%(前日△3.81%)。
16日連続で上回った。
上向きの5日線は28234円。
5日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.769%(前日▲12.593%)
買い方▲7.597%(前日▲7.762%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.950%(前日▲6.322%)。
買い方▲21.676% (前日▲21.359%)。
(6)空売り比率は41.7%(前日46.7%、25日連続で40%超)。
空売り規制ナシの比率は6.8%(前日12.0%)。
2日ぶりに1ケタ。
3月1日が18.4%だった。
日経VIは16.36(前日16.60)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.63倍(前日13.56倍)。
EPSは2092円(前日2101円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.22倍(前日1.21倍)。
BPSは23372円(前日23548円)。
10年国債利回りは0.480%(前日0.455%)。
(8)プライム市場の単純平均は0.26円高の2428円。
プライム市場の時価総額は727兆円(前日724兆円)。
ドル建て日経平均は212.96(前日215.26)と5日ぶりに反落。
68日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28129円。
プラス2σが28554円。
プラス3σが28978円。
マイナス1σが27281円。
アノマリー的には火曜水曜と「4月最強の日」。
今年の曜日別勝敗(4月17日まで)
↓
月曜9勝5敗
火曜9勝4敗
水曜10勝5敗
木曜6勝8敗
金曜11勝4敗
(櫻井)。