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2025.01.21 櫻井 英明
「意馬心猿」では勝てない
NYに比べて大きくネガに反応してきた今年の東京株式。
寄り付きは買い物で始まっても9時半から10時半過ぎにかけて売り物が嵩むことが多かった印象です。
マイナス転換もしばしば起こりました。。
売りの主役は海外投資家ではなく、国内勢という印象が強くなります。
だとすると、その背景は何なのでしょう。
業績×需給×心理=株価という方程式からすると、業績は悲観的ではなく、需給もさほど悪くありません。
心理面ということになると地震などの天災リスクを考慮する点はあろるでしょうか。
米国は利下げ基調、国内は利上げ基調。
NYのインフレはやや緩和基調。
地政学リスクもガザは休戦、ウクライナは進展なし。
そもそも韓国KOSPIが今年世界で一番上昇していたのも不可解でした。
もしも「見えない悪材料」があるとすれば「見えない影におびえる心理」なのかも知れません。
いずれにしても1年の間で相場が順調に上昇し「株しかない」という時期はせいぜい2−3回。
そうではない動きのない静かな日々をどう過ごすかが課題になります。
マスコミはあれこれ材料を探し出してきますが「いちいち反応しない」というのが鉄則。
「反応」するのは年に数回でかまわないでしょう。
本当に大変なことは好材料でも悪材料でも滅多に到来しないもの。
材料の少ない為替や商品の世界は経済指標やスケジュール、地政学リスクを語らないと時間がもちません。
これに付和雷同していると疲労ばかりが残ることになります。
ただ世界事情を語られると高級感が醸し出されるから始末が悪いことこの上ありません。
重要なのは他人の意見ではなく、自分の感覚なのだですが、それでは市場は許してくれないようです。
結論の出ない不毛の議論なのですが、市場はこういう時間つぶしが好きだから余計にたちが悪い存在となります。
簡単な論点は好まれず複雑怪奇への嗜好ですか余計ややこしい感じです。
大相撲初場所での大関琴桜を見ていて思うのは「欲望が人間を変える」ということ。
「夢がなければ強くなれない」というのもありますが、目の前の横綱というテッペンが近づいてきたからこその弱さ。
あれだけの立派な体を持ち、技術も上達していますが、それでも「欲望」が「心理」をかき乱し負けが多いのでしょう。
どうしても淡々とはなれないのでしょう。
だから勝負では「平常心」という言葉が尊重されます。
株式投資だって「欲望」との闘い。
「意馬心猿」では勝てません。
「名聞利養」でも勝てませんい。
禅で言う「平常心是道」が重要です。
以下は今朝の場況。
↓
「英独株価指数は続伸で最高値更新」
「NYは休場」
週明けのNY株式市場はキング牧師記念日で休場。
ロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は4日続伸。
前週末に続き最高値を更新した。
フランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は5日続伸。
最高値を更新した。
米新政権による関税引き上げに対する懸念がやや和らぎ、欧州株式への買いが優勢となった。
フランスの株価指数CAC40は5日続伸。
昨年9月下旬以来の高値水準。
ドル円は155円台後半。
トランプ氏が大統領に就任する20日に新たな関税の発動は見送る見通しとの報道を受けた格好。
トランプ氏は就任演説で具体的な関税措置には触れなかった。
ただ外国からの関税などを徴収する新機関「外国歳入庁」の設立を改めて表明した。
ビットコインは1.8%安の10万2745.83ドル。
一時、最高値の10万9071.86ドルを記録した。
SKEW指数は167.41→165.35(17日)。
恐怖と欲望指数は28→38(17日)。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
「新高値も新安値も9銘柄」
週明けの日経平均は寄り付き220円高。
終値は451円(△1.17%)高の38902円と反発。
高値39032円。
安値38671円。
日足は7日ぶりに陽線。
14日は39166円→39054円にマド。
20日は38503円→38671円にマド。
1月SQ値39343円に対して0勝6敗。
日経平均は5日ぶりに一目均衡の雲の上。
上限は38954円。
下限は38779円。
TOPIXは31.85ポイント(△1.53%)高の2711ポイントと反発。
25日線(2734ポイント)を6日連続で下回った。
75日線(2709ポイント)を6日ぶりに上回った。
200日線(2713ポイント)を6日連続で下回った。
8日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
プライム市場指数は16.41ポイント(△1.19%)高の1395.46ポイントと3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は5.41ポイント(△0.66%)高の631.26と5日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲0.78%(前日▲1.71%)。
プライム市場の売買代金は3兆3768億円(前日3兆9481億円)。
今年最少で昨年12月25日以来の低水準。
売買高は14.98億株(前日17.54億株)。
値上がり1290銘柄(前日688銘柄)。
値下がり304銘柄(前日890銘柄)。
新高値9銘柄(前日4銘柄)。
新安値9銘柄(前日76銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは85.96(前日84.09)。
東証グロース市場の騰落レシオは83.45(前日82.93)。
NTレシオは14.35倍(前日14.35倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは4勝8敗で33.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(39262円)から▲0.92%(前日▲2.09%)。
6日連続で下回った。
横ばいの75日線は38952円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(38655円)から△0.64%(前日▲0.55%)。
5日ぶりに上回った。
下向きの5日線は38569円。
7日ぶりに上回った。
13週線は38974円。
26週線は38397円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.241%(前日▲16.072%)。
買い方▲7.101%(前日▲8.015%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.657%(前日▲5.199%)。
買い方▲18.380%(前日▲18.954%)。
空売り比率は42.1%(前日45.2%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.6%(前日11.8%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.81(前日22.62)。
日経平均採用銘柄のPERは15.68倍(前日15.48倍)。
7日連続で15倍台。
前期基準では16.09倍。
EPSは2481円(前日2483円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.41倍)。
BPSは27204円(前日27270円)。
日経平均の予想益回りは6.38%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは20.55倍(前日20.31倍)。
EPSは1893円(前日1893円)。
PBRは1.99倍(前日1.97倍)。
BPSは19548円(前日19618円)。
10年国債利回りは1.190%(前日1.200%)。
プライム市場の予想PERは15.32倍。
前期基準では15.98倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.52%。
配当利回り加重平均は2.38%。
東証プライムのEPSは167.89(前日174.78)。
12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は36.5%(前日36.3%)。
12月19日が48.3%だった。
プライム市場の単純平均は24円高の2672円(前日は2647円)。
プライム市場の売買単価は2253円(前日2250円)。
プライム市場の時価総額は940兆円(前日930兆円)。
ドル建て日経平均は249.15(前日246.93)と4日続伸。
大証夜間取引終値は日中比50円高の38960円。
気学では火曜は「人気に逆行し前後場仕成りを変える日」。
水曜は「高下荒く初め高いと後安の日。戻り売り良し」。
木曜は「高下しても結局安き日。吹き値売り狙え」。
金曜は「戻り売りの日。但し急落したら買い入れよ」。
ボリンジャーのプラス1σが39771円。
プラス2σが40281円。
マイナス1σが38753円。
マイナス2σが382893円。
マイナス3σが37734円。
週足のプラス1σが39625円。
プラス2σが40277円。
マイナス1σが38323円。
マイナス2σが37672円。
マイナス3σが37021円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「不成就日」。
《今日のポイント1月21日》
(1)週明けのNY株式市場はキング牧師記念日で休場。
ロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は4日続伸。
前週末に続き最高値を更新した。
フランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は5日続伸。
最高値を更新した。
米新政権による関税引き上げに対する懸念がやや和らぎ、欧州株式への買いが優勢となった。
フランスの株価指数CAC40は5日続伸。
昨年9月下旬以来の高値水準。
ドル円は155円台後半。
トランプ氏が大統領に就任する20日に新たな関税の発動は見送る見通しとの報道を受けた格好。
トランプ氏は就任演説で具体的な関税措置には触れなかった。
ただ外国からの関税などを徴収する新機関「外国歳入庁」の設立を改めて表明した。
ビットコインは1.8%安の10万2745.83ドル。
一時、最高値の10万9071.86ドルを記録した。
SKEW指数は167.41→165.35(17日)。
恐怖と欲望指数は28→38(17日)。
10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
(2)プライム市場の売買代金は3兆3768億円(前日3兆9481億円)。
今年最少で昨年12月25日以来の低水準。
売買高は14.98億株(前日17.54億株)。
値上がり1290銘柄(前日688銘柄)。
値下がり304銘柄(前日890銘柄)。
新高値9銘柄(前日4銘柄)。
新安値9銘柄(前日76銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは85.96(前日84.09)。
東証グロース市場の騰落レシオは83.45(前日82.93)。
NTレシオは14.35倍(前日14.35倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
(3)下向きの25日線(39262円)から▲0.92%(前日▲2.09%)。
6日連続で下回った。
横ばいの75日線は38952円。
5日連続で下回った。
下向きの200日線(38655円)から△0.64%(前日▲0.55%)。
5日ぶりに上回った。
下向きの5日線は38569円。
7日ぶりに上回った。
13週線は38974円。
26週線は38397円。
(4)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.241%(前日▲16.072%)。
買い方▲7.101%(前日▲8.015%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.657%(前日▲5.199%)。
買い方▲18.380%(前日▲18.954%)。
(5)空売り比率は42.1%(前日45.2%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.6%(前日11.8%)。
12月26日、10月24日が14.4%、9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.81(前日22.62)。
(6)日経平均採用銘柄のPERは15.68倍(前日15.48倍)。
7日連続で15倍台。
前期基準では16.09倍。
EPSは2481円(前日2483円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.43倍(前日1.41倍)。
BPSは27204円(前日27270円)。
日経平均の予想益回りは6.38%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは20.55倍(前日20.31倍)。
EPSは1893円(前日1893円)。
PBRは1.99倍(前日1.97倍)。
BPSは19548円(前日19618円)。
10年国債利回りは1.190%(前日1.200%)。
(7)プライム市場の単純平均は24円高の2672円(前日は2647円)。
プライム市場の時価総額は940兆円(前日930兆円)。
ドル建て日経平均は249.15(前日246.93)と4日続伸。
(8)ボリンジャーのプラス1σが39771円。
プラス2σが40281円。
マイナス1σが38753円。
マイナス2σが382893円。
マイナス3σが37734円。
週足のプラス1σが39625円。
プラス2σが40277円。
マイナス1σが38323円。
マイナス2σが37672円。
マイナス3σが37021円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「不成就日」。
今年の曜日別勝敗(1月20日まで)
↓
月曜1勝1敗
火曜1勝1敗
水曜0勝2敗
木曜1勝1敗
金曜0勝2敗
(櫻井)。