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2024.11.12 櫻井 英明

侏儒の言葉2024年秋

「いちいち反応しない」こそ相場の生命の大極意。
欧米経済、わかったフリ。
バイオやITわかったフリ。
「わかったフリ」では儲からぬ。
翻訳力こそ相場の源泉。
仲間社会でだけ通じる言葉は他の世界では全く通じない。
「見て聞いて感動できた銘柄」
現場は利益の源泉だ。

曖昧模糊として相場をムードで捉えない。
負けなければ勝てる。

明けの明星を眺めながら今日の展開を読み、宵の明星を眺めながら今日の反省をする。
相場は心理の万華鏡。

市場にも企業にも欲しいのは「プライド」。
長年の意識は捨てて「プライドを持った媚びない市場」になるべきだ。

株価=業績×需給×心理。
業績も需給も数値で表現できる定量の部分。
ここは変化させようがない。
しかし心理と言う定性の部分は可変の部分。
そんなに難しいことではなかろう。

数字は裏切らない。
しかし、しばしばその解釈が間違う。
イベントも粛々と通過する。
しかし、その意味合いの理解が人によって異なるし、これも誤解と錯覚満載となる。

相場には一体感が必要だ。

常識というのは時として非常識であることがある。

もっともらしさに対する疑問の中にこそマーケットの真実と未来があるような気がする。
同感ではなく疑問の中に明日があることはマーケットの辛く冷たいところでもある。

起きているのは「産業革命」

ニュースが相場になるのではなく、相場をニュースが後追いする。
見極めるのは銘柄の社会に対する必要性と未来像。

「もう免罪符の相場観はいらない」。
曖昧模糊より旗幟鮮明。

株式市場と仲良くなりたかったら株式市場を愛することだ。
文句ばかり言っていたって神様は訪れない。
「今だけ、金だけ、自分だけ」の思考では、市場は常に微笑まない。
市場に対するうわべの愛情ではなく、真に永遠に愛し続けること。
これが究極の秘訣だと思う。

以下は今朝の場況。

「S&P500予想PER(株価収益率)は7日時点で22.2倍」

「S&P500は今年51回目の最高値更新で終値ベースで初の6000ポイント台で乗せ」

週明けNY株式市場で主要3指数は揃って上昇し過去最高値を更新。
S&P500は終値ベースで初の6000ポイント台乗せ。
終値ベースで今年51回目の最高値を更新した。
テスラは時価総額が9%増加し1兆1000億ドルを超えた。
ウェルズ・ファーゴやJPモルガンなど銀行株への買いがNYダウを押し上げた。
中小型株で構成するラッセル2000は1.5%上昇。
2021年11月以来の高値水準。
中小企業はトランプ氏の減税案や規制緩和の恩恵を受けるとの見方。
一方、マイクロソフト、アマゾン、メタはいずれも約1%下落。
半導体大手エヌビディアも1.6%安。
「選挙以降のワイルドな4日間を経て市場は一息ついている」との声が聞こえる。
債券市場はベテランズデーで休場。
ドル円は153円台後半。
WTI原油先物12月限は2.34ドル安の1バレル=68.04ドル。
ビットコインは一時8万2413ドルを付けて最高値を更新。
1月に付けた今年の安値3万8505ドルから倍以上に上昇。
SKEW指数は152.12→150.34→140.32。
恐怖と欲望指数は60→68。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。

週明けのNYダウは304ドル(0.69%)高の44293ドルと続伸。
高値4486ドル、安値44057ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは118,71(前日111.90)。
NASDAQは11ポイント(0.06%)高の19298ポイントと5日続伸。
高値19366ポイント、安値19193ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは105.51(前日101.02)。
S&P500は5ポイント(0.10%)高の6001ポイントと5日続伸。
高値6017ポイント、安値5986ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは117.90%(前日110.68%)。
週明けのダウ輸送株指数は212ポイント(1.22%)高の17566ポイントと続伸。
SOX指数は134ポイント(2.53%)安の5156ポイントと続落。
VIX指数は14,97(前日14.94)。
NYSEの売買高は10.11億株。
3市場の合算売買高は154億株(前日154.6億株。直近20日平均は128億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比85円高の39635円。
ドル建ては大証日中比130円高の39680円。
ドル円は153.65円。
債券市場はベテランズデーで休場。

「日経VIは23.71」

週明けの日経平均は寄り付き83円安。
終値は32円(△0.08%)高の39533円と反発。
高値39598円。
安値39315円。
日足は3日連続で陰線。
SQ値39901円を終値で下回っており0勝2敗。
6日は38620円→38662円に小さなマド。
日経平均は310日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38138円。
下限は35684円。
TOPIXは2.47ポイント(▲0.09%)安の2739ポイントと続落。
25日線(2690ポイント)を4日連続で上回った。
75日線(2654ポイント)を4日連続で上回った。
2日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は5日続伸。
プライム市場指数は1.29ポイント(▲0.09%)安の1409.92ポイントと続落。
東証グロース250指数は4.50ポイント(△0.72%)高の631.38と4日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△0.82%(前日▲0.02%)。
プライム市場の売買代金は4兆2256億円(前日5兆2652億円)。
売買高は20.26億株(前日24.04億株)。
値上がり698銘柄(前日632銘柄)。
値下がり909銘柄(前日971銘柄)。
新高値66銘柄(前日84銘柄)。
新安値34銘柄(前日17銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは91.98(前日97.67)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.38(前日83.85)。
NTレシオは14.43倍(前日14.40倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(38959円)から△1.47%(前日△1.49%)。
4日連続で上回った。
下向きの75日線は37900円。
10日連続で上回った。
上向きの200日線(38477円)からは△2.74%(前日△2.71%)。
5日連続で上回った。
上向きの5日線は39274円。
4日連続で上回った。
13週線は38443円。
26週線は3851円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.515%(前日▲17.462%)。
買い方▲7.757%(前日▲7.893%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.029%(前日▲10.705%)。
買い方▲19.948%(前日▲20133%)。
空売り比率は40.3%(前日38.7%、5日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.2%(前日7.6%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは23.71(前日26.04)。
日経平均採用銘柄のPERは16.19倍(前日16.22倍)。
前期基準では16.32倍。
EPSは2441円(前日2435円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
BPSは27453円(前日27622円)。
日経平均の予想益回りは6.18%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは21.18倍(前日21.22倍)。
EPSは1866円(前日1861円)。
PBRは2.00倍(前日1.99倍)。
BPSは19766円(前日19849円)。
10年国債利回りは0.995%(前日1.000%)。
プライム市場の予想PERは15.94倍。
前期基準では16.14倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.28%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は3円安の2736円(前日は2739円)。
プライム市場の売買単価は2085円(前日2190円)。
プライム市場の時価総額は952兆円(前日953兆円)。
ドル建て日経平均は257.45(前日258.48)と反落。
週明けのシカゴ225先物は大証前日比85円高の39635円。
高値39820円、安値39105円。
大証夜間取引終値は日中比80円高の39630円。
気学では火曜は「人気に逆行して動く。逆張り方針良し」。
水曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」。
木曜は「押し目買いの日。逆に安き時は翌日高し」。
金曜は「目先のポイントをつくる日」。
ボリンジャーのプラス1σが39490円。
プラス2σが40021円。
プラス3σが40553円。
マイナス1σが38427円。
マイナス2σが37896円。
週足のプラス1σが39502円。
プラス2σが40561円。
マイナス1σが37884円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「不成就日」。

《今日のポイント11月12日》

(1)週明けNY株式市場で主要3指数は揃って上昇し過去最高値を更新。
   S&P500は終値ベースで初の6000ポイント台乗せ。
   終値ベースで今年51回目の最高値を更新した。
   債券市場はベテランズデーで休場。
   ドル円は153円台後半。
   ビットコインは一時8万2413ドルを付けて最高値を更新。
   1月に付けた今年の安値3万8505ドルから倍以上に上昇。
   SKEW指数は152.12→150.34→140.32。
   恐怖と欲望指数は60→68。
   10月18日の75がピークだった。
   (昨年10月5日が20)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は212ポイント(1.22%)高の17566ポイントと続伸。
   SOX指数は134ポイント(2.53%)安の5156ポイントと続落。
   VIX指数は14,97(前日14.94)。
   NYSEの売買高は10.11億株。
   3市場の合算売買高は154億株(前日154.6億株。直近20日平均は128億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比85円高の39635円。
   ドル建ては大証日中比130円高の39680円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆2256億円(前日5兆2652億円)。
   売買高は20.26億株(前日24.04億株)。
   値上がり698銘柄(前日632銘柄)。
   値下がり909銘柄(前日971銘柄)。
   新高値66銘柄(前日84銘柄)。
   新安値34銘柄(前日17銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは91.98(前日97.67)。
   東証グロース市場の騰落レシオは82.38(前日83.85)。
   NTレシオは14.43倍(前日14.40倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(38959円)から△1.47%(前日△1.49%)。
   4日連続で上回った。
   下向きの75日線は37900円。
   10日連続で上回った。
   上向きの200日線(38477円)からは△2.74%(前日△2.71%)。
   5日連続で上回った。
   上向きの5日線は39274円。
   4日連続で上回った。
   13週線は38443円。
   26週線は3851円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.515%(前日▲17.462%)。
   買い方▲7.757%(前日▲7.893%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.029%(前日▲10.705%)。
   買い方▲19.948%(前日▲20133%)。

(6)空売り比率は40.3%(前日38.7%、5日ぶりに40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.2%(前日7.6%)。
   9月13日が16.4%だった。
   日経VIは23.71(前日26.04)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.19倍(前日16.22倍)。
   前期基準では16.32倍。
   EPSは2441円(前日2435円)。
   直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
   BPSは27453円(前日27622円)。
   日経平均の予想益回りは6.18%。
   予想配当り利回りは1.96%。
   指数ベースではPERは21.18倍(前日21.22倍)。
   EPSは1866円(前日1861円)。
   PBRは2.00倍(前日1.99倍)。
   BPSは19766円(前日19849円)。
   10年国債利回りは0.995%(前日1.000%)。

(8)プライム市場の単純平均は3円安の2736円(前日は2739円)。
   プライム市場の時価総額は952兆円(前日953兆円)。
   ドル建て日経平均は257.45(前日258.48)と反落。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39490円。
   プラス2σが40021円。
   プラス3σが40553円。
   マイナス1σが38427円。
   マイナス2σが37896円。
   週足のプラス1σが39502円。
   プラス2σが40561円。
   マイナス1σが37884円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   アノマリー的には「不成就日」。

今年の曜日別勝敗(11月11日まで)

月曜20勝15敗
火曜27勝17敗
水曜17勝26敗
木曜23勝22敗
金曜26勝18敗
(櫻井)