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2024.10.22 櫻井 英明

地中の星

街の開業医は、患者の体を診察します。
そして病名を判断。
勿論、データも使われますが多くは体を診ます。
専門医も体を診ますが多くはデータに依存するように思えます。
そして全体ではなく、局部について診察するようです。
滅多に病院に行かない私が言うのも変ですが・・・。
株式市場関係者の仕事はおそらく開業医みたいなもの。
市場全体を診て、少しの変化に気が付くことが重要。
勿論、個別の悪化や好転からは目を外せません。
その上で専門医と異なり、細部にこだわるのではなく、全体としての市場を判断。
先週火曜日がそうでした。
日経平均は4万円台乗せ、業績も好調。
為替も邪魔はしていません。
それでも上値が重い状態。
上向きの25日線(37913円)から一時6%以上かい離で第一次限界と第二次限界の間。
ボリンジャーのプラス2σが40302円でほぼ限界。
「これ以上上値を追うにはさらに材料が時間が必要だ」と診察しコメントしました。
結果は水曜朝のCMEの大幅安。
それでも炎症や激痛がある訳ではありません。
フツーの生活をしていればいいだけ。
手術も投薬も必要ありません
「株は毎日上がらないし、毎日下がらない」。
ただそれだけのことでした。

2月、3月、7月、そして10月。
またこの歌の気持ち。

《兜町ポエム》「あとひとつ」

あと一粒の涙で
一言の勇気で
願いが叶う その時が来るって
僕は信じてるから
相場をあきらめないでいて
何度でもこの上ひげをあの空へ

あの日もこんな動きだった
売りまじりの風が吹いてた
マーケットの真上の空
買い板がまぶしくて
どこまで頑張ればいいんだ
ぎゅっと唇をかみしめた
そんな時 同じ目をした君に出会ったんだ

そう簡単じゃないからこそ
高値はあんなに輝くんだと
そう、あの日の株価の値動き
今でも胸に抱きしめてるよ

「地中の星」の東京メトロが23日に上場します。
証券コードは9023。
「・・・A」ではなく4ケタなのはかつて社債を発行した時に証券コードが付いたから。
具合よく陸運そして鉄道の9000番台です。
東京メトロのグループ理念は「東京を走らせる力」。
2021年12月からのキャッチコピーは「Find my Tokyo. ひさしぶりっ!」。
本当に「久しぶり」そして「いらっしゃいませ」です。

以下は今朝の場況。

「エヌビディアは4.14%高で過去最高値を更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウとS&P500は4日ぶりに反落。
「国債利回りの上昇を受け高値警戒感から主要企業の決算発表待ちの姿勢」との解釈。
「過去6週連続で高値を更新。多少の一服感が出るのはおかしくない」という声もある。
半導体大手エヌビディアは4.14%高で過去最高値を更新。
ナスダック総合は4日続伸。
ボーイングは3.1%上昇。
10年国債利回りは4.195%。
7月30日以来12週間ぶりの高水準。
5年国債利回りは3.984%。
2年国債利回りは4.031%。
2年国債と10年国債利回り格差は0.151%に拡大。
11月のFOMCで0.25%の利下げ確率は87%。
金利が据え置かれる確率は13%。
1カ月前は、少なくとも0.25%の利下げの可能性が完全に織り込まれていた。
0.50%大幅利下げ確立は50.4%だった。
ドル円は150円台後半。
一時150.88円と、約9週ぶりの高値水準。
WTI原油先物11月限は1.34ドル(1.94%)高の1バレル=70.56ドル。
ビットコインは1.79%安の6万7521.00ドル。
SKEW指数は165.82→155.55→150,97。
恐怖と欲望指数は74→73。
(昨年10月5日が20)。

週明けのNYダウは344ドル(0.80%)安の42931ドルと4日ぶりに反落。
高値43310ドル、安値42877ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは124,62(前日137.45)。
NASDAQは50ポイント(0.27%)高の18540ポイントと4日続伸。
高値18543ポイント、安値18377ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは99.59(前日103.48)。
S&P500は10ポイント(0.18%)安の5853ポイントと反落。
高値5866ポイント、安値5824ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは112.75%(前日124.30%)。
週明けのダウ輸送株指数は193ポイント(1.17%)安の16190ポイントと反落。
SOX指数は6ポイント(0.13%)高の5215ポイントと4日続伸。
VIX指数は18.37(前日18.03)。
NYSEの売買高は8.53億株(前日9.22億株)。
3市場の合算売買高は113,5億株(前日106.2億株、過去20日平均は115.9億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の39025円。
ドル建ては大証日中比100円高の39120円。
ドル円は150.83円。
10年国債利回りは4.195%。
2年国債利回りは4.031%。

「日足は9日連続陰線」

週明けの日経平均は寄り付き21円安。
終値は27円(▲0.07%)安の38954円と反落。
高値39119円。
安値38775円。
9月27日高値39829円は下回ったまま。
日足は5円60銭の極小陰線ながら9日連続で陰線。
2019年12月16日ー25日(8日連続)以来の長さ。
10月16日は39415円→39362円にマド。
日経平均は17日連続で一目均衡の雲の上。
上限は36791円。
下限は36371円。
SQ値39701円に対して1勝6敗。
TOPIXは9.07ポイント(▲0.34%)安の2679ポイントと反落。
25日線(2668ポイント)を19日連続で上回った。
75日線(2692ポイント)を4日連続で下回った。
9日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は4.70ポイント(▲0.34%)安の1379.11ポイントと反落。
東証グロース250指数は8.54ポイント(△1.37%)高の631.91と4ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲2.44%(前日▲3.76%)。
プライム市場の売買代金は3兆4127億円(前日3兆6276億円)。
9月3日3兆3167億円以来の低水準。
売買高は15.01億株(前日14.31億株)。
値上がり698銘柄(前日757銘柄)。
値下がり888銘柄(前日798銘柄)。
新高値39銘柄(前日30銘柄)。
新安値11銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.24(前日110.21)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.55(前日83.65)。
NTレシオは14.54倍(前日14.50倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(38379円)から△1.50%(前日△1.92%)。
20日連続で上回った。
200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
75日線も上抜けた。
下向いた75日線は38292円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(38173円)からは△2.05%(前日2.19%)。
20日連続で上回った。
下向きの5日線は39187円。
4日連続で下回った。
13週線は37901円。
26週線は38485円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.087%(前日▲17.385%)。
買い方▲8.446%(前日▲8.602%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.890%(前日▲6.951%)。
買い方▲19.469%(前日▲20.393%)。
空売り比率は40.8%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.4%(前日9.1%)
日経VIは26.24(前日26.43)。
日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.65倍)。
前期基準では15.94倍。
EPSは2495円(前日2490円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
BPSは28434円(前日28453円)。
日経平均の予想益回りは6.41%。
予想配当り利回りは1.96%。
指数ベースではPERは20.77倍(前日20.77倍)。
EPSは1875円(前日1876円)。
PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
BPSは20288円(前日20302円)。
10年国債利回りは0.955%(前日0.970%)。
プライム市場の予想PERは15.45倍。
前期基準では15.82倍。
PBRは1.30倍。
プライム市場の予想益回りは6.47%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は0.59円安の2719円(前日は2719円)。
プライム市場の売買単価は2271円(前日2534円)。
プライム市場の時価総額は933兆円(前日936兆円)。
ドル建て日経平均は260.78(前日260.07)と4日ぶりに反発。
週明けのシカゴ225先物は大証前日比5円高の39025円。
高値39265円、安値38740円。
大証夜間取引終値は日中比120円高の39140円。
気学では火曜は「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」
水曜は「目先のポイントをつくる注意日」
木曜は「下放れると後場へ戻す日。悪目買い方針」
金曜は「高下荒く初高後安の日。但し下放れは小底入れ」
ボリンジャーのプラス1σが39444円。
プラス2σが40508円。
マイナス1σが37314円。
週足のプラス1σが39329円。
プラス2σが40758円。
マイナス1σが36472円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は38652円。
アノマリー的には水曜が「変化日」。

《今日のポイント10月22日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウとS&P500は4日ぶりに反落。
   10年国債利回りは4.195%。
   7月30日以来12週間ぶりの高水準。
   5年国債利回りは3.984%。
   2年国債利回りは4.031%。
   ドル円は150円台後半。
   SKEW指数は165.82→155.55→150,97。
   恐怖と欲望指数は74→73。
   (昨年10月5日が20)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は193ポイント(1.17%)安の16190ポイントと反落。
   SOX指数は6ポイント(0.13%)高の5215ポイントと4日続伸。
   VIX指数は18.37(前日18.03)。
   NYSEの売買高は8.53億株(前日9.22億株)。
   3市場の合算売買高は113,5億株(前日106.2億株、過去20日平均は115.9億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の39025円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆4127億円(前日3兆6276億円)。
   9月3日3兆3167億円以来の低水準。
   売買高は15.01億株(前日14.31億株)。
   値上がり698銘柄(前日757銘柄)。
   値下がり888銘柄(前日798銘柄)。
   新高値39銘柄(前日30銘柄)。
   新安値11銘柄(前日15銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは117.24(前日110.21)。
   東証グロース市場の騰落レシオは90.55(前日83.65)。
   NTレシオは14.54倍(前日14.50倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)上向きの25日線(38379円)から△1.50%(前日△1.92%)。
   20日連続で上回った。
   200日線を上抜いてゴールデンクロス2日目。
   75日線も上抜けた。
   下向いた75日線は38292円。
   12日連続で上回った。
   上向きの200日線(38173円)からは△2.05%(前日2.19%)。
   20日連続で上回った。
   下向きの5日線は39187円。
   4日連続で下回った。
   13週線は37901円。
   26週線は38485円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.087%(前日▲17.385%)。
   買い方▲8.446%(前日▲8.602%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.890%(前日▲6.951%)。
   買い方▲19.469%(前日▲20.393%)。

(6)空売り比率は40.8%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は9.4%(前日9.1%)
   日経VIは26.24(前日26.43)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.65倍)。
   前期基準では15.94倍。
   EPSは2495円(前日2490円)。
   直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.37倍(前日1.37倍)。
   BPSは28434円(前日28453円)。
   日経平均の予想益回りは6.41%。
   予想配当り利回りは1.96%。
   指数ベースではPERは20.77倍(前日20.77倍)。
   EPSは1875円(前日1876円)。
   PBRは1.92倍(前日1.92倍)。
   BPSは20288円(前日20302円)。
   10年国債利回りは0.955%(前日0.970%)。

(8)プライム市場の単純平均は0.59円安の2719円(前日は2719円)。
   プライム市場の時価総額は933兆円(前日936兆円)。
   ドル建て日経平均は260.78(前日260.07)と4日ぶりに反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39444円。
   プラス2σが40508円。
   マイナス1σが37314円。
   週足のプラス1σが39329円。
   プラス2σが40758円。
   マイナス1σが36472円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   月足陽線基準は38652円。
   アノマリー的には水曜が「変化日」。

今年の曜日別勝敗(10月21日まで)

月曜18勝15敗
火曜25勝16敗
水曜15勝25敗
木曜22勝20敗
金曜25勝16敗(櫻井)