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2024.07.02 櫻井 英明
数字は悪くない
「数字は悪くない」
企業の手元資金は3月末に114兆円に増加し過去最高。
自動車が22.85兆円。
電機が1.51兆円。
電力が1.09兆円。
サービスが0.83兆円。
石油が0.51兆円。
これは設備投資と自社株買いにつながります。
商社や医薬品などは減少。
因みに上場企業の自己資本比率は42.4%と過去最高。
そして証券3社による今期の主要企業の経常利益は5.0%ー6.9%増の見通し。
生成AI向けの半導体関連やインバウンド関連がけん引するという解釈です。
想定為替レートは150円。
企業側の想定は140円台。
会社予想の経常利益は13%減の見通し。
ここに乖離があります。
第1四半期通過時点での上方修正に期待感。
配当性向は35%程度の見通し。
また25年度については8%台の増益見通し。
数字は悪くありません。
一方で3月末の個人金融資産残高は、前年比146兆円増(7.1%増)の2199兆円。
過去最高だった昨年12月末の水準を上回り、5四半期連続で過去最高を更新。
年間で見た場合、資金の純流入が23兆円。
株高・円安が大きく進んだことで時価変動の影響がプラス124兆円。
(うち国内株式等がプラス83兆円、投資信託がプラス21兆円)。
ことらも数字は悪くありません。
《兜町ポエム》
「数字の歌」
赤い株価に両目をよせて
だまってみている青い板
数字は何にも言わないけれど
数字の気持ちはよくわかる
数字可愛いや可愛や数字
あの株よい株動きのよい株
リンゴの色した可愛い株
どなたが言ったかうれしいうわさ
軽い値動きもトンデ出る
数字可愛いや可愛や数字
寄りの挨拶大引けの別れ
いとしい株価に囁けば
言葉は出さずに上ひげつけて
明日もまたネと夢見顔
数字可愛いや可愛や数字
売り買いしましょ株価の歌を
相場と歌えばなお楽し
皆で歌えばなお楽し
数字の気持ちを伝えよか
数字可愛いや可愛や数字
改めて今年後半戦に向けた「令和甲辰(きのえたつ)六年相場予見」
「卯」が跳ね、「辰巳」は天井に
辰は架空でバーチャルだ
とはいえ草木は成長する
今欲しいのは「勇者の明るさ」
相場は韻を踏んでいる
不協和音と雑音の中
相場の下落は茶番劇
相場の上昇は戦いの末
「フェアバリュー・フェアプライス」
「騒がず、慌てず。諦めず」
高値圏でも通用する
明日の相場は今日の中
睦月 堅調
如月 軟調
弥生 反発
卯月 底値模索
皐月 保ち合い
水無月 次第高
文月 急続伸
葉月 反落
長月 一服
神無月 気迷い
霜月 乱調
師走 掉尾の一振
以下は今朝の場況。
↓
「反発」
週明けのNY市場で主要3指数は揃って反発。
アップルやテスラなど大型グロース(成長)株が買われ、ナスダック総合を押し上げた。
4日の祝日を控え薄商い。
アップルが2.9%、マイクロソフトが2%、アマゾンが2.2%上昇。
テスラは第2四半期の納車データ発表を控え6.1%高。
JPモルガン・チェースは史上最高値を更新。
AMDは2.8%、アームHDは2.9%下落。
ペット用品オンライン小売りのチューイーは一時、大幅に上昇していたが6%超下落。
「ミーム株」の仕掛け人とされるキース・ギル氏が同社の株式6.6%を保有していることを明らかにした。
6月のISM製造業景気指数は48.5と5月の48.7から低下。
50を3カ月連続で下回った。
価格指数は5月の57.0から52.1に低下。
昨年12月以来の低水準となった。
10年国債利回りは4.471%。
5年国債利回りは4.431%。
2年国債利回りは4.759%。
日本の1-3月期のGDP成長率が実質年率換算で2次速報のマイナス1.8%→マイナス2.9%に。
前期比ではマイナス0.5%→同0.7%に下方修正されたことから円は売られた。
一時161.72円まで上昇し、1986年以来の高値水準。
ユーロは上昇。
背景はフランス総選挙の第1回投票で極右政党「国民連合(RN)」が得票率でトップとなったこと。
ユーロ/円は一時173.68円と32年ぶりの高値。
ドル円は161円台半ば。
WTI原油先物8月限は1.84ドル(2.26%)高の1バレル=83.38ドル。
4月26日以来約2カ月ぶりの高値水準。
SKEW指数は143.06→141.79→145.82。
恐怖と欲望指数は43→48。
(昨年10月5日が20)。
週明けのNYダウは50ドル(0.13%)高の39169ドルと反発。
高値39438ドル、安値39037ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは116.81(前日107.78)。
NASDAQは146イント(0.83%)高の17879ポイントと反発。
高値17894ポイント、安値17657ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは89.41(前日86.99)。
S&P500は14ポイント(0.27%)高の5475ポイントと反発。
高値5479ポイント、安値5446ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは95.36%(前日93.28%)。
ダウ輸送株指数は116ポイント(0.75%)安の15298ポイントと反落。
SOX指数は4ポイント(0.08%)高の5477ポイントと続伸。
VIX指数は12.22(前日12.24)。
NYSEの売買高は9.14億株(前日34.24億株)。
3市場の合算売買高は105.9億株(過去20日平均は118.9億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中140円安の39530円。
ドル建ては90円安の39580円。
ドル円は161.45円。
10年国債利回りは4.471%。
2年国債利回りは4.759%。
「3日続伸」
週明けの日経平均は寄り付き256円高。
終値は47円(△0.12%)高の39631円と3日続伸。
高値39942円。
安値39537円。
日足は3日連続で陰線。
4万円台回復にあと50円余りと迫ったが一時マイナスに転じた場面もあった。
28日は38439円→39485円にマド。
日経平均は5日連続で一目均衡の雲の上。
雲の下限は38485円。
上限は38910円。
日経平均は週間で986円の上昇。
週足は3週連続で陽線。
6月の月間では1095円高。
2か月連続のプラスで2か月連続で月足は陽線。
4ー6月では786円(1.9%)安。
四半期では昨年7-9月以来の下落。
年初から6か月(5勝1敗)の上昇幅は6118円。
TOPIXは14.65ポイント(△0.52%)高の2824ポイントと続伸。
25日線(2760イント)を5日連続で上回った。
2日連続で日足陰線。
TOPIXの89年高値は2884ポイント。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は7.54ポイント(△0.52%)高の1453.74と続伸。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は12.04ポイント(▲1.82%)安の649.20と続落。
25日移動平均線からの乖離は△2.66%(前日△4.80%)。
プライム市場の売買代金は3兆8633億円(前日4兆2834億円)。
売買高は16.28億株(前日17.18億株)。
値上がり796銘柄(前日660銘柄)。
値下がり790銘柄(前日924銘柄)。
新高値126銘柄(前日115銘柄)。
2日連続で3ケタ。
新安値9銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.60(前日115.73)。
東証グロース市場の騰落レシオは103.75(前日106.86)。
NTレシオは14.03倍(前日14.09倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(38830円)から△2.06%(前日△2.01%)。
6日連続で上回った。
上向きの75日線は38934円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(35990円)からは△10.11%(前日△10.08%)。
308日連続で上回った。
上向きの5日線は39479円。
9日連続で上回った。
13週線は38632円。
26週線は38412円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.710%(前日▲17.446%)。
買い方▲5.312%(前日▲5.280%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.625%(前日▲8.605%)。
買い方▲21.367%(前日▲20.199%)。
空売り比率は40.0%(前日37.0%、一応2日ぶりに40%台)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.7%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは16.04(前日16.13)。
日経平均採用銘柄のPERは16.84倍(前日16.74倍)。
33日連続で16倍台。
前期基準では17.05倍。
EPSは2363円(前日2364円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.51倍(前日1.50倍)。
BPSは26245円(前日26388円)。
日経平均の予想益回りは5.94%。
予想配当り利回りは1.80%。
指数ベースではPERは22.15倍(前日22.13倍)。
EPSは1789円(前日1788円)。
PBRは2.06倍(前日2.05倍)。
BPSは19238円(前日19308円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.050%)。
プライム市場の予想PERは16.54倍。
前期基準では16.73倍。
PBRは1.42倍。
プライム市場の予想益回りは6.04%。
配当利回り加重平均は2.18%。
プライム市場の単純平均は1円安の2981円(前日は2983円)。
プライム市場の売買単価は2371円(前日2492円)。
プライム市場の時価総額は981兆円(前日977兆円)。
ドル建て日経平均は246.20(前日245.90)と続伸。
週明けのシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比140円安の39530円。
高値39970円、安値39445円。
大証夜間取引終値は日中比190円安の39480円。
気学では火曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
水曜は「相場の放れを注意して駆け引きする日」。
木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて注意せよ」。
金曜は「相場の仕成りについて駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが39240円。
プラス2σが39650円。
プラス3σが40061円。
マイナス1σが38420円。
週足のプラス1σが39313円。
プラス2σが39994円。
プラス3σが40675円。
マイナス1σが37951円。
ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと4営業日。
《今日のポイント7月2日》
(1)週明けのNY市場で主要3指数は揃って反発。
10年国債利回りは4.471%。
5年国債利回りは4.431%。
2年国債利回りは4.759%。
ドル円は161円台半ば。
SKEW指数は143.06→141.79→145.82。
恐怖と欲望指数は43→48。
(昨年10月5日が20)。
(2)ダウ輸送株指数は116ポイント(0.75%)安の15298ポイントと反落。
SOX指数は4ポイント(0.08%)高の5477ポイントと続伸。
VIX指数は12.22(前日12.24)。
NYSEの売買高は9.14億株(前日34.24億株)。
3市場の合算売買高は105.9億株(過去20日平均は118.9億株)
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中140円安の39530円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆8633億円(前日4兆2834億円)。
売買高は16.28億株(前日17.18億株)。
値上がり796銘柄(前日660銘柄)。
値下がり790銘柄(前日924銘柄)。
新高値126銘柄(前日115銘柄)。
2日連続で3ケタ。
新安値9銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.60(前日115.73)。
東証グロース市場の騰落レシオは103.75(前日106.86)。
NTレシオは14.03倍(前日14.09倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)上向きの25日線(38830円)から△2.06%(前日△2.01%)。
6日連続で上回った。
上向きの75日線は38934円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(35990円)からは△10.11%(前日△10.08%)。
308日連続で上回った。
上向きの5日線は39479円。
9日連続で上回った。
13週線は38632円。
26週線は38412円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.710%(前日▲17.446%)。
買い方▲5.312%(前日▲5.280%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.625%(前日▲8.605%)。
買い方▲21.367%(前日▲20.199%)。
(6)空売り比率は40.0%(前日37.0%、一応2日ぶりに40%台)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.7%)。
日経VIは16.04(前日16.13)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.84倍(前日16.74倍)。
33日連続で16倍台。
前期基準では17.05倍。
EPSは2363円(前日2364円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.51倍(前日1.50倍)。
BPSは26245円(前日26388円)。
日経平均の予想益回りは5.94%。
予想配当り利回りは1.80%。
指数ベースではPERは22.15倍(前日22.13倍)。
EPSは1789円(前日1788円)。
PBRは2.06倍(前日2.05倍)。
BPSは19238円(前日19308円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.050%)。
(8)プライム市場の単純平均は1円安の2981円(前日は2983円)。
プライム市場の時価総額は981兆円(前日977兆円)。
ドル建て日経平均は246.20(前日245.90)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39240円。
プラス2σが39650円。
プラス3σが40061円。
マイナス1σが38420円。
週足のプラス1σが39313円。
プラス2σが39994円。
プラス3σが40675円。
マイナス1σが37951円。
ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと4営業日。
今年の曜日別勝敗(7月1日まで)
↓
月曜15勝7敗
火曜14勝11敗
水曜7勝17敗
木曜13勝13敗
金曜16勝8敗
(櫻井)