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2024.01.16 櫻井 英明

1万円札

ダヴォスでは世界経済フオーラムが開始。
今年のテーマは「信頼の再構築へ」。
因みに日本からの参加者は新藤義孝経済財政・再生相。
21日にかけて英国とスイス、イタリアに出張。
スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席。
デフレからの脱却に向けた日本経済の現状や政府の経済政策などを説明するそうです。
「新しい資本主義などの取り組みを紹介しながら世界のビジネスリーダーと意見交換したい」。
新藤氏のコメント。
その後の世界の反応が気にかかります。

相場の強さは、人に言われるまでもなくわかっているところ。
唯一の懸念材料は「逆指標の外れ屋さんの強気」でしょうか。
そもそもどんな市場も売りたい人と買いたい人、強気と弱気が交錯して成立しています。
売りたい人や弱気の人が減少すると、株価は一方通行になってしまいます。
一気に上がって一気に下がるというジェットコースターのような値動きでは安心して投資できません。
その最たる例が89年→90年の相場だったでしょうか。
悪夢の再来の最大要因は「弱気派の減少」と考えてもよいかも知れません。

33000円台→34000円台→35000円台。
1日ずつ千円の大台を駆け上がる日経平均株価。
33年11か月という時間軸を左に振り返るよりも、バブル高値に向かった1988年の気分をたどる方が相場観に役立つような気がします。
33年の呪縛から解き放たれないかから「今日の日経平均のレンジ」が滑稽なほどに当たりません。
しかもSQ値は36000円台。
このスピード感に体が慣れていないのでしょう。
とはいえ「山より大きなイノシシ」は上でも下でも登場しません。
PERは15倍台。
200日線からは10%台のプラスかい離。
少なくとも異常値ではありません。
「憧憬と羨望の的だった世界株式への逆襲」あるいは「時間差をおいての追従」と考えればなんてことはありません。
昨年の日経平均の高値メドは35200円でしたが昨年は超えることはできませんでしたが今年年始5日で越してしまいました。
いろいろと「解き放つ」ことは多いようです。

今年は7月から1万円札が変わります。
「学問のすすめ」から「日本資本主義の父」への転身。
実は大きな変化のような気がします。
理論で相場を分析する傾向から脱して、実務重視へ知性から感性、あるいは情欲の相場への移行。
理性から情念、感情、情熱の相場への移行。
忘れてならないのは品性、品格。
言い換えれば狭量、意地汚い、浅薄な相場解釈に品性が備わるかどうか。
隠れ蓑としての学問に騙されなくなることが重要です。

以下は今朝の場況。

週明けのNY株式は休場。

週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。
PPIの予想外の下落を受け利下げ期待が強まった。
一方銀行決算の強弱入り混じる内容に警戒。
週間で主要株価3指数はそろって上昇。
NYダウは0.34%高、S&P500は1.84%高、ナスダックは3.09%高。
S&Pは昨年12月中旬以来、ナスダックは11月初旬以来の大幅な上昇率となった。
バンク・オブ・アメリカが1.06%安。
ウェルズ・ファーゴが3.34%安。
シティグループは1.04%高。
S&P銀行株指数は最大1.7%下落したがその後は1.26%安。
テスラは3.67%安。
12月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%下落。
市場予想(0.1%上昇)に反し下落した。
財(モノ)の価格が下落する一方、サービスの価格は変わらずだった。
前月比での下落は3カ月連続。
ただ12月の前年同月比は1.0%上昇。
11月の0.8%上昇から伸びが加速した。
食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前月比0.2%上昇。
11月は0.1%上昇だった。
前年同月比では2.5%上昇。
11月は2.4%上昇していた。
3月に利下げが実施される確率は79%。
前日は73%だった。
10年国債利回りは3.939%。
5年国債利回りは3.891%。
2年国債利回りは4.146%。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物2月物は前日比0.66ドル(0.9%)高の72.68ドル。
一時、年初来高値の75.25ドルを付けた。
週間では1.1%安。
ビットコインは4万3643ドルと5%超の下落。
SKEW指数は137.40→140.36→143.81。
恐怖と欲望指数は72→71。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは118ドル(0.31%)安の37592ドルと3日ぶりに反落。
高値37825ドル、安値374770ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは148.17%(前日144.92%)。
NASDAQは2ポイント(0.02%)高の14972ポイントと6日続伸。
高値15047ポイント、安値14931ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.40%(前日107.32%)。
S&P500は3ポイント(0.08%)高の4783ポイントと反発。
高値4802ポイント、安値4768ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは134.55%(前日135.37%)。
ダウ輸送株指数は64ポイント(0.41%)安の15470ポイントと続落。
SOX指数は15ポイント(0.38%)安の4052ポイントと反落。
VIX指数は12.70(前日12.44)。
NYSE売買高は8.54億株(前日9.59億株)。
3市場の合算売買高は105.7億株(前日114.1億株。過去20日平均は120.6億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の35545円。
ドル建ては大証日中比10円安の35600円。
ドル円は144.90円。
10年国債利回りは3.939%。
2年国債利回りは4.146%。

週間ベースでNYダウは0.3%高。
ナスダック総合指数は3.1%高。
S&P500は1.8%高、それぞれ2週ぶりに反発。
S&Pは昨年12月中旬以来、ナスダックは11月初旬以来の大幅な上昇率。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は3.0%高、2週ぶりに反発。

「週明けのNYは休場」

週明けのNY株式は休場。
週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。
PPIの予想外の下落を受け利下げ期待が強まった。
一方銀行決算の強弱入り混じる内容に警戒。
週間で主要株価3指数はそろって上昇。
NYダウは0.34%高、S&P500は1.84%高、ナスダックは3.09%高。
S&Pは昨年12月中旬以来、ナスダックは11月初旬以来の大幅な上昇率となった。
バンク・オブ・アメリカが1.06%安。
ウェルズ・ファーゴが3.34%安。
シティグループは1.04%高。
S&P銀行株指数は最大1.7%下落したがその後は1.26%安。
テスラは3.67%安。
12月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%下落。
市場予想(0.1%上昇)に反し下落した。
財(モノ)の価格が下落する一方、サービスの価格は変わらずだった。
前月比での下落は3カ月連続。
ただ12月の前年同月比は1.0%上昇。
11月の0.8%上昇から伸びが加速した。
食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前月比0.2%上昇。
11月は0.1%上昇だった。
前年同月比では2.5%上昇。
11月は2.4%上昇していた。
3月に利下げが実施される確率は79%。
前日は73%だった。
10年国債利回りは3.939%。
5年国債利回りは3.891%。
2年国債利回りは4.146%。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物2月物は前日比0.66ドル(0.9%)高の72.68ドル。
一時、年初来高値の75.25ドルを付けた。
週間では1.1%安。
ビットコインは4万3643ドルと5%超の下落。
SKEW指数は137.40→140.36→143.81。
恐怖と欲望指数は72→71。
(昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

週末のNYダウは118ドル(0.31%)安の37592ドルと3日ぶりに反落。
高値37825ドル、安値374770ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは148.17%(前日144.92%)。
NASDAQは2ポイント(0.02%)高の14972ポイントと6日続伸。
高値15047ポイント、安値14931ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.40%(前日107.32%)。
S&P500は3ポイント(0.08%)高の4783ポイントと反発。
高値4802ポイント、安値4768ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは134.55%(前日135.37%)。
ダウ輸送株指数は64ポイント(0.41%)安の15470ポイントと続落。
SOX指数は15ポイント(0.38%)安の4052ポイントと反落。
VIX指数は12.70(前日12.44)。
NYSE売買高は8.54億株(前日9.59億株)。
3市場の合算売買高は105.7億株(前日114.1億株。過去20日平均は120.6億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の35545円。
ドル建ては大証日中比10円安の35600円。
ドル円は144.90円。
10年国債利回りは3.939%。
2年国債利回りは4.146%。

週間ベースでNYダウは0.3%高。
ナスダック総合指数は3.1%高。
S&P500は1.8%高、それぞれ2週ぶりに反発。
S&Pは昨年12月中旬以来、ナスダックは11月初旬以来の大幅な上昇率。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は3.0%高、2週ぶりに反発。

「東証プライムの時価総額は897兆円」

週明けの日経平均は寄り付き57円高。
終値は324円(△0.91%)高の35901円と6日続伸。
この6日間の上昇幅は2500円超。
4日連続の新値追い。
高値36008円。
安値35544円。
SQ値36025円は残念ながら「幻のSQ値」で2敗。
日足は2日ぶりに陽線。
1月9日は33568円→33600円にマド。
11日は34539円→34849円にマド。
12日は35157円→35557円にマドで2空。
TOPIXは30.37ポイント(△1.22%)高の2524ポイントと8日続伸。
今年に入って負けなしで連日の新値追い。
TOPIXコア30指数は6日続伸。
プライム市場指数は15.63ポイント(△1.22%)高の1299.13と8日続伸。
東証スタンダード指数は2日ぶりに反発。
東証グロース250指数は1.37ポイント(△0.19%)高の710.13と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△3.18%(前日△3.08%)。
プライム市場の売買代金は4兆144億円(前日5兆496億円)。
5日連続で4兆円超。
値上がり1299銘柄(前日551銘柄)。
値下がり321銘柄(前日1058銘柄)。
新高値235銘柄(前日190銘柄)。
7日連続で3ケタ。
新安値4銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは129.08(前日116.76)。
東証グロース市場の騰落レシオは84.45(前日80.55)。
NTレシオは14.22倍(前日14.26倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは11勝1敗で91.66%。
東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
上向きの25日線(33497円)からは△7.18%(前日△5.61%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は32647円。
22日連続で上回った。
上向きの200日線(31768円)からは△13.01%(前日△12.14%)。
197日連続で上回った
上向きの5日線は34946円。
5日連続で上回った。
13週線は33301円。
26週線は32734円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.164%(前日▲16.300%)。
買い方▲3.683%(前日▲4.450%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.696%(前日▲9.752%)。
買い方▲19.297%(前日▲19.297%)。
空売り比率は36.3%(前日42.0%、2日ぶりに40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日9.5%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは22.47(前日22.40)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.82倍(前日15.63倍)。
5日連続で15倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では17.24倍。
EPSは2269円(前日2276円)。
12月28日が2278円。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.40倍(前日1.38倍)。
BPSは25644円(前日25780円)。
日経平均の予想益回りは6.32%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは21.48倍(前日21.29倍)。
EPSは1671円(前日1671円)。
PBRは1.93倍。
BPSは18601円(前日18626円)。
10年国債利回りは0.555%(前日0.585%)。
プライム市場の予想PERは16.05倍。
前期基準では17.61倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.23%。
配当利回り加重平均は2.12%。
プライム市場の単純平均は30円高の2951円(前日は2920円)。
プライム市場の売買単価は2573円(前日2747円)。
プライム市場の時価総額は897兆円(前日886兆円)。
ドル建て日経平均は247.16(前日244.99)と5日続伸。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の35545円。
高値35710円。安値35160円。
週明けの大証夜間取引終値は日中比160円高の36160円。
気学では火曜が「目先のポイントをつくる日」。
水曜が「高下して後場変化すること多し」。
木曜が「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
金曜が「押し目買いの日なれど34091円。
ボリンジャーのプラス1σが34359円。
プラス2σが35221円。
プラス3σが36083円。
週足のボリンジャーのプラス1σが34572円。
プラス2σが35842円。
プラス3σが37113円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
そして「変化日」。
週明けの大証夜間取引終値は日中比160円高の36160円。

《今日のポイント1月16日》

(1)週明けのNY株式は休場。
   週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。
   10年国債利回りは3.939%。
   5年国債利回りは3.891%。
   2年国債利回りは4.146%。
   ドル円は144円台後半。
   SKEW指数は137.40→140.36→143.81。
   恐怖と欲望指数は72→71。
   (昨年2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は64ポイント(0.41%)安の15470ポイントと続落。
   SOX指数は15ポイント(0.38%)安の4052ポイントと反落。
   VIX指数は12.70(前日12.44)。
   NYSE売買高は8.54億株(前日9.59億株)。
   3市場の合算売買高は105.7億株(前日114.1億株。過去20日平均は120.6億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比65円安の35545円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆144億円(前日5兆496億円)。
   5日連続で4兆円超。
   値上がり1299銘柄(前日551銘柄)。
   値下がり321銘柄(前日1058銘柄)。
   新高値235銘柄(前日190銘柄)。
   7日連続で3ケタ。
   新安値4銘柄(前日2銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは129.08(前日116.76)。
   東証グロース市場の騰落レシオは84.45(前日80.55)。
   NTレシオは14.22倍(前日14.26倍)。
   サイコロは9勝3敗で75.00%。

(4)上向きの25日線(33497円)からは△7.18%(前日△5.61%)。
   12日連続で上回った。
   上向きの75日線は32647円。
   22日連続で上回った。
   上向きの200日線(31768円)からは△13.01%(前日△12.14%)。
   197日連続で上回った
   上向きの5日線は34946円。
   5日連続で上回った。
   13週線は33301円。
   26週線は32734円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.164%(前日▲16.300%)。
   買い方▲3.683%(前日▲4.450%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.696%(前日▲9.752%)。
   買い方▲19.297%(前日▲19.297%)。

(6)空売り比率は36.3%(前日42.0%、2日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日9.5%)。
   8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは22.47(前日22.40)。
 
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.82倍(前日15.63倍)。
   5日連続で15倍台。
   EPSは2269円(前日2276円)。
   12月28日が2278円。
   225のPBRは1.40倍(前日1.38倍)。
   BPSは25644円(前日25780円)。
   BPSは18601円(前日18626円)。
   10年国債利回りは0.555%(前日0.585%)。

(8)プライム市場の単純平均は30円高の2951円(前日は2920円)。
   プライム市場の時価総額は897兆円(前日886兆円)。
   ドル建て日経平均は247.16(前日244.99)と5日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが34359円。
   プラス2σが35221円。
   プラス3σが36083円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが34572円。
   プラス2σが35842円。
   プラス3σが37113円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。
   そして「変化日」。
   週明けの大証夜間取引終値は日中比160円高の36160円。

今年の曜日別勝敗(1月15日まで)

月曜1勝0敗
火曜1勝0敗
水曜1勝0敗
木曜1勝1敗
金曜2勝0敗
(櫻井)。