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2023.12.12 櫻井 英明

ドンと行け

日々、マーケットと株価の値動きに接していると、どうしても目移りがするもの。
「あれが上がった、これが儲かりそうだ」。
これは古い時代の証券会社の営業マンの発想で言ってみれば「横投資の発想」。
しかしポートフオリオは「おもちゃ箱」ではありません。
一つの銘柄を信じて持つことの方が、結局は儲かる可能性は高いような気がします。
「買ったら忘れる」という投資も必要。
株価を目にするから、不安も増大し移り気になるもの。
そうではなくて「私の銘柄はいつか市場の星になる」。
「思い込んだから試練の道を行くが投資家のド根性」。
血や汗など流す必要はありません。
必要なのは知と智。
そして「ドンと行け」。
それこそ「市場の星」です。
野球部員だって練習中に水を飲む時代。
「縦投資」や「忘れん坊投資」だってあっていいでしょう。

地理と歴史から必然の未来像が見えてくることがあります。
本社の所在地、沿革などはあまり顧みらませんが、江戸時代→明治→そして大正昭和にわたって成長してきた企業。
歴史の中に未来があると感じることが結構あります。
株式市場は1949年で分断されていますが、企業はその間も活動し、脈々を機会を見つけて成長を継続。
今では「紙」や「印刷」などは昔の産業と化していますがそれらの企業が時代の最先端だった時代は長い時間。
鉄道だって明治日本の大成長の原動力でした。
現在の企業の姿が必然の結果ということも十分のあり得るでしょう。
そういう「日本産業史」みたいなことを考えることもきっと投資の役に立つはず。
政治経済も話題としては必要でしょうが地理歴史も重要です。

以下は今朝の場況。

「フィラデルフィア半導体指数は3.4%高」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
「雇用統計を受け、景気懸念が後退した」との解釈。
NYダウは2022年1月以来の高値水準。
ナスダッケ総合は22年4月以来の高値水準。
S&P500は22年3月以来の高値水準。
半導体株が上昇。
フィラデルフィア半導体指数は3.4%高。
2022年1月5日以来の高値。
ブロードコムが8.99%高。
医療保険大手シグナは16.68%の大幅高。
ナイキは2.33%上昇。
百貨店大手メーシーズが19.44%の大幅高。
12─13日のFOMCでは政策金利を据え置く予想。
利下げ開始時期が焦点との見方。
来年3月に少なくとも0.25%の利下げが実施される確率は43%前後。
5月の確率は75%程度。
11月のNY連銀消費者調査で1年先のインフレ期待は3.4%と前月の3.6%から低下。
2021年4月以来の低水準。
3年先のインフレ期待は3%、
5年先のインフレ期待は2.7%。
共に前月から変わらなかった。
消費者はガソリン代と家賃の上昇率が縮小すると予想。
12日に発表予定のCPI待ちで債券は動意薄。
市場予測は前年同月比3.1%上昇。
10月の3.2%から伸びが鈍化する見通し。
10年国債利回りは4.237%。
5年国債利回りは4.246%。
2年国債利回りは4.710%。
ドル円は146円台前半。
WTI原油先物1月物は前日比0.09ドル(0.13%)高の1バレル=71.32ドル。
ビッドコインは7%超の急落で40542ドル。
SKEW指数は130.84→134.10→140.90。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は67→68。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは157ドル(0.43%)高の36404ドルと3日続伸。
高値36416ドル、安値36231ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは147.84%(前日147.84%)。
NASDAQは28ポイント(0.20%)高の14432ポイントと3日続伸。
高値14436ポイント、安値14324ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは107.44%(前日113.18%)。
S&P500は18ポイント(0.39%)高の4622ポイントと3日続伸。
高値4623ポイント、、安値4539ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは135.16%(前日136.24%)。
ダウ輸送株指数は187ポイント(1.23%)高の15398ポイントと反発。
SOX指数は128ポイント(3.40%)高の3902ポイントと3日続伸。
VIX指数は12.63(前日12.35)。
NYSE売買高は9.66株(前日9.30億株)。
3市場の合算売買高は113.2億株(前日は110億株、過去20日平均は108.9億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。
ドル建ては大証日中比395円高の33115円。
ドル円は146.16円。
一時146.58円まで円安トレンドとなった。
7日に対ドルで141.6円まで上昇していた。
10年国債利回りは4.237%。
2年国債利回りは4.710%。

「ようやく12月SQ値は幻脱却へ」

週明けの日経平均は寄り付き358円高。
終値は483円(△1.50%)高の32791円と3日ぶりに反発。
メジャーSQ値32639円の「幻」はザラ場で脱したが終値で2敗。
455円安→670円高→587円安→550円安→483円高の5日間。
もっとも過去2日の合計下落幅1138円に対して終値で483円高。
高値32933円と一時上昇幅は600円を超えた。
安値32650円。
8日は32814円→32604円にマド。
11日は32604円→32650円にマド。
日足は3日ぶりに陽線。
TOPIXは34.08ポイント(△1.47%)高の2358ポイントと3日ぶりに反発。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
プライム市場指数は17.54ポイント(△1.47%)高の1213.53と3日ぶりに反発。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は2.37ポイント(△0.35%)高の677.24と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は▲2.13%(前日▲2.27%)。
プライム市場の売買代金は3兆4572億円(前日4兆8398億円)。
値上がり1416銘柄(前日230銘柄)。
値下がり212銘柄(前日1408銘柄)。
新高値73銘柄(前日36銘柄)。
新安値38銘柄(前日83銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103.50(前日98.29)。
東証グロース市場の騰落レシオは78.29(前日82.28)。
NTレシオは13.90倍(前日13.90倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(33059円)からは▲0.81%(前日▲2.18%)。
4日連続で下回った。
上向きの75日線は32384円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(31139円)からは△5.30%(前日△3.84%)。
176日連続で上回った
下向きの5日線は32835円。
3日連続で下回った。
13週線は32313円。
2日ぶりに上回った。
26週線は32403円。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.221%(前日▲15.293%)。
買い方▲8.397%(前日▲9.523%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.73%(前日▲8.399%)。
買い方▲24.865%(前日▲25.146%)。
空売り比率は40.1%(前日47.8%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日12.0%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは18.21(前日19.72)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.69倍(前日14.48倍)。
26日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.05倍。
EPSは2232円(前日2231円、直近ボトムは9月28日2056円)。
ピークは11月29日の2260円。
225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
BPSは25224円(前日25240円)。
日経平均の予想益回りは6.81%。
予想配当り利回りは2.00%。
10年国債利回りは0.775%(前日0.770%)。
プライム市場の予想PERは14.69倍。
前期基準では16.05倍。
PBRは1.27倍。
プライム市場の予想益回りは6.66%。
配当利回り加重平均は2.27%。
プライム市場の単純平均は38円高の2820円(前日は2782円)。
プライム市場の売買単価は2222円(前日2361円)。
プライム市場の時価総額は841兆円(前日829兆円)。
ドル建て日経平均は225.20(前日224.39)と続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。
高値33050円、安値32460円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比330円高の33050円。
気学では「吹き値売り方針の日。初め高くても後安し」。
水曜は「下寄り買い。上寄り売り」。
木曜は「戻り売りの日」。
金曜は「後場高の日。前場安ければ買い狙い良し」。
ボリンジャーのプラス1σが33515円。
プラス2σが33971円。
マイナス1σが32608円。
マイナス2σが32147円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33183円。
プラス2σが34052円。
マイナス1σが31444円。
マイナス2σが30575円。
メジャーSQ値は32639円。
火曜から水星逆行開始(→1月2日)。

《今日のポイント12月12日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
   10年国債利回りは4.237%。
   5年国債利回りは4.246%。
   2年国債利回りは4.710%。
   ドル円は146円台前半。
   SKEW指数は130.84→134.10→140.90。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は67→68。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は187ポイント(1.23%)高の15398ポイントと反発。
   SOX指数は128ポイント(3.40%)高の3902ポイントと3日続伸。
   VIX指数は12.63(前日12.35)。
   NYSE売買高は9.66株(前日9.30億株)。
   3市場の合算売買高は113.2億株(前日は110億株、過去20日平均は108.9億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比325円高の33045円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆4572億円(前日4兆8398億円)。
   値上がり1416銘柄(前日230銘柄)。
   値下がり212銘柄(前日1408銘柄)。
   新高値73銘柄(前日36銘柄)。
   新安値38銘柄(前日83銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは103.50(前日98.29)。
   東証グロース市場の騰落レシオは78.29(前日82.28)。
   NTレシオは13.90倍(前日13.90倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)上向きの25日線(33059円)からは▲0.81%(前日▲2.18%)。
   4日連続で下回った。
   上向きの75日線は32384円。
   2日連続で下回った。
   上向きの200日線(31139円)からは△5.30%(前日△3.84%)。
   176日連続で上回った
   下向きの5日線は32835円。
   3日連続で下回った。
   13週線は32313円。
   2日ぶりに上回った。
   26週線は32403円。
   2日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.221%(前日▲15.293%)。
   買い方▲8.397%(前日▲9.523%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.73%(前日▲8.399%)。
   買い方▲24.865%(前日▲25.146%)。

(6)空売り比率は40.1%(前日47.8%、3日連続で40%超)。
   10月30日が54.3%。
   22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
   23年3月10日52.7%。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.3%(前日12.0%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは18.21(前日19.72)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.69倍(前日14.48倍)。
   26日連続で14倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では16.05倍。
   EPSは2232円(前日2231円、直近ボトムは9月28日2056円)。
   ピークは11月29日の2260円。
   225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
   BPSは25224円(前日25240円)。
   日経平均の予想益回りは6.81%。
   予想配当り利回りは2.00%。
   10年国債利回りは0.775%(前日0.770%)。

(8)プライム市場の単純平均は38円高の2820円(前日は2782円)。
   プライム市場の売買単価は2222円(前日2361円)。
   プライム市場の時価総額は841兆円(前日829兆円)。
   ドル建て日経平均は225.20(前日224.39)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33515円。
   プラス2σが33971円。
   マイナス1σが32608円。
   マイナス2σが32147円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33183円。
   プラス2σが34052円。
   マイナス1σが31444円。
   マイナス2σが30575円。
   メジャーSQ値は32639円。
   火曜から水星逆行開始(→1月2日)。

今年の曜日別勝敗(12月11日まで)

月曜27勝18敗
火曜33勝15敗
水曜25勝22敗
木曜24勝22敗
金曜25勝22敗
(櫻井)。