Blog
ブログ
2023.11.21 櫻井 英明
鮭のように遡上中
「33年ぶり」ばかりが露出してきました。
昨日も「33年ぶり」でザラ場高値が33853円。
いずれにしても株価はバブル高値まで「33年」を反復するしかありません。
理由は簡単です。
過去最高値は38915円(89年12月29日大納会)。
その後90年1月高値が38712円(90年1月4日大発会)。
90年2月高値が37666円(90年2月6日)
90年3月高値が34057円(90年3月2日)。
戻り高値を遡上している以上、ここが完璧な節目。
34057円の先は37666円。
生きている間には絶対に見ることはできないと思っていた光景に遭遇できることになります。
そうすると「夢をかなえるために一番必要なのは長生き」とでも言えそうです。
16日(木)日経朝刊「大機小機」が興味深いものでした。
題名は「中計を捨てて町に出よう」。
日本が中計大国になったことを嘆き未来を心配していました。
「トップのビジョンを聞きたいのが海外投資家。
中計数字の説明には関心が薄い。
3−5年と言う計画は中途半端で結局、数字は信ぴょう性を欠く。
急激に変わる事業環境にあって、チェックすべきは1年ごとの到達度だ。
むしろ10年先、どんな山の頂目指す企業なのか。
そのための資本の配分、設備投資や人の戦略配置を知りたい」。
そして・・・。
「答えは積み上げた書類の中にない。
最前線の顧客を肌で知り、世界のスピードに敏感でなければならない。
そしてどの山を登るかというビジョンが要る」。
まさにその通り。
どんな企業でも未来は学問の中ではなく現場に隠れています。
ここを見ずしては明日でさえ見えなくなってくるに違いありません。
この原理原則は企業経営だけではないでしょう。
相場予測だって銘柄分析だって数字の中に真実がある訳ではありません。
やはり現場が最良の指針であることは間違いないでしょう。
だから・・・。
米経済指標や為替動向に頭を巡らせてレトリックを凝らしても。
あるいはデータの分析に時間をひねくり回しても、当たり屋にはなれないのだと思います。
因みに・・・。
16日(木)日経1面の見出しは「上場企業1020社今期。値上げ・円安で企業収益上振れ13%増」。
今期純利益は前期比13%増の43兆4397億円。
上方修正が相次ぎ9月時点の6%増から上振れました。
売上高純利益率は6%。
リーマンショック後で2番目の高さ。
製造業の純利益は14%増の21兆2353億円。
非製造業の純利益は13%増の22兆2044億円。
この数字の背景の現場の動向を嗅ぎ取ることが大切になります。
以下は今朝の場況。
↓
「NYでは感謝祭前後は強いというアノマリー」
「大幅続伸」
週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
NYダウは0.58%高の35151ドルと8月中旬以来の高値水準を回復。
NASDAQは1%超上昇し7月31日以来の高値。
S&P総合500種は8月1日以来の高値。
マイクロソフトが午後に上昇幅を拡大。
ボーイングは5%上昇。
半導体のエヌビディアは上場来高値を更新。
インテルやセールスフォース、ベライゾン・コミュニケーションズも上昇。
一方キャタピラー、ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが下落。
CB景気先行指数は0.8%低下。
低下は19カ月連続。
市場予想は0.7%低下だった。
10年国債利回りは4.425%。
5年国債利回りは4.445%。
2年国債利回りは4.919%。
ドル円は148円台前半。
WTI原油先物は前日比1.71%ドル(2.3%)高の77.60ドル。
SKEW指数は154.45→146.88→143.78。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は58→62。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
週明けのNYダウは203ドル(0.58%)高の35151ドルと続伸。
高値35227ドル、安値34907ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは119.35%(前日122.62%)。
NASDAQは159ポイント(1.13%)高の14284ポイントと5日続伸。
高値14309ポイント、安値14134ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは97.04%(前日97.54)。
S&P500は33ポイント(0.74%)高の4547ポイントと5日続伸。
高値4557ポイント、安値4510ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは108.47%(前日112.58%)。
ダウ輸送株指数は49ポイント(0.33)高の14982ポイントと続伸。
SOX指数は57ポイント(1.52%)高の3805ポイントと5日続伸。
VIX指数は13.41(前日13.80)。
10月11日が16.09、9月14日が12.82。
NYSE売買高は9.12億株(前日10.26億株)。
3市場の合算売買高は101億株(前日は100.5億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の33380円。
ドル建ては大証日中比70円高の33390円。
ドル円は148.36円。
10年国債利回りは4.425%。
2年国債利回りは4.919%。
「プラス2σ(33811円)で上値が抑えられた」
週明けの日経平均は寄り付き26円安。
終値は197円(▲0.59%)安の33388円と反落。
高値33853円、安値33352円。
一時268円超上昇した。
ザラ場高値33853円は7月3日の年初来高値(33573円)を上回った。
1990年3月以来33年8カ月ぶりの高値水準。
11月の上昇幅は前週末時点で2700円程度。
「目先の達成感から年初来高値を上回ったタイミングで売りを出す投資家も多かった」との見方。
後場の下落幅は一時200円を超えた。
「11月下旬→12月上旬は中間配当の再投資による買いに期待」という声もある。
SQ値32454円に対して7勝。
日足は4日ぶりに陰線。
32836円→33096円にマド。
TOPIXは18.45ポイント(▲0.77%)安の2372ポイントと反落。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30は6日ぶりに反落。
プライム市場指数は9.49ポイント(▲0.77%)安の1221.12と反落。
東証スタンダード指数は続伸。
東証グロース250指数は3.23ポイント(△0.47%)高の694.37と反発。
25日移動平均からの乖離は△6.28%(前日6.33%)。
プライム市場の売買代金は3兆6754億円(前日3兆7492億円)。
値上がり521銘柄(前日1370銘柄)。
値下がり1110銘柄(前日262銘柄)。
新高値94銘柄(前日66銘柄)。
新安値11銘柄(前日31銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103,14(前日98.17)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.67(前日81,50)。
NTレシオは14.07倍(前日14.05倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(32000円)からは△4.33%(前日△5.09%)。
13日連続で上回った。
横這いの75日線は32171円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(30742円)からは△9.35%(前日△9.35%)。
162日連続で上回った。
上向いた5日線は33322円。
5日連続で上回った。
25日線を上回ってゴールデンクロス11日目。
13週線は32320円。
11日連続で上回った。
26週線は32354円。
11日連続で上回った。
13週線が26週線を下抜いてデッドクロス8日目。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.363%(前日▲14.749%)。
買い方▲7.475%(前日▲7.583%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.133%(前日▲8.97%)。
買い方▲20.841%(前日▲22.585%)。
空売り比率は43.6%(前日39.8%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.5%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは18.58(前日18.28)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.98倍)。
12日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.21倍。
EPSは2251円(前日2242円、直近ボトムは9月28日2056円)。
11月15日は2257円で過去最高水準。
225のPBRは1.31倍(前日1.33倍)。
BPSは25487円(前日25252円)。
日経平均の予想益回りは6.74%。
予想配当り利回りは1.96%。
10年国債利回りは0.740%(前日0.750%)。
プライム市場の予想PERは15.10倍。
前期基準では16.59倍。
PBRは1.28倍。
プライム市場の予想益回りは6.61%。
配当利回り加重平均は2.24%。
プライム市場の単純平均は17円安の2807円(前日は2825円)。
プライム市場の売買単価は2573円(前日2621円)。
プライム市場の時価総額は847兆円(前日854兆円)。
ドル建て日経平均は223.95(前日223.02)と続伸。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の33380円。
高値33490円、安値33190円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比60円高の33380円。
気学で「変化を起こす重要日」。
水曜は「人気の反対に動く日。逆張り良し」。
金曜は「吹き値売り方針の日。前場高くても後場安し」。
ボリンジャーのプラス1σが32906円。
プラス2σが33811円。
前日はココで上値が抑えられた。
プラス3σが34716円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33175円。
プラス2σが34031円。
プラス3σが34886円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。
いずれも埋めた。
日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
7月3日の年初来高値は33753円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
水曜が「リーマンショック以降株高の日、11月最強の日」。
《今日のポイント11月21日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
NYダウは0.58%高の35151ドルと8月中旬以来の高値水準を回復。
NASDAQは1%超上昇し7月31日以来の高値。
S&P総合500種は8月1日以来の高値。
10年国債利回りは4.425%。
5年国債利回りは4.445%。
2年国債利回りは4.919%。
ドル円は148円台前半。
SKEW指数は154.45→146.88→143.78。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は58→62。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は49ポイント(0.33)高の14982ポイントと続伸。
SOX指数は57ポイント(1.52%)高の3805ポイントと5日続伸。
VIX指数は13.41(前日13.80)。
10月11日が16.09、9月14日が12.82。
NYSE売買高は9.12億株(前日10.26億株)。
3市場の合算売買高は101億株(前日は100.5億株、過去20日平均は110億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の33380円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆6754億円(前日3兆7492億円)。
値上がり521銘柄(前日1370銘柄)。
値下がり1110銘柄(前日262銘柄)。
新高値94銘柄(前日66銘柄)。
新安値11銘柄(前日31銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは103,14(前日98.17)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.67(前日81,50)。
NTレシオは14.07倍(前日14.05倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(32000円)からは△4.33%(前日△5.09%)。
13日連続で上回った。
横這いの75日線は32171円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(30742円)からは△9.35%(前日△9.35%)。
162日連続で上回った。
上向いた5日線は33322円。
5日連続で上回った。
25日線を上回ってゴールデンクロス11日目。
13週線は32320円。
11日連続で上回った。
26週線は32354円。
11日連続で上回った。
13週線が26週線を下抜いてデッドクロス8日目。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.363%(前日▲14.749%)。
買い方▲7.475%(前日▲7.583%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.133%(前日▲8.97%)。
買い方▲20.841%(前日▲22.585%)。
(6)空売り比率は43.6%(前日39.8%、2日ぶりに40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.4%(前日7.5%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは18.58(前日18.28)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.98倍)。
12日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.21倍。
EPSは2251円(前日2242円、直近ボトムは9月28日2056円)。
11月15日は2257円で過去最高水準。
225のPBRは1.31倍(前日1.33倍)。
BPSは25487円(前日25252円)。
日経平均の予想益回りは6.74%。
予想配当り利回りは1.96%。
10年国債利回りは0.740%(前日0.750%)。
(8)プライム市場の単純平均は17円安の2807円(前日は2825円)。
プライム市場の時価総額は847兆円(前日854兆円)。
ドル建て日経平均は223.95(前日223.02)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが32906円。
プラス2σが33811円。
前日はココで上値が抑えられた。
プラス3σが34716円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33175円。
プラス2σが34031円。
プラス3σが34886円。
9月配当落ちを埋める基準は日経平均で32371円。
TOPIXで2379ポイント。
いずれも埋めた。
日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
7月3日の年初来高値は33753円。
アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日」。
水曜が「リーマンショック以降株高の日、11月最強の日」。
今年の曜日別勝敗(11月20日まで)
↓
月曜26勝16敗
火曜33勝12敗
水曜22勝21敗
木曜23勝21敗
金曜24勝20敗
(櫻井)。