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2023.02.07 櫻井 英明
スーパーボウル
来週月曜は「スーパーボウルのアノマリー」の日。
AFCとNFCのチャンピオンが対決。
米国プロフットボールの年間王者を決める試合です。
過去50年で株価との相関性を計測すると・・・。
「NFCチームが勝った場合、80%の確率でその年のNY相場は上昇する」。
このところハズレていてあまり話題になってはいません。
因みにAFC王者はカンザスシティ・チーフス。
NFC王者はフィラデルフィア・イーグルス。
イーグルスへの応援が必要でしょうか。
アリゾナ・カーディナルスの本拠地ステートファーム・スタジアムで繰り広げられる今回の頂上決戦。
5年ぶりの第1シードチーム同士の激突。
チーフスは2年ぶり5回目の出場で
3年ぶり3回目の情理を目指す。
イーグルスは5年ぶり4回目の出場で2回目の頂点に挑みます。
にわかに登場してきた「N分N乗」という言葉。
こどもが多い家庭ほど所得税が低くなる仕組み。
簡単に言えば世帯の所得を家族の人数で割る格好です。
次に家族一人あたりの所得税を計算。
その税額に家族の人数をかける仕組み。
だから分と乗。
低税率の適用になるから税額は低くなります。
与野党揃って賛意を示し画期的税制と囃し立てている状況。
しかしもともとはフランスの税制で、しかも始まったのは1946年。
画期的もなにもありません。
批判を担保するために海外に範を求める姿勢でしょう。
もともと加工貿易で生きていた日本では創造というのは難しいのかも知れません。
ものつくりでも金融でもなんでもかんでも黒船好み。
どこかで変身は必要です。
変身といえばアメリカの対日姿勢が変化してきました。
繊維、自動車、半導体と、日米安全保障とは裏腹に日米経済戦争を続けてきた数十年。
日本が頭をもたげると必ずアメリカが牙をむいてきたのが歴史。
先日の日経朝刊でエマニュエル駐日大使が語っているのは「日米経済安保」。
半導体のサプライチエーンを確立するのが急務。
「日本企業の多くは半導体のエコシステムに不可欠なプレイヤーだ」。
製造でたたかれ円高を含めた金融でたたかれてきた歴史は封印された格好。
日米経済同盟は新たな日本の地位を見出し成長の糧に必ずなるはず。
だから株価の変動で一喜一憂なんていうのは逆に古い思想になってくるように思えてなりませんでした。
世界経済フォーラムがまとめた今年のダヴォス会議の総括。
「ダボス年次総会2023:都市と地域経済の未来」
↓
https://jp.weforum.org/agenda/2023/01/dabosu-2023-to-no-e7837964d7/
(1)今年の年次総会では、都市開発と地域経済の改善に向けた、都市主導の取り組みが紹介されました。
(2)自然とサーキュラリティーは、都市における気候変動対策の未来を握る鍵です。
(3)都市変革を推進するテクノロジーには、シェアード・ガバナンスが必要不可欠です。
ダボス・クロスタースで開催された、今年の世界経済フォーラムの年次総会には、
350人以上の政府代表と47人の国家元首を含む、約3000人のグローバルリーダーが集結しました。
★政府と企業、「より良い建築」のための計画を策定
★都市の気候変動対策の中心に、自然とサーキュラリティーを
★イノベーターと起業家が、都市生活の可能性を再定義
★都市変革を加速させるテクノロジー、優れたガバナンスが不可欠
★2023年のイベント予定
2月:ポルトガル・リスボン市長と米国・マイアミ・デイド市長による都市戦略対話
5月:ダボス・バウクルトゥール・アライアンス 第一回会合(イタリア・ベニス)
6月:グローバル・テクノロジー・サミット(米国・サンフランシスコ)
10月:アーバン・トランスフォーメーション・サミット(米国・デトロイト)
11月:スマートシティエキスポ世界会議(スペイン・バルセロナ)
以下は今朝の場況。
↓
「利下げ期待後退、足元景気好感」
「続落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
労働市場の需給逼迫を背景にFRBによる早期の利上げ停止や年後半の利下げ転換の観測が後退。
一方で景気の強さに着目した買いが相場を支えた格好。
長期金利が3.6%台に上昇(前週末終値は3.52%)。
相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株が軟調。
もっとも、売り一巡後は下げ渋り。
キャタピラーやハネウェルなど景気敏感株の一角が上昇。
一方のアルファベットやアマゾンが下落。
米国で一部車種を値上げしたと伝わった電気自動車のテスラは上昇。
2年国債と10年国債の逆イールドは0.82%。
10年国債利回りは3.631%。
一時3.644%と1月6日以来の高水準。
2年国債利回りは4.452%。
一時4.468%と1月6日以来の高水準を付けた。
ドル円は132円台後半。
WTI原油先物3月限は前日比0.72ドル(0.98%)高の1バレル=74.11ドル。
ビットコインはほぼ変わらずの2万3015ドル。
SKEW指数は122.19→123.88→123.08→123.01。
恐怖と欲望指数は76→75。
過去1年の最高水準の強気継続。
(昨年4月11日の4が底値。11月30日の70が高値)。
週明けのNYダウは34ドル(0.10%)安の33981ドルと3日続落。
高値33962ドル、安値33683ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは128.98%(前日141.28%)
NASDAQは119ポイント(1.00%)安の11887ポイントと続落。
高値11973ポイント、安値11843ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは131.81(前日142.48)。
S&P500は25ポイント(0.61%)安の4111ポ゚イントと続落。
高値4124ポイント、安値4093ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは138.13%(前日152.24%)。
ダウ輸送株指数は153ポイント(0.99%)安の15364ポイントと続落。
SOX指数は52ポイント(1.70%)安の3029ポイントと続落。
VIX指数は19.43と上昇。
3市場合算出来高は111.7億株(前日128億株、直近20日平均は118.58億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中5円高の27685円。
ドル建ては大証日中比25円高の27705円。
ドル円は132.63円。
10年国債利回りは3.631%。
2年国債利回りは4.452%。
S&P500採用銘柄の約半分が前週末までに第4四半期決算を発表。
このうち70%の企業が市場予想を上回る一株利益(EPS)を発表した。
ただ過去5年平均の77%、10年平均の73%を下回っている。
S&P500の第4四半期のEPSは発表済みの企業実績、未発表企業の予想を合算した場合、3日時点で前年同期比5.3%減。
1月27日時点(5.1%減)や前年末時点(3.3%減)よりも減益率が拡大。
情報技術や通信サービス、金融のセクターを中心にネガティブな業績発表が相次いでいるため。
予想通りの結果となった場合は20年第3四半期以来の減益になる見通し。
「4日続伸」
週明けの日経平均は寄り付き255円高。
終値は184円(△0.67%)高の27693円と4日続伸。
日足は2日連続で陰線。
空いた窓は27612円-27656円。
TOPIXは8.96ポイント(△0.45%)高の1979ポイントと続伸。
プライム市場指数は4.58ポイント高の1018.50と続伸。
10日連続で1000ポイント台。
東証マザーズ指数は7.38ポイント(▲0.94%)安の776.37と続落。
プライム市場の売買代金は3兆175億円(前日は3兆2175億円)。
値上がり1223銘柄(前日608銘柄)。
値下がり540銘柄(前日1139銘柄)。
新高値36銘柄(前日28銘柄)。
新安値8銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは118.24(前日114.17)。
NTレシオは13.99倍(前日13.96倍)。
32日連続で13倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
上向きの25日線(26706円)からは△3.70%(前日△3.22%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は27256円。
10日連続で上回った。
上向きの200日線(27232円)からは△1.69%(前日△1.04%)。
10日連続で上回った。
上向きの5日線は27455円。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.976%(前日▲10.928%)
買い方▲7.529%(前日▲7.634%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.038%(前日▲8.909%)。
買い方▲22.956% (前日▲22.613%)。
空売り比率は44.0%(前日45.4%。34日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.0%(前日9.1%)。
16日連続で10%割れ。
日経VIは16.58(前日16.29)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.84倍(前日12.78倍)。
前期基準では13.58倍。
EPSは2156円(前日2152円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.16倍(前日1.14倍)。
BPSは23873円(前日23921円)。
10年国債利回りは0.490%(前日0.480%)。
日経平均の予想益回りは7.79%。
予想配当り利回りは2.29%。
プライム市場の予想PERは13.66倍。
前期基準では14.32倍。
PBRは1.16倍。
プライム市場の予想益回りは7.31%。
配当り利回り加重平均は2.53%。
プライム市場の単純平均は8円高の2460円。
プライム市場の売買単価は2293円(前日2418円)。
プライム市場の時価総額は714兆円(前日710兆円)。
ドル建て日経平均は210.20(前日213.91)と4日ぶり反落。
19日連続で200ドル台。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比5円高の27685円。
高値27835円、安値27525円。
大証先物夜間取引終値は日中比変わたずの27680円。
気学では「戻り売り方針の日。高値を見せても翌日弱し」。
水曜は「高きは見送り。翌日買うべし」。
木曜は「一方に偏して動く。足取りにつくべし」。
金曜は「初め安いと後引き返す日。突っ込み買い良し」。
ボリンジャーのプラス1σが27345円。
プラス2σが27984円。
プラス3σが28624円。
アノマリー的には「変化日」。
《今日のポイント2月7日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは3.631%。
2年国債利回りは4.452%。
ドル円は132円台後半。
SKEW指数は122.19→123.88→123.08→123.01。
恐怖と欲望指数は76→75。
過去1年の最高水準の強気継続。
(昨年4月11日の4が底値。11月30日の70が高値)。
(2)ダウ輸送株指数は153ポイント(0.99%)安の15364ポイントと続落。
SOX指数は52ポイント(1.70%)安の3029ポイントと続落。
VIX指数は19.43と上昇。
3市場合算出来高は111.7億株(前日128億株、直近20日平均は118.58億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中5円高の27685円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆175億円(前日は3兆2175億円)。
値上がり1223銘柄(前日608銘柄)。
値下がり540銘柄(前日1139銘柄)。
新高値36銘柄(前日28銘柄)。
新安値8銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは118.24(前日114.17)。
NTレシオは13.99倍(前日13.96倍)。
32日連続で13倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向きの25日線(26706円)からは△3.70%(前日△3.22%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は27256円。
10日連続で上回った。
上向きの200日線(27232円)からは△1.69%(前日△1.04%)。
10日連続で上回った。
上向きの5日線は27455円。
3日連続で上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.976%(前日▲10.928%)
買い方▲7.529%(前日▲7.634%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.038%(前日▲8.909%)。
買い方▲22.956% (前日▲22.613%)。
(6)空売り比率は44.0%(前日45.4%。34日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.0%(前日9.1%)。
16日連続で10%割れ。
日経VIは16.58(前日16.29)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.84倍(前日12.78倍)。
EPSは2156円(前日2152円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.16倍(前日1.14倍)。
BPSは23873円(前日23921円)。
10年国債利回りは0.490%(前日0.480%)。
(8)プライム市場の単純平均は8円高の2460円。
プライム市場の時価総額は714兆円(前日710兆円)。
ドル建て日経平均は210.20(前日213.91)と4日ぶり反落。
19日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが27345円。
プラス2σが27984円。
プラス3σが28624円。
アノマリー的には「変化日」。
今年の曜日別勝敗(2月6日まで)
↓
月曜3勝1敗
火曜3勝1敗
水曜4勝1敗
木曜3勝2敗
金曜4勝1敗
(櫻井)。