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2022.02.22 櫻井 英明
スーパー猫の日
理由づけに翻弄する市場。
「空売り比率が高い。
外国人が買わなければ株は上がらない。
200日線が下向き。
などなど」。
それは結局詭弁のようなもの。
空売り比率が低下して200日線が上向いて外国人が日本株を買えば上がるのは自明。
自明を理由にして株安を説明したところで何の役に立つのでしょうか。
必要なのは、どうすればこれらのファクターがなくなるのかという理由。
米金利、ウクライナ、あるいはコロナ?。
業績なのか、経済対策なのか、需給なのか。
過去から導いた勝手な推論では何の解決にもなりません。
どうするべきなのかが課題。
それでも市場は過去からの類推をありがたがるから不思議な場所。
因みに・・・。
「正しい投資法」とネットで探してみました。
結論は広告ばかり。
欲しいものは何も見つかりませんでした。
詭弁と修辞だけが市場分析だとしたら、悲しいもの。
北京五輪のスキー競技を見ていて気が付いたのは解説者の視点の違い。
終始ネガな視点で「あそこが失敗。ここが失敗」との指摘。
これは見たり聞いたりする方が嫌になります。
解説者よりも現役のプレイヤーの方が技術は上。
それでも「あれがダメ。これがダメ。あそこはこうしないと」。
プレイヤー本人が一番よくわかっている傷に塩を塗るようなもの。
あれを聞いたら本人は腐ってしまいそうでした。
一方で別のメダリストの解説は優しいしポジティブ。
ここが良い。あそこが良い。良かった。頑張った、もっとうまくなる」。
こう言われるとプレイヤーはさらに頑張るでしょう。
株の解説だって似たようなものかも知れません。
「オオカミが来る」よりも「あそこに楽天地がある」の方がずっと心地よく響くもの。
「雪が降る」。
と言われて振らなければそれも良しですが、免罪符のような降雪予報ばかり聞かされると信頼感は薄くなります。
やはるネガよりはポジに軍配が上がるようです。
相場は・・・。
仮説→実証→検証→仮説構築の世界。
5日移動平均線=感情線
25日移動平均線=人気線
75日移動平均線=需給線
200日移動平均線=景気線
★株価=材料×心理感応度
★相場=虚飾を廃して本質を求める世界
伊藤忠テクノの興味深い動き。
2月からインターネット上の仮想空間「メタバース」内で生産ラインを構築するシステムの提供を開始。
建設前のラインでの生産量を確認することが可能。
実際のライン構築に必要な調整コストや時間削減出来るそうです。
メタが少し理解できた気がしました。
以下は今朝の場況。
↓
「休場ながら先物安」
週明けのNY株式市場は休場。
週末の主要3指数は続落。
「週明けはプレジデンツデーの休場。
ウクライナ情勢の緊迫化などを背景にリスク資産への売りが強まった」との解釈。
アップル、アマゾン、マイクロソフトなど高グロース株が下落。
「オプション取引の満期日でボラティリティーが高まった可能性」も指摘される。
週間で主要3株価指数は2週連続下落。
S&P500は1.6%、NYダウは1.9%、NASDAQ総合は1.8%下落。
コンファレンス・ボード(CB)景気先行指数は前月比0.3%低下。
低下は2021年2月以来初めて。
市場予想の0.2%上昇に反して低下した。
10年国債利回りは1.926%。
2年国債利回りは1.469%。
ドル円は115円水準。
WTI原油3月物は0.69ドル(0.7 5%)安の1バレル=91.07ドル。
4月物は0.17ドル高の90.21ドル
ビットコインは1.3%安の4万0025ドル
SKEW指数は129.76→132.7→131.31→128.36。
恐怖と欲望指数は38→38。
週末のNYダウは232ドル(0.68%)安の34709ドルと3日続落。
高値34423ドル、安値33976ドル。
NASDAQは168ポイント(1.23%)安の13548ポイントと3日続落。
高値13762ポイント、安値13465ポイント。
S&P500は31ポイント(0.72%)安の4348ポイントと続落。
高値43394ポイント、安値4327ポイント。
ダウ輸送株指数は28ポイント(0.19%)安の14970ポイントと続落。
SOX指数は1.12%安の3384ポイントと続落。
VIX指数は27.75と低下。
3市場の売買高は113億株(過去20日平均は123億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円安の26845円。
ドル建ては大証日中比225円安の26865円。
ドル円は115.00円。
10年国債利回りは1.926%。
2年国債利回りは1.469%。
米国市場は「プレジデントデー」で休場。
GLOBEXの時間外取引でCME日経先物は時間を短縮して取引が行われた(清算値は算出されない)。
米ロ首脳会談が開催される見通しの中で当初は落ち着いた展開。
Eダウ先物ミニNYダウは一時340ドル超上昇し34349ドルまであった。
NBCニュースが「ロシアがウクライナ侵略後に殺害するか拘束するウクライナ人のリストをまとめた信頼できる情報がある」と報道。
欧州の主要指数が下落。
ロシアのRTS指数が一時17%超下落(終値ベースは▲13.21%)。
2020年11月6日以来1年3か月ぶりの安値水準となった。
プーチン大統領がテレビ演説で「親ロシア派が支配するウクライナ東部のドネツク、ルハンスク両州の独立を承認する意向」。
これを受けてCME日経先物の最終約定値は大証日中終値比345円安の26595円。
大証夜間取引は同420円安の26520円。
一時は26490円まで下落した。
一方で「バイデン政権が米国の金融機関がロシアの大手銀行との取引を禁止することを含む、ロシアに対する最初の制裁パッケージを準備した」との報道。
米ロ首脳会談の開催で原則合意の報道もあり右往左往。
「ボリンジャーのマイナス2σが26526円」
週明けの日経平均は寄り付き351円安。
一時570円超安があって終値は211円(▲0.78)安の26910円と3日続落。
日足は2日連続で陽線。
TOPIXは0.71%安と3日続落。
東証マザーズ指数は2.80%安と3日続落。
連日の昨年来安値更新で700ポイント割れ。
日経ジャスダック平均は0.67%安と3日続落。
東証1部の売買代金は2兆3068億円(前日2兆8069億円)。
値上がり621銘柄(前日916銘柄)。
値下がり1466銘柄(前日1166銘柄)。
新高値11銘柄(前日17銘柄)。
新安値99銘柄(前日91銘柄)。
騰落レシオは98.17(前日97.24)。
NTレシオは14.08倍(前日14.09倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(27309円)からは▲1.46%(前日▲0.86%)。
6日連続で下回った。
下向きの75日線は28355円。
6日連続で下回った。
横這いの200日線(28528円)からは▲5.67%(前日▲4.97%)。
28日連続で下回った。
下向きの5日線は27118円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.851%(前日▲11.436%)。
買い方▲13.491% (前日▲12.663%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.194%(前日△2.861%)。
買い方▲37.464% (前日▲36.567%)。
空売り比率は45.8%(前日44.7%、27日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日9.5%)。
日経VIは26.02(前日25.35)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.25倍(前日13.35倍)。
前期基準では16.87倍。
EPSは2031円(前日2031円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22425円(前日22414円)
日経平均の益回りは7.55%。
10年国債利回りは0.205%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.34倍。
前期基準では18.67倍。
PBRは1.21倍。
東証1部単純平均株価は16円安の2231円。
東証1部売買単価は2457円(前日2493円)。
東証1部時価総額は703兆円(前日708兆円)。
ドル建て日経平均は234.11(前日235.48)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の26845円。
高値27210円、安値26775円。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比345円安の26595円。
大証先物夜間取引終値は日中比420円安の26520円。
気学では「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
木曜は「不時の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。
金曜は「不時の高下を見せる日。押し目買い方針良し。
ボリンジャーのマイナス1σが27209円。
マイナス2σが26526円。
プラス1σは28574円。
プラス2σは29257円。
2022年2月22日は「ニャンが6つ重なり」で「スーパー猫の日」。
次は2222年とのこと。
明日の東京は休場。
《今日のポイント2月22日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は続落。
10年国債利回りは1.926%。
2年国債利回りは1.469%。
ドル円は115円水準。
SKEW指数は131.31→128.36。
恐怖と欲望指数は38→38。
(2)ダウ輸送株指数は28ポイント(0.19%)安の14970ポイントと続落。
SOX指数は1.12%安の3384ポイントと続落。
VIX指数は27.75と低下。
3市場の売買高は113億株(過去20日平均は123億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の26845円。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比345円安の26595円。
大証先物夜間取引終値は日中比420円安の26520円。
(3)東証1部の売買代金は2兆3068億円(前日2兆8069億円)。
新高値11銘柄(前日17銘柄)。
新安値99銘柄(前日91銘柄)。
騰落レシオは98.17(前日97.24)。
NTレシオは14.08倍(前日14.09倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)下向きの25日線(27309円)からは▲1.46%(前日▲0.86%)。
6日連続で下回った。
下向きの75日線は28355円。
6日連続で下回った。
横這いの200日線(28528円)からは▲5.67%(前日▲4.97%)。
28日連続で下回った。
下向きの5日線は27118円。
3日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.851%(前日▲11.436%)。
買い方▲13.491% (前日▲12.663%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.194%(前日△2.861%)。
買い方▲37.464% (前日▲36.567%)。
(6)空売り比率は45.8%(前日44.7%、27日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.4%(前日9.5%)。
日経VIは26.02(前日25.35)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.25倍(前日13.35倍)。
EPSは2031円(前日2031円)。
BPSは22425円(前日22414円)
日経平均の益回りは7.55%。
10年国債利回りは0.205%。
(8)東証1部単純平均株価は16円安の2231円。
東証1部時価総額は703兆円(前日708兆円)。
ドル建て日経平均は234.11(前日235.48)。
(9)ボリンジャーのマイナス1σが27209円。
マイナス2σが26526円。
プラス1σは28574円。
プラス2σは29257円。
2022年2月22日は「ニャンが6つ重なり」で「スーパー猫の日」。
次は2222年とのこと。
明日の東京は休場。
今年の曜日別勝敗(2月21日まで)
↓
月曜3勝3敗
火曜3勝4敗
水曜5勝2敗
木曜2勝5敗
金曜2勝4敗
(櫻井)。