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2022.12.06 櫻井 英明

作業

投資は勉強ではなく、学問でもたぶんないでしょう。
必要なのは作業とあるいはトレーニングと言った方が良さそうです。
お題目ではなく実務こそが大切ということ。
どんな企業があって、どんな業務をしていて業績はどうなのか。
これはある意味調べる作業。
どんな株価でどんな指標でどんな推移なのか。
これも訓練の一環。
そして企業と接して仮説を証明する行為。
これはイールドワークにあたります。
野球やサッカーの選手が日々必ずボールに接するのと同じことが投資でも求められるということ。
しかしこれは決して学問ではありません。
作業とトレーニングです。

仮説→実証→検証。
優しく言い換えれば・・・。
計画─実行ー反省。
この繰り返しが市場ですし広い意味では学問でもあります。
問題は仮説の設定。
森羅万象を織り込むことは不可能。
一部をデフォルメして仮説を立てます。
全部ではないから間違うことも多いこと。
なぜか検証ばかりは流行しているのも事実。
大切なのは独自の仮説なのだが、市場はみんな「この指とまれ」の状態。
自ら考えようとする求道者の姿ではなく、他人を真似れば多数意見になるからそれで満足。
検証も他人がやってくれるから楽。
だからこそ「少数意見に真実がある」と思います。
「この指とまれ」では斬新にはなり得ないでしょう。

過去の実績値で見た「平均騰落率」の干支別。
トップは辰年の28.0%、子年(23.8%)、卯年(16.4%)、亥年(16,2%)。

来年のNHK大河ドラマは「どうする家康」。
家康ゆかりの地を見てみると・・・

岡崎本社
フタバ産業(7241)、CDS(2169)
豊橋本社
サーラ(2734)、物語コーポ(3097)、アーレスティ(5852)、武蔵精密(7220)
浜松本社

スズキ(7269)、ヤマハ(7951)、ASTI(6999)、浜松ホトニクス(7965)、ローランドGD(6789)など。

以下は今朝の場況。

「アノマリー的には変化日」

「ISM非製造業景況感が良すぎて下落」

週明けのNY株式市場で主要3指数は下落。
ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回って着地。
FRBの金融引き締めが長期化するとの懸念が拡大。
長期金利の上昇も警戒材料となった。
ウォール・ストリート・ジャーナルは「FOMCでは利上げ幅が縮小される。
しかし来年の政策金利見通しが9月から引き上げられる可能性がある」と報道。
長期金利は前週末終値の3.49%→一時3.%台に上昇した。
NYダウの下落幅は一時580ドルを超えた場面があった。
マイクロソフトなどハイテク株全般に売りもの優勢の展開。
セールスフォースが7%安。
NASDAQとS&P500は続落。
ISM非製造業総合指数(NMI)は56.5と予想外に上昇。
市場予想は53.3だった。
内訳の雇用も改善し、来年に景気後退が懸念される中でも米経済の基調的な勢いを示した。
10月の米製造業新規受注は前月比1.0%増。
市場予想の0.7%増を上回った。
「FF金利が7月の会合で4.95%でピークに達する」という見方。
10年国債利回りは3.582%。
2年国債利回りは4.395%。
ドル円は136円台後半。
WTI原油先物1月限は前日比3.05ドル(3.8%)安の1バレル=76.93ドル
SKEW指数は117.79→118.11→117.75。
恐怖と欲望指数は69→65。

週明けのNYダウは482ル(1.40%)安の32947ドルと反落。
高値34335ドル、安値33846ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオ(25日)は115.61。
NASDAQは2221ポイント(1.93%)安の11239ポイントと続落。
高値11425ポイント、安値11193ポイント。
サイコロは5勝7敗。
S&P500は72ポイント(1.79%)安の3998ポ゚イントと続落。
高値4052ポイント、安値3964ポイント。
サイコロは4勝8敗。
ダウ輸送株指数は72ポイント(3.26%)安の14048ポイントと3日続落。
SOX指数は33ポイント(1.20%)安の2738ポイントと3日続落。
VIX指数は20.75と上昇。
3市場合算出来高は107億8000万株(直近20日平均は110億4000万株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比155円安の27685円。
ドル建ては大証日中比160円安の27680円。
ドル円は136.74円。
10年国債利回りは3.582%。
2年国債利回りは4.395%。

「25日線が27863円」

週明けの日経平均は寄り付き25円安。
終値は42円(△0.15%)高の27820円と反発。
日足は3日ぶりに陽線。
木曜に空けたマドは27972円→28226円。
金曜に空けたマドは28226円→27983円。
TOPIXは6.08ポイント(▲0.31%)安の1947ポイントと続落。
プライム市場指数は3.15ポイント安の1002.31と続落。
東証マザーズ指数は12.00ポイント(▲1.50%)安の786.98と続落。
プライム市場の売買代金は2兆6403億円(前日は3兆1717億円)。
値上がり616銘柄(前日167銘柄)。
値下がり1136銘柄(前日1637銘柄)。
新高値7銘柄(前日9銘柄)。
新安値30銘柄(前日25銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは101.56(前日102.80)。
NTレシオは14.28倍(前日14.22倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(27863円)からは▲0.15%(前日▲0.24%)。
2日連続で下回った。
下向きの75日線は27626円。
16日連続で上回った。
上向きの200日線(27210円)からは△2.24%(前日△2.10%)。
22日連続で上回った。
下向きの5日線は27964円。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.899%(前日▲12.941%)
買い方▲7.857%(前日▲7.149%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.172%(前日▲10.314%)。
買い方▲22.630% (前日▲21.802)。
空売り比率は43.8%(前日45.5%。13日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日10.5%)。
日経VIは18.39(前日19.89)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.58倍(前日12.62倍)。
前期基準では13.43倍。
EPSは2211円(前日2201円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.14倍(前日1.14倍)。
BPSは24403円(前日24366円)。
10年国債利回りは11月28日以来の取引成立せず(前々日0.250%)。
日経平均の予想益回りは7.95%。
予想配当り利回りは2.28%。
プライム市場の予想PERは13.42倍。
前期基準では14.23倍。
PBRは1.15倍。
プライム市場の予想益回りは7.44%。
配当り利回り加重平均は2.54%。
プライム市場の単純平均は6円安の2438円。
プライム市場の売買単価は2469円(前日2378円)。
プライム市場の時価総額は706兆円(前日707兆円)。
ドル建て日経平均は206.67(前日205.55)と続落。
8日連続で200ドル超。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比155円安の27685円。
高値27870円、安値27620円。
大証先物夜間取引終値は日中比170円安の27670円。
気学では「逆転日。注意」。
水曜は「戻り売り方針良し」。
木曜は「新安値を付けると大戻りが入る」。
金曜は「吹き値売り良し」。
ボリンジャーのプラス1σが28178円。
プラス2σが28483円。
マイナス1σが27548円。
マイナス2σが27288円。
アノマリー的には「変化日」。

《今日のポイント12月6日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は下落。
   10年国債利回りは3.582%。
   2年国債利回りは4.395%。
   ドル円は136円台後半。
   SKEW指数は117.79→118.11→117.75。
   恐怖と欲望指数は69→65。

(2)ダウ輸送株指数は72ポイント(3.26%)安の14048ポイントと3日続落。
   SOX指数は33ポイント(1.20%)安の2738ポイントと3日続落。
   VIX指数は20.75と上昇。
   3市場合算出来高は107億8000万株(直近20日平均は110億4000万株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比155円安の27685円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆6403億円(前日は3兆1717億円)。
   値上がり616銘柄(前日167銘柄)。
   値下がり1136銘柄(前日1637銘柄)。
   新高値7銘柄(前日9銘柄)。
   新安値30銘柄(前日25銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは101.56(前日102.80)。
   NTレシオは14.28倍(前日14.22倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)上向きの25日線(27863円)からは▲0.15%(前日▲0.24%)。
   2日連続で下回った。
   下向きの75日線は27626円。
   16日連続で上回った。
   上向きの200日線(27210円)からは△2.24%(前日△2.10%)。
   22日連続で上回った。
   下向きの5日線は27964円。
   2日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.899%(前日▲12.941%)
   買い方▲7.857%(前日▲7.149%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.172%(前日▲10.314%)。
   買い方▲22.630% (前日▲21.802)。

(6)空売り比率は43.8%(前日45.5%。13日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日10.5%)。
   日経VIは18.39(前日19.89)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.58倍(前日12.62倍)。
   EPSは2211円(前日2201円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.14倍(前日1.14倍)。
   BPSは24403円(前日24366円)。
   10年国債利回りは11月28日以来の取引成立せず(前々日0.250%)。

(8)プライム市場の単純平均は6円安の2438円。
   プライム市場の時価総額は706兆円(前日707兆円)。
   ドル建て日経平均は206.67(前日205.55)と続落。
   8日連続で200ドル超。
 
(9)ボリンジャーのプラス1σが28178円。
   プラス2σが28483円。
   マイナス1σが27548円。
   マイナス2σが27288円。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(12月5日まで)

月曜23勝20敗
火曜28勝19敗
水曜22勝23敗
木曜24勝21敗
金曜21勝23敗
(櫻井)。