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2022.05.26 中嶋 健吉
4度目の正直成るか?
2020年11月4日に同じ主題で投稿しています。 2018年から2年近く3度も25000円抜けをトライしながら抜けなかった日経平均も、過去の経験則から4度目の正直では多分抜くと指摘したものです。 その抜けなかった3回の高値は次の通りです
1回目 1月2018年 24129円
2回目 10月2018年 24448円
3回目 1月2020年 24115円
4回目 11月2020円 25000円抜けを29年ぶりに達成
こうした動きには、当然然るべき背景があり抜けなかったのですが、テクニカル的には独善的に以下の様に解釈しています。
一度目の高値 高値を付けるまで買い進んできた。 利益が出ているため
売り急ぎで短期間に大きく下げる
二度目の高値 一回目で売りそびれた売り注文に,2番天井を懸念する
売りが重なり下げる。 3度目期待の売り注文が残る。
三度目の高値 二回騙された為弱気になる。 又空売りも入り始める・
四度目の挑戦 今回は騙されないと空売りから入る。その結果空売りの
買い戻しが起爆剤となり反発する。 買い戻しから買い乗
せに続き、更に新規買いが入るかポイントになるが、バイデン大統領誕生、景気回復期待でこのパターンになった。
今回はスケールがぐんと小さくなり、27000円をなかなか抜けない5月だけの 。話です。 抜けない3回の高値は次の通りです。
ザラ場高値 終値
1回目 5月6日 27072円 27003円
2回目 5月18日 27053円 26911円
3回目 5月23日 27047円 27001円
紙一重で27000円を付けるのですが、守り切れません。 5月6日に1回目の高値27072円を付けた後、5月12日の25688円まで短期間に▼5%強の大き目の調整を入れたのも1回目の特徴を踏襲しています。 5月20日締めの信用売り残は3週ぶりに495億円の増加になっており、23日の3度目の高値形成では空売りが入ると指摘したシナリオに沿っています。 シナリオ通りなら次の4回目のトライで27000円抜けを確定するはずですが。