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2024.12.17 櫻井 英明

想像

さくら→フジ。
年間上昇銘柄上位として昨年はさくらインターネット、今年はフジクラ。
どちらも日本を代表するもの。
となると、来年は何だろうと想像してみてみました。
寿司、花火、米、着物、アニメ。
あるいは花の名前とも考えられます。
菊、梅、桃、ユリ。
想像はいろいろ広がってきますが個別銘柄に落とし込むには時間がかかりそうです。

「相手のフィールドでは戦わない」というのが戦いの鉄則。
しかし、株式市場はほぼこれを無視している格好。
FOMC、雇用統計、CPI、PPI。
これにFRBや日銀の動向が加わって、まさにFXのフィールド。
あるいは紛争地域の分析や国際情勢は商品先物の世界。
いずれもマクロの話題ばかりに追従します。
彼らには、ほぼこれだけが材料。
だから経済スケジュールやイベントスケジュールを重視します。
皆が同じフィールドにいるますから話題が陳腐になりがち。
でもそんなことはお構いなし。
各種の経済指標の長期的なトレンドさえつかんでおけば問題ありません。
あるいは・・・。
債券市場の売買エネルギーの方が株よりもとてつもなく大きいという事情もあります。
でも株式市場には個別株材料という強いフィールドがある。
しかも他の畑からは接触できない強い材料。
これが宝の山、青い鳥ということには気が付かないみたいです。
たしかに世界経済動向は個別株にも影響します。
でもそれ以上に製品開発動向や消費動向は現場のパワー。
相手のフィールドに出向かず、自分のフィールドを大切にして、声高に材料視すればよいだけのこと。
朝からNYを気にして、午後もNYの動向を予測する傾向。
日本は島国だから余計に気になるのかもしれません。
東京市場はNYの属物ではありません。
FXや商品先物、債券畑に惑わされず、あえてゴーイングマイウェイ。
たぶんこれが株式相場で勝つ秘訣だと思います。

以下は今朝の場況。

「水星逆行(→12月16日)は終了」

「ダウは8日続落、NASDAQは過去最高値更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは8日続落。
2018年6月以来、6年6カ月ぶりに8日続落を記録。
NASDAQは3日ぶりに過去最高値を更新。
大型グロース(成長)株が買われ、アルファベットが3.6%高。
テスラが6.1%高。
ハネウェル・インターナショナルが3.7%高。
前週末に初めて時価総額が1兆ドルを超えた半導体のブロードコムが続伸。
トランプ次期大統領は薬価交渉を担う薬剤給付管理(PBM)に対する批判的な発言。
収益への影響が出るとの見方からPBM事業を傘下に持つ銘柄に売りが広がった。
ユナイテッドヘルス・グループが4%安。
NYダウ平均を130あまり下押しした。
12月の米S&Pグローバル米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.3。
前月の49.7から低下。
市場予想は49.8だった。
生産指数が前月の47.9から46.0に下がり、2020年5月以来の低水準。
PMIが50を下回ると、米経済の10.3%を占める製造業の縮小を示す。
一方、12月のサービス業PMIは58.5。
3年2カ月ぶりの高水準。
前月は56.1だった。
総合PMIは56.6と22年3月以来の高水準。
12月のNY連銀製造業景気指数は0.2。
市場予想(10)を下回った。
11月の31.2から大幅に悪化。
17─18日のFOMCで0.25%利下げ確率は95.4%。
10年国債利回りは4.397%。
5年債利回りは4.252%
2年国債利回りは4.245%。
12月のS&Pグローバルユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)で総合の速報値は49.5。
前月から1.2ポイント上昇したものの、好不況の目安である50を2カ月連続で下回った。
ドイツとフランスで回復が鈍く、製造業の景況感が冷え込んだまま。
市場予想の48.2は上回った。
ドル円は154円台前半。
WTI原油先物1月限は0.58ドル(0.81%)安の1バレル=70.71ドル
ビットコインは一時、10万7000ドルを突破。
トランプ次期米大統領が戦略石油備蓄のようなビットコイン戦略備蓄を設ける案を示唆した。
SKEW指数は167.43→169.91→166.79。
恐怖と欲望指数は50→57。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。

週明けのNYダウは110ドル(0.25%)安の43717ドルと8日続落。
高値43951ドル、安値43686ドル。
サイコロは2勝10敗。
騰落レシオは103.26(前日107.78)。
NASDAQは247ポイント(1.24%)高の20173ポイントと続伸。
高値20204ポイント、安値19988ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは91.93(前日92.47)。
S&P500は22ポイント(0.38%)高の6074ポイントと3日ぶりに反発。
高値6085ポイント、安値6059ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは92.06%(前日96.10%)。
週明けのダウ輸送株指数は131ポイント(0.79%)安の16580ポイントと8日続落。
SOX指数は106ポイント(2.06%)高の5256ポイントと続伸。
VIX指数は14,69(前日13.81)。
NYSEの売買高は8.59億株(前日9.22億株)。
3市場の合算売買高は153.3億株(前日125.6億株、直近20日平均は140.4億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39625円。
ドル建ては大証日中比285円高の39745円。
ドル円は154.15円。
10年国債利回りは4.397%。
2年国債利回りは4.245%。

「日経VIは19.96」

週末の日経平均は寄り付き91円高。
終値は12円(▲0.95%)安の39457円と続落。
高値39632円。
安値39371円。
日足は3日連続で陰線。
12月3日は38552円→38746円にマド。
12月12日の39401円→39827円のマドは埋めた。
逆に39827円→39735円にマド。
メジャーSQ値39434円に対して終値で1勝1敗。
日経平均は10日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38950円。
下限は37752円。
TOPIXは8.23ポイント(▲0.30%)安の2738ポイントと続落。
25日線(2713ポイント)を11日連続で上回った。
75日線(2682ポイント)を12日連続で上回った。
200日線(2712ポイント)を11日連続で上回った。
3日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は続落。
プライム市場指数は4.23ポイント(▲0.30%)安の1409.29ポイントと続落。
東証グロース250指数は6.54ポイント(▲1.01%)安の638.27と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は△0.39%(前日△1.46%)。
プライム市場の売買代金は3兆3314億円(前日4兆4220億円)。
売買高は15.28億株(前日19.93億株)。
値上がり612銘柄(前日303銘柄)。
値下がり975銘柄(前日1053銘柄)。
新高値37銘柄(前日82銘柄)。
新安値48銘柄(前日14銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは98.64(前日99.40)。
東証グロース市場の騰落レシオは83.94(前日86.89)。
NTレシオは14.41倍(前日14.37倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(38827円)から△1.62%(前日△1.65%)。
10日連続で上回った。
上向きの75日線は38452円。
35日連続で上回った。
上向きの200日線(38701円)から△1.95%(前日△1.95%)。
10日連続で上回った。
上向きの5日線は39503円。
5日連続で上回った。
13週線は38898円。
26週線は38530円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.982%(前日▲17.383%)。
買い方▲8.356%(前日▲8.239%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.439%(前日▲8.690%)。
買い方▲19.323%(前日▲18.470%)。
空売り比率は39.4%(前日40.0%、2日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日12.7%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは19.96(前日21.63)。
日経平均採用銘柄のPERは15.84倍(前日15.87倍)。
前期基準では16.25倍。
EPSは2491円(前日2487円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.44倍(前日1.44倍)。
BPSは27401円(前日27410円)。
日経平均の予想益回りは6.31%。
予想配当り利回りは2.01%。
指数ベースではPERは20.89倍(前日20.90倍)。
EPSは1888円(前日1888円)。
PBRは2.02倍(前日2.02倍)。
BPSは19533円(前日19539円)。
10年国債利回りは1.065%(前日1.040%)。
プライム市場の予想PERは15.57倍。
前期基準では16.08倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.42%。
配当利回り加重平均は2.36%。
プライム市場の単純平均は4円安の2726円(前日は2731円)。
プライム市場の売買単価は2179円(前日2218円)。
プライム市場の時価総額は950兆円(前日952兆円)。
ドル建て日経平均は256.60(前日258.21)と続落。
週明けのシカゴ225先物は大証前日165円高の39625円。
高値39720円、安値39370円。
大証夜間取引終値は日中比180円高の39640円。
気学では火曜は「気味の急変を見る日なり」。
水曜は「変化日。前場引け尻の足取りに注意」。
木曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「大いに高いと反落する。逆の時は翌週強し」。
ボリンジャーのプラス1σが39349円。
プラス2σが39870円。
プラス3σが40392円
マイナス1σが38306円。
週足のプラス1σが39523円。
プラス2σが40148円。
マイナス1σが38272円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は終了。

《今日のポイント12月17日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
   NYダウは8日続落。
   2018年6月以来、6年6カ月ぶりに8日続落を記録。
   NASDAQは3日ぶりに過去最高値を更新。
   10年国債利回りは4.397%。
   5年債利回りは4.252%
   2年国債利回りは4.245%。
   ドル円は154円台前半。
   ビットコインは一時、10万7000ドルを突破。
   SKEW指数は167.43→169.91→166.79。
   恐怖と欲望指数は50→57。
   10月18日の75がピークだった。
   (昨年10月5日が20)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は131ポイント(0.79%)安の16580ポイントと8日続落。
   SOX指数は106ポイント(2.06%)高の5256ポイントと続伸。
   VIX指数は14,69(前日13.81)。
   NYSEの売買高は8.59億株(前日9.22億株)。
   3市場の合算売買高は153.3億株(前日125.6億株、直近20日平均は140.4億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比165円高の39625円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆3314億円(前日4兆4220億円)。
   売買高は15.28億株(前日19.93億株)。
   値上がり612銘柄(前日303銘柄)。
   値下がり975銘柄(前日1053銘柄)。
   新高値37銘柄(前日82銘柄)。
   新安値48銘柄(前日14銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは98.64(前日99.40)。
   東証グロース市場の騰落レシオは83.94(前日86.89)。
   NTレシオは14.41倍(前日14.37倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。

(4)下向きの25日線(38827円)から△1.62%(前日△1.65%)。
   10日連続で上回った。
   上向きの75日線は38452円。
   35日連続で上回った。
   上向きの200日線(38701円)から△1.95%(前日△1.95%)。
   10日連続で上回った。
   上向きの5日線は39503円。
   5日連続で上回った。
   13週線は38898円。
   26週線は38530円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.982%(前日▲17.383%)。
   買い方▲8.356%(前日▲8.239%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.439%(前日▲8.690%)。
   買い方▲19.323%(前日▲18.470%)。

(6)空売り比率は39.4%(前日40.0%、2日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日12.7%)。
   9月13日が16.4%だった。
   日経VIは19.96(前日21.63)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.84倍(前日15.87倍)。
   前期基準では16.25倍。
   EPSは2491円(前日2487円)。
   直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
   直近ボトムは11月14日2425円。
   225のPBRは1.44倍(前日1.44倍)。
   BPSは27401円(前日27410円)。
   日経平均の予想益回りは6.31%。
   予想配当り利回りは2.01%。
   指数ベースではPERは20.89倍(前日20.90倍)。
   EPSは1888円(前日1888円)。
   PBRは2.02倍(前日2.02倍)。
   BPSは19533円(前日19539円)。
   10年国債利回りは1.065%(前日1.040%)。

(8)プライム市場の単純平均は4円安の2726円(前日は2731円)。
   プライム市場の時価総額は950兆円(前日952兆円)。
   ドル建て日経平均は256.60(前日258.21)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39349円。
   プラス2σが39870円。
   プラス3σが40392円
   マイナス1σが38306円。
   週足のプラス1σが39523円。
   プラス2σが40148円。
   マイナス1σが38272円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   水星逆行(→12月16日)は終了。
   (櫻井)。