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2024.10.15 櫻井 英明

投資家の思いが誰かに届く明日はきっとある

淡々と発表され移り行きますが、数字は裏切りません。
しばしばその解釈が間違うだけのこと。
イベントも粛々と通過していきます。
しかし、その意味合いの理解が人によって異なりますから、こちらも誤解と錯覚満載。
「講釈師、見てきたような嘘をつき」というのが格言。
数字にしてもイベントにしても結果しか見ていないからなのでしょう。
米雇用統計や消費者物価指数の集計現場を見て語られている訳ではありません。
数字やイベントの行方は誰かの講釈ではなく、自分の解釈で受け止めなければいけないものです。

ノーベル物理学賞は「AIの父」。
化学賞は「AI研究」。
ノーベル賞も「AI」花盛り。
ただもう一つのテーマも浮かび上がっています。
それはAIが探索し始めた「たんぱく質」。
悪さをするタンパク質を攻撃し破壊することで人間の病気治療は前進します。
例えばGPCR創薬。
Gタンパク質共役受容体(GPCR)は細胞膜上で神経伝達物質やホルモンを認識する生体センサー。
医薬品の主要な標的分子群のひとつとされています。
約400個が疾患に関係するGPCR。
約34%の米FDA承認薬がGDCRをターゲット。
世界の売り上げの27%がGPCR医薬品。
市場の出来事には複眼は必要ということでしょう。

相場には一体感が必要。
それは上場会社と市場と投資家の一体感。
これを醸成するのは結構難しいこと。
しかし上場会社の思いと投資家の思いが合致すれば、それが相場になります。
東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」。
「東証は、市場運営者の立場として、上場企業と投資者との建設的な対話を通じて企業価値向上が図られるための環境整備にさらに注力」と述べています。
「投資家の思いが誰かに届く明日はきっとある。必ず最後に株は勝つ」と歌うことが必要かも知れません。

水曜日→木曜日の日経平均。
木曜大幅高が5週継続。
10月9日(水)39299円(△340円高)→10日(木)39380円(△102円高)
10月2日(水)37808円(▲843円安)→3日(木)38552円(△743円高)
9月25日(水)37870円(▲70円安)→26日(木)38925円(△1055円高)
9月18日(水)36380円(△176円高)→18日(木)37155円(△775円高)
9月11日(水)36159円(▲56円安)→11日(木)36833円(△1213円高)

以下は今朝の場況。

「S&P500とNYダウは連日で過去最高値更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
S&P500とNYダウは連日で過去最高値を更新。
債券市場が休場で市場参加者が少なく薄商い。
3市場の売買高は95,5億株(過去20日平均120,5億株)。
アーム・ホールディングスが6.8%高。
エヌビディアが2.4%上昇して終値として最高値を更新。
SOXも1.8%上昇して2カ月ぶりの高値水準。
アルファベット、アップル、マイクロソフト、テスラが上昇。
一方、アナリストが投資判断を引き下げたキャタピラーが2%安。
S&P500採用銘柄の第3四半期の利益の伸びは前年比4.9%と推計。
債券市場はコロンブスデーのため休場。
前週末の10年国債利回りは4.096%。
5年国債利回りは3.898%。
2年国債利回りは3.953%。
ドル円は149円台後半。
WTI原油先物11月限は1.73ドル(2.29%)安 の1バレル=73.83ドル。
ビットコインが4.6%高の6万5881ドル。
イーサが7%高の2629ドル。
共に一時2週間ぶりの高値を付けた。
SKEW指数は156.93→159.43→153.08。
恐怖と欲望指数は74→76と超強気マインドに移行。
(昨年10月5日が20)。

週明けのNYダウは201ドル(0.46%)高の43065ドルと続伸。
高値43139ドル、安値42707ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは146,86(前日142.86)。
NASDAQは159ポイント(0.87%)高の1850ポイントと続伸。
高値18547ポイント、安値18423ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは106.92(前日107.79)。
S&P500は44ポイント(0.77%)高の5859ポイントと続伸。
高値5871ポイント、安値5829ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは129.90%(前日130.64%)。
週明けのダウ輸送株指数は111ポイント(0.68%)高の16349ポイントと続伸。
SOX指数は96ポイント(1.80%)高の5432ポイントと続伸。
VIX指数は19.70(前日20.46)。
NYSEの売買高は7.57億株(前日8.39億株)。
3市場の合算売買高は95,5億株(前日102.7億株、過去20日平均は120.5億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比485円高の40095円。
ドル建ては大証日中比605円高の40215円。
7月19日のザラバ(40212円)、終値(40063円)以来の4万円台回復。
ドル円は149.75円。
10年国債利回りは4.096%。
2年国債利回りは3.953%。

「5週続伸」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
S&P500とNYダウは終値ベースの過去最高値を更新。
銀行大手の堅調な四半期決算が追い風。
JPモルガン・チェースの第3四半期決算は2%の減益。
ただ投資銀行業務は好調で、純金利収入が増加。
1株当たり利益は市場予想を上回った。
ウェルズ・ファーゴは貸し倒れ引当金が前年同期の12億ドルから10億7000万ドルに減少。
利益が市場予想を上回った。
「金融機関の好調は経済のソフトランディング(軟着陸)の兆候を示唆している」との解釈。
週間ではS&Pが1.1%、NYダウが1.2%、ナスダックが1.1%上昇。
いずれも5週続伸。
テスラが一時8.8%下落。
10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は68.9。
前月の70.1から低下した。
市場予想は70.8だった。
1年先の期待インフレ率は2.9%と、前月の2.7%から上昇。
一方、5年先の期待インフレ率は3.0%と、前月の3.1%からやや低下した。
9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比1.8%上昇。
食品価格の上昇を背景に市場予想の1.6%上昇を上回った。
ただ7カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。
前月比(季節調整済み)は変わらず。
市場予想は0.1%上昇だった。
8月は前年比が1.9%上昇、前月比が0.2%上昇。
国債利回りは低下した。
11月FOMCで0.25%の利下げ確率は91%。
金利据え置き確率は9%。
2年債と10年債の利回り格差はプラス0.132%。
短期債利回りが長期債利回りよりも急激に低下。
一段の利下げが予想されていることが示唆されている。
来週14日の債券市場はコロンブスデーの祝日のため休場。
10年国債利回りは4.096%。
5年国債利回りは3.898%。
2年国債利回りは3.953%。
ドル円は149円台前半。
WTI原油先物11月限は0.29ドル(0.38%)安 の1バレル=75.56ドル。
週間では1.59%高。
ビットコインは5.38%高の6万2930.00ドル。
イーサが3.8%高の2456.70ドル。
SKEW指数は156.28→156.93→159.43。
恐怖と欲望指数は70→74
(昨年10月5日が20)。

週末のNYダウは409ドル(0.97%)高の42863ドルと反発。
高値42899ドル、安値42507ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは146,86(前日129.45)。
NASDAQは60ポイント(0.33%)高の18342ポイントと反発。
高値18375ポイント、安値18208ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.79(前日99.33)。
S&P500は34ポイント(0.51%)高の5815ポイントと反発。
高値5822ポイント、安値5775ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは130.64%(前日116.63%)。
週末のダウ輸送株指数は339ポイント(2.14%)高の16238ポイントと反発。
SOX指数は42ポイント(0.79%)高の5335ポイントと反発。
VIX指数は20.46(前日20.93)。
NYSEの売買高は8.39億株(前日8.36億株)。
3市場の合算売買高は102.7億株(前日110.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円高の39855円。
ドル建ては大証日中比370円高の39980円。
ドル円は149.13円。
10年国債利回りは4.096%。
2年国債利回りは3.953%。

週間ベースでNYダウは1.2%高、5週続伸(累計6.2%上昇)。
ナスダック総合指数は1.1%高、5週続伸(同9.9%上昇)。
S&P500指数は1.1高 5週続伸(同7.5%上昇)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.5%高、2週ぶり反発。

「日経平均採用銘柄のEPSは2511円と過去最高を更新」。

週末の日経平均は寄り付き256円高。
終値は224円(△0.57%)高の39605円と3日続伸。
高値39668円。
9月27日高値39829円が遠い。
安値39415円。
日足は4日連続で陰線。
10月8日は39195円→39117円にマド。
10月7日は38735円→39195円にマド。
10月3日は38213円→38457円にマド。
日経平均は14日連続で目均衡の雲の上。
上限は36791円。
下限は36516円。
SQ値39701円は上回れず「幻のSQ値」で1敗。
TOPIXは6.47ポイント(▲0.24%)安の2706ポイントと3日ぶりに反落。
25日線(2645ポイント)を14日連続で上回った。
75日線(2700ポイント)を3日連続で上回った。
4日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は3.33ポイント(▲0.24%)安の1392.63ポイントと3日ぶりに反落。
東証グロース250指数は1.75ポイント(▲0.27%)安の638.19と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲1.91%(前日▲1.72%)。
プライム市場の売買代金は3兆7755億円(前日3兆5289億円)。
4日連続で4兆円割れ。
売買高は15.79億株(前日15.06億株)。
値上がり503銘柄(前日646銘柄)。
値下がり1086銘柄(前日939銘柄)。
新高値31銘柄(前日34銘柄)。
新安値15銘柄(前日10銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは106.46(前日102.24)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日81.63)。
NTレシオは14.64倍(前日14.52倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で58.33%。
上向きの25日線(37783円)から△4.82%(前日△4.51%)。
15日連続で上回った。
上向きの75日線は38311円。
7日連続で上回った。
上向きの200日線(38025円)からは△4.16%(前日3.66%)。
15日連続で上回った。
上向きの5日線は39306円。
6日連続で上回った。
13週線は37885円。
26週線は38372円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.833%(前日▲16.125%)。
買い方▲8.168%(前日▲8.006%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.371%(前日▲4.009%)。
買い方▲19.235%(前日▲18.743%)。
空売り比率は41.0%(前日41.2%、10日連続で40%超)。
9月11日が48.8%。
6月17日が45.9%だった。
21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.2%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
日経VIは28.67(前日28.67)。
日経平均採用銘柄のPERは15.77倍(前日15.75倍)。
前期基準では16.12倍。
EPSは2511円(前日2500円)。
過去最高を更新。
直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
BPSは28699円(前日28536円)。
日経平均の予想益回りは6.34%。
予想配当り利回りは1.92%。
指数ベースではPERは21.11倍(前日21.00倍)。
EPSは1876円(前日1875円)。
PBRは1.95倍(前日1.94倍)。
BPSは20310円(前日20351円)。
10年国債利回りは0.945%(前日0.955%)。
プライム市場の予想PERは15.60倍。
前期基準では15.99倍。
PBRは1.32倍。
プライム市場の予想益回りは6.40%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は5円安の2742円(前日は2747円)。
プライム市場の売買単価は2390円(前日2342円)。
プライム市場の時価総額は943兆円(前日945兆円)。
ドル建て日経平均は266.17(前日264.07)と反発。
週末のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比245円高の39855円。
高値39950円、安値39385円。
大証夜間取引終値は日中比150円高の39760円。
週明けのシカゴ225先物は大証日中比485円高の40160円。
高値40160円、安値39565円。
大証夜間取引終値は日中比540円高の40150円。
気学では火曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」
水曜は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」
木曜は「変化を見る注意日」
金曜は「初め高いと後安し。吹き値売り方針良し」
ボリンジャーのプラス1σが39042円。
プラス2σが40302円。
週足のプラス1σが39378円。
プラス2σが40671円。
マイナス1σが36302円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
アノマリー的には「株高の日」。

《今日のポイント10月15日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   S&P500とNYダウは連日で過去最高値を更新。
   債券市場が休場で市場参加者が少なく薄商い。
   SKEW指数は156.93→159.43→153.08。
   恐怖と欲望指数は74→76と超強気マインドに移行。
   (昨年10月5日が20)。

(2)週明けのダウ輸送株指数は111ポイント(0.68%)高の16349ポイントと続伸。
   SOX指数は96ポイント(1.80%)高の5432ポイントと続伸。
   VIX指数は19.70(前日20.46)。
   NYSEの売買高は7.57億株(前日8.39億株)。
   3市場の合算売買高は95,5億株(前日102.7億株、過去20日平均は120.5億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比485円高の40095円。

   週末のダウ輸送株指数は339ポイント(2.14%)高の16238ポイントと反発。
   SOX指数は42ポイント(0.79%)高の5335ポイントと反発。
   VIX指数は20.46(前日20.93)。
   NYSEの売買高は8.39億株(前日8.36億株)。
   3市場の合算売買高は102.7億株(前日110.9億株、過去20日平均は120.6億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比245円高の39855円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆7755億円(前日3兆5289億円)。
   4日連続で4兆円割れ。
   売買高は15.79億株(前日15.06億株)。
   値上がり503銘柄(前日646銘柄)。
   値下がり1086銘柄(前日939銘柄)。
   新高値31銘柄(前日34銘柄)。
   新安値15銘柄(前日10銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは106.46(前日102.24)。
   東証グロース市場の騰落レシオは86.25(前日81.63)。
   NTレシオは14.64倍(前日14.52倍)。
   サイコロは9勝3敗で75.00%。

(4)上向きの25日線(37783円)から△4.82%(前日△4.51%)。
   15日連続で上回った。
   上向きの75日線は38311円。
   7日連続で上回った。
   上向きの200日線(38025円)からは△4.16%(前日3.66%)。
   15日連続で上回った。
   上向きの5日線は39306円。
   6日連続で上回った。
   13週線は37885円。
   26週線は38372円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.833%(前日▲16.125%)。
   買い方▲8.168%(前日▲8.006%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.371%(前日▲4.009%)。
   買い方▲19.235%(前日▲18.743%)。

(6)空売り比率は41.0%(前日41.2%、10日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は10.5%(前日9.2%)。
   日経VIは28.67(前日28.67)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.77倍(前日15.75倍)。
   前期基準では16.12倍。
   EPSは2511円(前日2500円)。
   過去最高を更新。
   直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
   225のPBRは1.38倍(前日1.38倍)。
   BPSは28699円(前日28536円)。
   日経平均の予想益回りは6.34%。
   予想配当り利回りは1.92%。
   指数ベースではPERは21.11倍(前日21.00倍)。
   EPSは1876円(前日1875円)。
   PBRは1.95倍(前日1.94倍)。
   BPSは20310円(前日20351円)。
   10年国債利回りは0.945%(前日0.955%)。
  
(8)プライム市場の単純平均は5円安の2742円(前日は2747円)。
   プライム市場の時価総額は943兆円(前日945兆円)。
   ドル建て日経平均は266.17(前日264.07)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが39042円。
   プラス2σが40302円。
   週足のプラス1σが39378円。
   プラス2σが40671円。
   マイナス1σが36302円。
   半値戻しは36841円。
   9月配当権利落ち前は38925円。
   日経平均株価の9月月中平均は37162円。
   TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
   アノマリー的には「株高の日」。

今年の曜日別勝敗(10月11日まで)

月曜18勝14敗
火曜24勝16敗
水曜15勝24敗
木曜22勝19敗
金曜24勝16敗
(櫻井)。