Blog

ブログ

2024.02.21 鈴木 一之

【放送後記:2024年2月21日(水)前場】

「3連休明けのNY市場は軟調、NVDAの決算前日で手控えムード強い」

◎日経平均(21日前引):38,188.85(▲174.76、▲0.46%)

時価総額:933.7兆円(20日、以下同じ)
PBR:1.47倍
PER:16.28倍
利回り:1.75%

@@@@@

【相場の概況】

・日経平均は続落、エヌビディアの11-1月決算発表を控えて動けず

・昨日までの日経平均は38,000円の大台を4日連続で維持、大台割らず高値保ち合い

・エヌビディアは▲4.35%の下落、事前の期待値が高く警戒感が先に立つ

・キャタピラーは▲2.8%の続落、エバコアが投資判断を「中立」に引き下げ

・ウォルマート、11-1月期の売上高が1733億ドル(+6%)予想上回り+6.5%

・インテルは+3.8%の急伸。米政府と100億ドルの補助金交付で交渉を開始」

・東京市場も半導体株への見送りムード強いが、新高値更新は63銘柄と多め

(四電工1939、中電工1941、ニチレイ2871、日本特殊陶業5334、レゾナックHD4004、商船三井9104、DMG森精機6141、日立6501、など)

・日立(6501)が逆行高で上場来高値を更新

@@@@@

【市場の声】

・「米国は昨年後半の個人消費が特によかったです。それが景気を支えており、ウォルマートの決算も堅調です」

・「米国の株式市場は、年明けからの16週間のうち下げたのは年明け第1週と先週の、合わせて2週間だけです」

・「景気好調とOPEC+の協調減産で原油は下がりにくくなりました。景気がさらによいと確信できればすぐにも90-100ドルをつけるでしょう」

・「日本株の現在の強さは、やはり新NISAのスタートが大きいと見ています」

・「サム・アルトマン氏は、生成AI市場には70兆ドル(1000兆円)の投資誘発効果があると見ています」

・「UBSは今年末のS&P500の目標株価を、1月16日に従来の4850から5150に引き上げたばかりですが、それを5150→5400に再び引き上げました。」

・「同じくゴールドマンサックスも、4700→5100(前回)→5200(今回)に二度目の引き上げを行いました」

@@@@@

【今日のマル・バツ銘柄】

マル:スクリーンHD(7735):NHK「クローズアップ現代」登場、経営が株価を意識
バツ:ソニーG(6758):決算発表で急落後、軟調な地合いが続く

@@@@@

【主な新聞ニュースより】

▽物流改革へ異業種タッグ ファミマ×コカ・コーラ、日清食品×JA
▽中国、金融緩和頼み 地方財政難で狭まる選択肢 住宅向け利下げ
▽単身高齢者、家借りやすく 家賃保証業者を国が認定 

▽トランプ氏、政権奪還なら対中関税2段階上げ、日欧にも市場開放圧力
▽大塚製薬、引きこもり支援にVR活用 家族向け、当事者の感じ方学ぶ
▽キリンが「高アル」見直しへ 健康配慮、国の指針受け

▽三菱電、今期年50円に増配 円安で最高益、還元
▽塩ビ輸出価格が上昇 2月積み、インド向け4%高
▽全国的猛暑、今年の夏も エルニーニョ現象、気象庁「熱中症対策を」

@@@@@

以上です。(鈴木一之)