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2022.04.17 小川 真由美
300円の豆腐を買ってみた
ローソン(2651)、完全子会社の成城石井を上場へ。
今週大きな話題を呼んだニュースでしたが、豆腐好きの櫻井キャスターが番組内で力説していた300円のお豆腐を買いに出かけてみました。
店内に入ってあれこれ物色しながら豆腐売り場へ。ここの焼売美味しいのよね、わぁアジアのお惣菜ますます充実。なんて見ていたらあれれ、不思議。周りの品、全てがこだわりの商品で全体的に品質とお値段が高めのため、豆腐の値段に驚かない!これは気を引き締めていかないと。
豆腐売り場には何種類かのお豆腐。
ふむ、櫻井さんが話していたのはどれかな、値が張る順に
A.オリジナルのお豆腐、税込みに直すと300円弱と、
B.創業明治という京都のお豆腐屋さんが作っているお豆腐、250円ほど。
せっかく来たのだからと両方、いずれも木綿を買ってみましたが、豆腐2丁にしてはかなり贅沢なお買い物だぞ。
パックから出してみると、おおっ、Aはかなりしっかりしていて、ん?既視感。よくよく考えると、近所のスーパーで400円ほどで売っている”堅豆腐”でした。半額見切り品を買ったことがあったけど、あまりの固さに感動して豆腐ステーキにして茸の餡掛けにしちゃったためお豆腐の美味しさには全く気付かずじまいでした。なんだ、高級豆腐、食べたことがあったんじゃない。今日こそちゃんと向き合おう。
写真左がAで、右がB
対するBは、見るからにクリーミーで、これ本当に木綿?と思うほど。
素材の味を確かめるべく、まずはそのまま食べてみました。
わぁ、どちらも豆の味が濃くて美味しい。個人的にはAよりBの方がより滑らかで好きかな。
今度は塩とおろしたての山葵で。豆の甘さが引き立ちます。甲乙つけがたし。
続いて、渡辺一実記者のお母さまお手製の青唐辛子醤油麹”三升漬”を乗せて。これは美味し過ぎて反則だ。誰か~!日本酒持ってきて~!
ここでふとこの実験の間違いに気づきます。
これは、A対Bではなく、AまたはB対C、つまり普段食べ慣れている1丁128円ほどのお豆腐と比較すべきだったのでは??
でも。
思い出したのは友人の猫の話。具合が悪くて可哀そうだったので、いつものドライフードの代わりに高級缶詰を与えたら大喜びで食べて回復した。でもそれ以来、ドライフードに見向きもしなくなり、仕方がないから缶詰と混ぜて与えたらドライだけ残すのだと。
高級豆腐と日常豆腐の違いに気付いてしまったとき、私は元の豆腐で満足できるのか?
そもそも猫と比較するのもなんですが。
A&B対Cの実験は、ひとまずお預けといたします。
ここまでの結論としては、高いお豆腐は美味しかった。