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2023.12.26 櫻井 英明
いつのまにか
日本人が日本株に投資するメリット。
そんなことを考えてみました。
結論は「為替リスクはない」。
外国株を買うと株価変動リスクと為替変動リスクのダブルリスクになります。
そうすると、志のない為替動向に企業の志が影響を受けることに。
為替というフイルターが投資した銘柄の価値をは実態からかけ離れます。
一方、日本株の場合はどこまでいっても銘柄そのものの動向がポイント。
業績に多少は為替変動リスクを受けるケースはありますが、銘柄の実態はとてつもなく変動はしません。
「為替リスクのない投資」には当然ながら日本株は最適でしょう。
もっとも日本は実は昔から為替投機が好きだったようです。
1931年に起こったのは「ドル買い事件」。
当時の投機筋を含めて、財閥系の商社や銀行などがドル高円安で大儲けしたという歴史。
利益の総額は試算では当時の国家予算の3割を超えていたというからすごかったようです。
そんな歴史を持っているから、やはり両替取引は今でも隆盛。
なかなかこのDNAは変えられません。
むしろ「為替リスク」が大好きなのでしょう。
あるセミプロ投資家さんの言葉。
「いちいち反応しない」。
これって名言だと思います。
イベントのスケジュールを調べああでもないこうでもないと無駄な時間を費やし、結局通過することだけが最大の材料。
いい加減にこの呪縛からの脱出が必要な気がします。
ヴィトゲンシュタインが「論理哲学論考」で言った言葉。
「人は語り得ぬものについては沈黙を保たねばならぬ」。
これも長年市場とつきあってきてようやく腑に落ちてきました。
「言葉を尽くして語り、何かを得ようとしている。それは無意味である」。
これもやはり深い。
やはり重要なのは雑音に惑乱させられないこと。
数字だけを客観的に冷静に眺めること。
情緒や期待や不安を除去すること。
いつの間にか恒常的書き手が小川真由美さんと2人になってしまったこのブログ。
今年1年、お読みいただきありがとうございました。
年内今日を含めてあと4日。
良いお年をお迎えください。
以下は今朝の場況。
↓
「日本だけが開いている印象」
「NYは休場」
週明けのNy株式はクリスマスで休場。
週末のNY株式市場で主要3指数はクリスマス連休を控えマチマチの動き。
ナスダック総合のサイコロは11勝1敗。
S&P500は10勝2敗。
主要3指数はそろって8週続伸。
S&P500が2017年末、NYダウとナスダック総合が19年初以来。
合算出来高は96億3000万株(過去20日平均は125.2億)と低下。
11月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.6%上昇。
伸びは10月の2.9%から鈍化した。
3%を下回るのは2カ月連続。
11月の耐久財受注は前月比5.4%増。
航空機の受注増で全体が押し上げられた。
市場予想は2.2%増だった。
11月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.2%減の59万件。
市場予想は68万5000戸。
2022年11月以来1年ぶりの低水準。
10年国債利回りは3.900%。
5年国債利回りは3.879%。
2年国債利回りは4.329%。
ドル円は142円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比0.33ドル(0.5%)安の73.56ドル。
週間では約3%上昇。
ビッドコインは0.34%安の4万3726ドル。
SKEW指数は136.86→138.18→134.46。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は74→77。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
週末のNYダウは18ドル(0.05%)安の37385ドルと反落。
高値37534ドル、安値37268ドル。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは157.79%(前日162.32%)。
NASDAQは29ポイント(0.19%)高の14992ポイントと続伸。
高値15047ポイント、安値14927ポイント。
サイコロは11勝1敗。
騰落レシオは124.45%(前日118.67%)。
S&P500は7ポイント(0.17%)高の4754ポイントと続伸。
高値4772ポイント、安値4736ポイント。
サイコロは10勝2敗。
騰落レシオは154.45%(前日146.98%)。
ダウ輸送株指数は71ポイント(0.45%)高の16063ポイントと続伸。
SOX指数は14ポイント(0.35%)高の4132ポイントと続伸。
VIX指数は13.03(前日13.65)。
NYSE売買高は7.62億株(前日8.92億株)。
3市場の合算売買高は96.3億株(前日は108.8億株、過去20日平均は125.2億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33270円。
ドル建ては大証日中比265円高の33325円。
ドル円は142.41円。
10年国債利回りは3.900%。
2年国債利回りは4.329%。
米株には、その年の最後の5営業日と年明けの2営業日まで7営業日の間、米株が強含むというサンタクロース・ラリー(SCR)のアノマリーがある。
25日の米国市場はクリスマスで休場。
22日からSCRの期間が始まっていることから、年末年始の米株高が期待されそう。
その一方、クリスマス明けの米株式市場ではナスダック総合指数が強い経験則もある。
相場のアノマリー分析に詳しいトレーダーズ・アルマナックによれば・・・。
クリスマス明けのナスダックは1988年以降、上昇したのが71.4%。
騰落率はプラス0.37%となっていた。
ただクリスマス明けの2日後には上昇確率45.7%、3日後には同57.1%。
上昇確率はじわり鈍化する傾向にあるという。
「売買代金3兆円割れと減少」
週明けの日経平均は寄り付き245円高。
終値は84円(△0.2%)高の33254円と続伸。
高値33414円。
安値33221円。
日足は3日連続で陰線。
木曜のマドは33414円→33221円。
TOPIXは0.97ポイント(△0.04%)高の2337ポイントと続伸。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は0.52ポイント(△0.04%)高の1202.63と続伸。
東証スタンダード指数は反落。
東証グロース250指数は3.81ポイント(▲0.56%)安の673.93と3日続落。
25日移動平均線からの乖離は▲2.69%(前日▲2.25%)。
プライム市場の売買代金は2兆4958億円(前日3兆4074億円)。
約8カ月ぶりの低水準。
日経先物の期近は日中取引での売買高が約1万枚。
2020年12月25日以来の水準まで落ち込んだ。
値上がり632銘柄(前日1268銘柄)。
値下がり984銘柄(前日353銘柄)。
新高値73銘柄(前日51銘柄)。
新安値29銘柄(前日20銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.56(前日100.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは73.09(前日75.30)。
NTレシオは14.23倍(前日14.20倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(33158円)からは△0.29%(前日▲0.01%)。
3日ぶりに上回った。
上向きの75日線は32473円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(31414円)からは△5.86%(前日△5.67%)。
186日連続で上回った
上向きの5日線は33291円。
3日連続で下回った。
13週線は32494円。
26週線は32427円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.413%(前日▲16.585%)。
買い方▲8.450%(前日▲8.282%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.296%(前日▲4.524%)。
買い方▲24.156%(前日▲24.113%)。
空売り比率は41.1%(前日43.1%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.1%(前日8.7%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.10(前日16.81)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.59倍(前日14.58倍)。
35日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.90倍。
EPSは2279円(前日2274円、直近ボトムは9月28日2056円)。
加重平均ではPER19.92倍(前日19.87倍)。
3日連続で19倍台。
EPSは1669円(1669円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.29倍)。
BPSは25778円(前日25712円)。
日経平均の予想益回りは6.85%。
予想配当り利回りは1.99%。
10年国債利回りは0.610%(前日0.620%)。
プライム市場の予想PERは14.90倍。
前期基準では16.34倍。
PBRは1.26倍。
プライム市場の予想益回りは6.71%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は3円安の2826円(前日は2830円)。
プライム市場の売買単価は2619円(前日2629円)。
プライム市場の時価総額は831兆円(前日831兆円)。
ドル建て日経平均は233.61(前日232.98)と続伸。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33270円。
高値33350円、安値33030円。
大証先物夜間取引終値は日中比220円高の33280円。
週明けの大証先物夜間取引終値は日中比10円安の33190円。
夜間取引も値幅はわずか40円にとどまった。
気学では「大いに高いと反落する。逆の時は翌日強し」。
水曜が「相場が分岐する日。足取りに注意肝要」。
木曜が「下寄りすると戻し、上寄りすると、押し込む日」。
大納会が「建玉手じまいのこと」。
ボリンジャーのプラス1σが33492円。
プラス2σが33826円。
マイナス1σが32825円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33414円。
プラス2σが34334円。
マイナス1σが31573円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
アノマリー的には「株高の日、12月最強の日」。
《今日のポイント12月26日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数はクリスマス連休を控えマチマチの動き。
10年国債利回りは3.900%。
5年国債利回りは3.879%。
2年国債利回りは4.329%。
ドル円は142円台前半。
SKEW指数は136.86→138.18→134.46。
(12月14日が162.51)。
恐怖と欲望指数は74→77。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)週末のダウ輸送株指数は71ポイント(0.45%)高の16063ポイントと続伸。
SOX指数は14ポイント(0.35%)高の4132ポイントと続伸。
VIX指数は13.03(前日13.65)。
NYSE売買高は7.62億株(前日8.92億株)。
3市場の合算売買高は96.3億株(前日は108.8億株、過去20日平均は125.2億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円高の33270円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4958億円(前日3兆4074億円)。
約8カ月ぶりの低水準。
日経先物の期近は日中取引での売買高が約1万枚。
2020年12月25日以来の水準まで落ち込んだ。
値上がり632銘柄(前日1268銘柄)。
値下がり984銘柄(前日353銘柄)。
新高値73銘柄(前日51銘柄)。
新安値29銘柄(前日20銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは93.56(前日100.58)。
東証グロース市場の騰落レシオは73.09(前日75.30)。
NTレシオは14.23倍(前日14.20倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
(4)下向きの25日線(33158円)からは△0.29%(前日▲0.01%)。
3日ぶりに上回った。
上向きの75日線は32473円。
11日連続で上回った。
上向きの200日線(31414円)からは△5.86%(前日△5.67%)。
186日連続で上回った
上向きの5日線は33291円。
3日連続で下回った。
13週線は32494円。
26週線は32427円。
いずれも上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.413%(前日▲16.585%)。
買い方▲8.450%(前日▲8.282%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.296%(前日▲4.524%)。
買い方▲24.156%(前日▲24.113%)。
(6)空売り比率は41.1%(前日43.1%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.1%(前日8.7%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.10(前日16.81)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.59倍(前日14.58倍)。
35日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では15.90倍。
EPSは2279円(前日2274円、直近ボトムは9月28日2056円)。
加重平均ではPER19.92倍(前日19.87倍)。
3日連続で19倍台。
EPSは1669円(1669円)。
225のPBRは1.29倍(前日1.29倍)。
BPSは25778円(前日25712円)。
日経平均の予想益回りは6.85%。
予想配当り利回りは1.99%。
10年国債利回りは0.610%(前日0.620%)。
(8)プライム市場の単純平均は3円安の2826円(前日は2830円)。
プライム市場の時価総額は831兆円(前日831兆円)。
ドル建て日経平均は233.61(前日232.98)と続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33492円。
プラス2σが33826円。
マイナス1σが32825円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33414円。
プラス2σが34334円。
マイナス1σが31573円。
11月20日ザラバ高値は33853円
7月3日終値は33753円。
アノマリー的には「株高の日、12月最強の日」。
今年の曜日別勝敗(12月25日まで)
↓
月曜28勝19敗
火曜34勝15敗
水曜28勝22敗
木曜24勝24敗
金曜27勝21敗
年末の商い減少時期。
因みに昨年は。
大納会2兆1400億円
12月29日2兆3277億円
12月28日1兆9956億円
12月27日1兆7753億円
12月26日2兆4922億円
12月23日2兆4922億円
(櫻井)。