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2023.10.01 小川 真由美
マジックハンド
日々の生放送、時間はディレクター陣の「◯分前」というカード、または指を折って残りの秒数を示すカウントダウンによって管理しています。
残り時間表示で話の長短、締めくくりを考える男性キャスター、残された時間で指数を伝える女性キャスター、それぞれが時計に頼って話しています。
仕事を始めた頃からの慣れで私が見るのはアナログの秒針。
デジタルの時計も併設されていますが、秒針の角度で瞬時に残り時間を計算できるのはアナログ。
ディレクターの折られていく指と秒針の傾きを目の端で感じながら話しています。
ゆえに、ほんのわずかな時計の傾きがとても気持ち悪い。
ふとした拍子に誰かがぶつかったりして天地が少しでも歪むと残りの秒数が角度で分からず戸惑います。
よってこのアナログ時計に関しては私とても神経質で、よく手の空いたスタッフを呼んでは直してもらいます。
「もう少し、右に…2度、いや3度、あ、行き過ぎた!左に少し…行き過ぎた」
忙しいスタッフの手を煩わせるのと、なかなか思うように調整できないのとで自分で席にいながら治す方法を編み出しました。
新聞をクルクル丸めてマジックハンド。
これぞ日経新聞の新しい使い道。
みんながあまりに笑い、櫻井キャスターが写真に収めていたので頂くことにしました。
3週ぶりに更新したブログがつまらんネタでごめんなさい。
来週末は「ストボフォーラムin東京」当選された皆さま、お会いできるのを楽しみにお待ちしています。