「是非欲しい明日の新聞あったなら」という相場川柳があります。
SFチックですが、こう願う人は多いでしょう。
記事ではなく相場欄が見たいという古典的な川柳。
しかし今日起きていることを観察するだけでも十分明日の記事は推測できます。
そもそも欧米の記事は夕刊にも掲載されますが多くは1日遅れ。
現在のロイターやブルームバーグ、市場関係者ならばQuickを見ていれば予測できるでしょう。
引け後には決算や信用評価損率や裁定残などの株式指標が発表されます。
これも記事になるのは翌朝の新聞。
つまり、記事は未来ではなく過去のことの集積。
だから今を大切にすること、そして瞬間反応を重視すること。
青い鳥は向こう側ではなくこちら側で囀っています。
16日に3年ぶりにフツーに挙行された京都五山の送り火。
「大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥居」。
五山と言いながら6つの炎に彩られます。
大昔は御所からすべて見ることができたというが今はなかなか。
「大」の字は空海によるともされ、あの炎には歴史を感じるもの。
夏まつり、宵かがり、胸の高まりに合わせて
8月は夢花火、私の心は夏模様」。
あるいは・・・。
「線香花火が見えますか、空の上から
精霊流しが華やかに始まるのです」。
因みに先週の岸田首相は夏休み。
取手国際でゴルフもされていたがこれは首相就任以来初めて。
八重洲ブックセンターで買ったのは本。
ビスマルク、タレーラン、ドゴールに関する指導者論「歴史に残る外交三賢人」(中央公論)。
米国のフランクリン・ルーズベルト大統領に関する「大恐慌と大戦に挑んだ指導者」(中央公論)。
人類の進化をテーマにしたベストセラー「サピエンス全史」(河出書房新社)。
今年の本屋大賞を受賞した小説「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)。
そして「『家飲み』で身につける 語れるワイン」(日経出版)。
どう考えても1週間では読み切れないしょうが・・・。
相場は記憶のゲームであり、記録の集積でもあります。
しかし、実際は日々の動きに気を取られ、さまざまなことは翌々日になると記憶の片隅に追いやられてしまいがち。
そこで、先週起きたデータをまとめてみると・・・。
↓
★8月SQ値28,525.62円を上回って6勝。
★日銀は6月17日以来39日間ETFを買っていない。
今年の購入額は5608億円。
消化率は9.35%。
昨年の買い入れ額は8734億円。
★3月25日高値(2万8338円)。
6月9日高値(2万8389円)。
3月権利落ち前が28252円。
すべて上抜けた。
その先の高値の節目は1月5日の29332円。
★1月6日の急落のマド(29204円ー29159円)は17日に埋めた。
★8月19日のプライム市場の売買代金は2兆3080億円(前日は2兆8671億円)。
前日比1割減。
7月26日(2兆1460億円)以来の低水準。
★8月17日に上向きの25日線からは△5.22%(前日△5.22%)
3月29日は△6.80%だった。
★8月16日のNTレシオは14.57倍。
7月12日の13.94倍の直近ボトムから上昇継続。
昨年9月の株高局面でつけた14.60に迫る水準。
★8月17日の空売り比率は39.6%(3月24日から92日ぶりに40%割れ)。
★8月16日の225採用銘柄EPSは2229円。
市場予想の平均値は2242円。
★8月19日の日経VIは18.11(前日18.71)。
昨年12月16日(18.08)以来の低水準。
以下は今朝の場況。
↓
「続落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
FRBが金融引き締めに積極的な姿勢を維持するとの観測が改めて強まり幅広い銘柄に売りが出た。
26日からのジャクソンホール会議を控えて警戒感台頭という印象。
長期金利が1カ月ぶりに3%台に乗せたのも投資家心理の重荷。
高PERのハイテク株に売りが目立ちセールスフォースが大幅安。
景気敏感株や消費関連銘柄も売りに押された。
エヌビディアが4.6%、アマゾンが3.6%。マイクロソフトとアップルが2%超下落。
シカゴ連邦準備銀行が発表した7月の全米活動指数(CFNAI)は前月比0.52ポイント上昇の0,27。
市場予想(マイナス0.10)に反して3カ月ぶりにプラス圏となった。
10年国債利回りは3.023%。
2年国債利回りは3.316%。
ドル円は137円台半ば。
ビッドコインは2.52%安の20972ドル。
WTI原油先物9月限は0.54ドル(0.59%)安の1バレル=90.23ドル。
SKEW指数は124.22→123.68→123.93。
恐怖と欲望指数は51→46。
週明けのNYダウは643ドル(1.91%)安の33063ドルと続落。
高値33586ドル、安値33007ル。
サイコロは8勝4敗。
NASDAQは323ポイント(2.55%)安の12381イントと続落。
高値12538ポイント、安値12353ポイント。
サイコロは4勝8敗。
S&P500は90ポイント(2.13%)安の4138ポ゚イントと続落。
高値4195ポイント、安値4129ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は232ポイント(1.58%)安の14539ポイントと続落。
SOX指数は3.72%安の2843ポイントと続落。
VIX指数は23.95と上昇。
3市場の合算売買高は99億株(前日100.1億株。過去20日平均は108億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円安の28465円。
ドル建ては大証日中比235円安の28475円。
ドル円は137.47円。
10年国債利回りは3.023%。
2年国債利回りは3.316%。
「SQ値28525円攻防」
週明けの日経平均は寄り付き267円安。
終値は135円(▲0.47%)安の28794円と3日続落。
8月SQ値28525.62円を上回って7勝。
日足は3日ぶりに陽線。空いた窓は28828円ー28930円。
TOPIXは1.93ポイント(▲0.10%)安の1992ポイントと反落。
プライム市場指数は0.99ポイント(▲0.10%)安の1025.33と反落。
東証マザーズ指数は2.02%安の733.26と3日続落。
プライム市場の売買代金は2兆1252億円(前日は2兆3964億円)。
7月25日(2兆613億円)以来の低水準。
値上がり798銘柄(前日1077銘柄)。
値下がり956柄(前日650銘柄)。
新高値52銘柄(前日93銘柄)。
新安値7銘柄(前日1銘柄)。
日経平均の騰落レシオは120.85(前日123.72)。
NTレシオは14.45倍(前日14.50倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(28060円)からは△2.61%(前日△3.42%)
25日連続で上回った。
3月29日は△6.80%だった。
上向きの75日線は27174円。
25日連続で上回った。
横這いの200日線(27547円)からは△4.53%(前日△5.01%)。
20日連続で上回った。
下向きの5日線は28951円。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.918%(前日▲13.550%)
買い方▲6.637%(前日▲6.999%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.495%(前日▲17.556%)。
買い方▲25.510% (前日▲24.654%)。
空売り比率は43.5%(前日40.1%。3日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.6%(前日7.7%)。
日経VIは19.21(前日18.11)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.03倍(前日13.04倍)。
4日連続で13倍台。
前期基準では13.63倍。
EPSは2209円(前日2218円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.18倍。
BPSは24402円(前日24517円)。
10年国債利回りは0.210%。
プライム市場の予想PERは13.98倍。
前期基準では14.65倍。
PBRは1.21倍。
プライム市場の予想益回りは7.15%。
配当り利回り(加重平均)は2.42%。
プライム市場の単純平均は8円安の2546円。
プライム市場の売買単価は2308円(前日2343円)。
プライム市場の時価総額は725兆円(前日725兆円)。
ドル建て日経平均は209.81(前日212.35)と3日続落。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比245円安の28465円。
高値28830円、安値28425円。
大証先物夜間取引終値は日中比240円安の28470円。
気学では「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」。
水曜は「不時高、不時安を見せる逆行日」。
木曜は「変化激しい日。逆張り方針で駆け引きせよ」。
金曜は「目先の天底をつくる日」。
ボリンジャーのプラス3σが29862円。
プラス2σが29262円。
プラス1σが28661円。
アノマリー的には「天赦日」。
《今日のポイント8月23日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは3.023%。
2年国債利回りは3.316%。
ドル円は137円台半ば。
SKEW指数は124.22→123.68→123.93。
恐怖と欲望指数は51→46。
(2)ダウ輸送株指数は232ポイント(1.58%)安の14539ポイントと続落。
SOX指数は3.72%安の2843ポイントと続落。
VIX指数は23.95と上昇。
3市場の合算売買高は99億株(前日100.1億株。過去20日平均は108億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円安の28465円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆1252億円(前日は2兆3964億円)。
値上がり798銘柄(前日1077銘柄)。
値下がり956柄(前日650銘柄)。
新高値52銘柄(前日93銘柄)。
新安値7銘柄(前日1銘柄)。
日経平均の騰落レシオは120.85(前日123.72)。
NTレシオは14.45倍(前日14.50倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(28060円)からは△2.61%(前日△3.42%)
25日連続で上回った。
3月29日は△6.80%だった。
上向きの75日線は27174円。
25日連続で上回った。
横這いの200日線(27547円)からは△4.53%(前日△5.01%)。
20日連続で上回った。
下向きの5日線は28951円。
2日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.918%(前日▲13.550%)
買い方▲6.637%(前日▲6.999%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.495%(前日▲17.556%)。
買い方▲25.510% (前日▲24.654%)。
(6)空売り比率は43.5%(前日40.1%。3日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.6%(前日7.7%)。
日経VIは19.21(前日18.11)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.03倍(前日13.04倍)。
4日連続で13倍台。
EPSは2209円(前日2218円)。
市場予想の平均値は2242円。
BPSは24402円(前日24517円)。
10年国債利回りは0.210%。
(8)プライム市場の単純平均は8円安の2546円。
プライム市場の時価総額は725兆円(前日725兆円)。
ドル建て日経平均は209.81(前日212.35)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス3σが29862円。
プラス2σが29262円。
プラス1σが28661円。
アノマリー的には「天赦日」。
今年の曜日別勝敗(8月22日まで)
↓
月曜16勝14敗
火曜16勝16敗
水曜18勝13敗
木曜17勝14敗
金曜17勝14敗
(櫻井)。