「わらしべ長者」という昔ばなしがありました。
「今昔物語集」や「宇治拾遺物語」のその原型があるそうです。
貧乏なある男が観音様のお告げを聞きます。
「初めに触ったものを、大事に持って旅に出なさい」。
観音堂から出た瞬間に転んだので偶然わらしべをつかんでしまいました。
体の周りを飛び回るアブをわらの先に付けていると、男の子が「ミカンと交換しよう」。
ミカンが反物に変わり、反物は馬に変わり、馬は屋敷と田畑になりました。
興味深い昔話ですが、株式市場も似たようなもの。
最初のワラ(銘柄)を信じてその時に根拠のある物々交換を重ねること。
資産形成とか資産運用なんて小難しいことを言わなくても良いでしょう。
昔からイロハのイは教えられていたような気がします。
週末のお台場で日経IRフェア。
多くの投資家さんとお会いしました。
「この間、仙台も行ったよ」。
「来週の広島も地元だから行きますよ」。
あるいは「母親がファンでして調べたら櫻井さんでした」という証券マンさん。
さまざまな声がありました。
わざわざ八街の落花生を持ってきてくれた投資家さんも。
印象に残ったのは静かに語ってくれた老紳士。
「ずいぶん昔のこの会場でお話を聞きました。
株価の動きなどほとんど気にせずにずーと株や投信を持っていました。
配当も使わずに再投資した方がいいと聞いたのでそうしてきました。
そしたら利益だけになってしまって。
ありがとうございました」。
質問をされることは多いですが、御礼はめったに聞くことがありません。
なんか久々に御礼を聞いたような気がしました。
もう一つ感じたのはやはり企業は聞いてみないとわからないということ。
従来の固定観念で企業を見るとあきらかに間違えます。
2日間で20社ほどのIRトークをしましたが、これは実感。
以下は今朝の場況。
↓
「週明けのNY株式市場はレーバーデイで休場」
週明けのNY株式市場はレーバーデイで休場。
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
S&P総合500NYダウが上昇。
8月の雇用統計で非農業部門雇用者数は18万7000人増。
市場予想17万人増を上回った。
ただ失業率は3.8%。
7月の3.5%から上昇し、2022年2月以来の高水準となった。
平均時給は前月比0.2%上昇。
伸びは22年2月以来の小ささとなった。
9月FOMCでの金利え置き確率は93%。
11月と12月の追加利上げ確率はそれぞれ36.1%、33.2%に一段と低下。
前週には双方とも50%を超えていた。
NASDAQ総合は6日ぶりに反落。
背景はウォルト・ディズニーとチャーター・コミュニケーションズの料金トラブル。
トリーミング配信会社が急落。
ウォルト・ディズニーは2.4%安、チャーター・コミュニケーションズは3.6%安。
ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)は12%安。
パラマウント・グローバルは9.5%、フォックス・コープは約6%下落。
テスラが5%安。
一方、デル・テクノロジーズは21%と急騰。
週間ではS&P500が2.50%、NYダウが1.43%、NASDAQ総合が3.25%上昇。
来週4日はレーバーデーの祝日のため休場となることから売買高は減少。
8月のISM製造業景気指数は47.6.
7月の46.4から上昇し、市場予想の47.0を上回った。
ただ50を10カ月連続で下回った。
先行指標となる新規受注指数が46.8と7月の47.3から低下。
価格指数は7月の42.6から48.4に上昇した。
雇用指数は2020年7月以来の低水準だった7月の44.4から48.5に上昇。
10年国債利回りは4.180%。
2年国債利回りは4.876%。
ドル円は146円台前半。
WTI原油10月限は1.92ドル(2.30%)高の1バレル=85.55ドル。
昨年11月中旬以来9カ月半ぶりの高値水準。
SKEW指数は142.14→144.70→144.28。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は53→56。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
週末のNYダウは115ドル(0.33%高の34837ドルと反発。
高値34979ドル、安値34720ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは96.58%(前日97.62%)。
NASDAQは3ポイント(0.02%)安の14031ポイントと6日ぶりに反落。
高値14149ポイント、安値13982ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは86.04%(前日85.26%)。
S&P500は8ポイント(0.18%)高の4515ポイントと反発。
高値4541ポイント、安値4501ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは94.37%(前日94.31%)。
ダウ輸送株指数は110ポイント(0.70%)高の15835ポイントと反発。
SOX指数は11ポイント(0.32%)高の3682ポイントと6日続伸。
VIX指数は13.09(前日13.57)。
NYSE売買高8.22億株(前日12.54億株)。
3市場の合算売買高は89億株(前日102億株、過去20日平均は104億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の32760円。
ドル建ては大証日中比60円高の32760円。
ドル円は146.23円。
10年国債利回りは4.180%。
2年国債利回りは4.876%。
週間ベースでNYダウは1.4%高、2週ぶり反発。
ナスダック総合指数は3.3%高、2週続伸(累計5.6%上昇)。
S&P500は2.5&高、2週続伸(同3.3%上昇)。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は2.5%高、2週続伸(同3.5%上昇)。
8月月間ベースでNYダウは2.4%安、3カ月ぶり反落。
ナスダック総合指数は2.2%安、6カ月ぶり反落。
S&P500種指数は1.8%安、6カ月ぶり反落。
「逆指標に負けないで」
週明けの日経平均は寄り付き87円高。
終値は228円高の32939円と高値引けで6日続伸。
日足は3日連続で陽線。
下影陽線で「強い線」。
10日移動平均線(3万2277円)が25日線(3万2260円)を下から上に突き抜け一応GC。
一目均衡表の雲を明確に上抜けている。
TOPIXは23.98ポイント(△1.02%)高の2373ポイントと6日続伸。
連日で33年ぶりの高値を更新。
プライム市場指数は12.35ポイント(△1.02%)高の1221.61と6日続伸。
東証スタンダード指数は6日続伸。
東証マザーズ指数は0.52ポイント(▲0.07%)安の758.09と4日続落。
プライム市場の売買代金は3兆2416億円(前日3兆2855億円)。
4日連続3兆円超。
値上がり1422銘柄(前日1451銘柄)。
値下がり372銘柄(前日332銘柄)。
新高値423銘柄(前日204銘柄)。
5日連続で3ケタ。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは128.56(前日121.10)。
NTレシオは13.88倍(前日13.92倍)。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
TOPIXは10勝2敗で83.33%。
マザーズ指数は6勝敗で50.00%。
上向いた25日線(32260円)からは△2.10%(前日△1.42%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は32353円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(29455円)からは△11.86%(前日△11.18%)。
110日連続で上回った。
上向きになった5日線は3255円。
6日連続で上回った。
13週線は32531円。
26週線は30890円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.742%(前日▲16.295%)。
買い方▲5.001%(前日▲5.570%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.456%(前日▲8.632%)。
買い方▲22.165%(前日▲22.037%)。
空売り比率は38.6%(前日40.0%、16日ぶりに40%割れ)。
8月10日が37.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率6.6%(前日7.4%)。
日経VIは17.14(前日16.86)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.65倍(前日15.45倍)。
6日連続で15倍台。
前期基準では16.09倍。
EPSは2104円(前日2117円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.34倍(前日1.33倍)。
BPSは24581円(前日24594円)。
10年国債利回りは0.640%(前日0.625%)。
日経平均の予想益回りは6.39%。
予想配当り利回りは1.95%。
プライム市場の予想PERは15.98倍。
前期基準では16.65倍。
PBRは1.32倍。
プライム市場の予想益回りは6.25%。
配当利回り加重平均は2.18%。
プライム市場の単純平均は22円高の2743円(前日2721円)。
プライム市場の売買単価は2425円(前日2492円)。
プライム市場の時価総額は849兆円(前日840兆円)。
ドル建て日経平均は225.3(前日224.74)と6日続伸。
週末シカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の32760円。
高値32845円、安値32464円。
週明けの大証先物夜間取引終値は大証日中比70円安の32910円。
気学では「人気に逆行し、前後場変調を辿る」。
水曜は「目先の天底を司る。足取りに注意肝要」。
木曜は「高寄りは売り。押し目は買い」。
金曜は「下寄りすると後場にかけて高きこと多し」。
ボリンジャーのプラス1σが32743円。
プラス2σが33227円。
マイナス1σが31776円。
マイナス2σが31292円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33108円。
プラス2σが33585円。
マイナス1σが31954円。
マイナス2σが31377円。
金星の逆行は終了。
水星は逆行中(9月16日まで)。
8月SQ値は32013円。
7月SQ値は32484円。
6月メジャーSQ値は32018円。
3月メジャーSQ値は28377円。
空売り比率の40%割れが逆指標。
騰落レシオの128%もある。
「メジャーSQ週の荒れる火曜日」ながらNYは休場。
《今日のポイント9月5日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
10年国債利回りは4.180%。
2年国債利回りは4.876%。
ドル円は146円台前半。
SKEW指数は142.14→144.70→144.28。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は53→56。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は110ポイント(0.70%)高の15835ポイントと反発。
SOX指数は11ポイント(0.32%)高の3682ポイントと6日続伸。
VIX指数は13.09(前日13.57)。
NYSE売買高8.22億株(前日12.54億株)。
3市場の合算売買高は89億株(前日102億株、過去20日平均は104億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比60円高の32760円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆2416億円(前日3兆2855億円)。
4日連続3兆円超。
値上がり1422銘柄(前日1451銘柄)。
値下がり372銘柄(前日332銘柄)。
新高値423銘柄(前日204銘柄)。
5日連続で3ケタ。
新安値1銘柄(前日5銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは128.56(前日121.10)。
NTレシオは13.88倍(前日13.92倍)。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向いた25日線(32260円)からは△2.10%(前日△1.42%)。
4日連続で上回った。
上向きの75日線は32353円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(29455円)からは△11.86%(前日△11.18%)。
110日連続で上回った。
上向きになった5日線は3255円。
6日連続で上回った。
13週線は32531円。
26週線は30890円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.742%(前日▲16.295%)。
買い方▲5.001%(前日▲5.570%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.456%(前日▲8.632%)。
買い方▲22.165%(前日▲22.037%)。
(6)空売り比率は38.6%(前日40.0%、16日ぶりに40%割れ)。
8月10日が37.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率6.6%(前日7.4%)。
日経VIは17.14(前日16.86)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.65倍(前日15.45倍)。
6日連続で15倍台。
前期基準では16.09倍。
EPSは2104円(前日2117円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.34倍(前日1.33倍)。
BPSは24581円(前日24594円)。
10年国債利回りは0.640%(前日0.625%)。
(8)プライム市場の単純平均は22円高の2743円(前日2721円)。
プライム市場の時価総額は849兆円(前日840兆円)。
ドル建て日経平均は225.3(前日224.74)と6日続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが32743円。
プラス2σが33227円。
マイナス1σが31776円。
マイナス2σが31292円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33108円。
プラス2σが33585円。
マイナス1σが31954円。
マイナス2σが31377円。
金星の逆行は終了。
水星は逆行中(9月16日まで)。
8月SQ値は32013円。
7月SQ値は32484円。
6月メジャーSQ値は32018円。
3月メジャーSQ値は28377円。
空売り比率の40%割れが逆指標。
騰落レシオの128%もある。
「メジャーSQ週の荒れる火曜日」ながらNYは休場。
今年の曜日別勝敗(9月4日まで)
↓
月曜23勝10敗
火曜25勝8敗
水曜17勝17敗
木曜18勝15敗
金曜20勝13敗
(櫻井)。