銘柄の成長は相撲番付のようなもの。
天与の才能があり、練習をしっかりと積んで、実戦を勝ち抜けたものだけが出世できる場所です。
小手先の技術やどさくさ紛れで出世しても長続きは難しいもの。
栄光には届きません。
この才能と努力の見極めこそ、経済指標の見極めよりよほど重要です。
上場で相撲の十両。
プライムが相撲の幕の両。
そしてプライム150が三役。
その先の大関横綱への道は相当遠い道程です。
また横綱は今は東京ではなく海外にいるのも現実。
もっともその水準まで行くとタニマチの存在にも左右されます。
もっとも・・・。
株式市場は相撲とは違って陥落や引退は滅多にありません。
株式あるいは資産運用の世界はどうも変化球ばかりになってきたようです。
言い換えれば総論ばかりで各論のない世界。
資産運用あるいはNISAの重要性はわかります。
積み立て投資だって間違っていないでしょう。
でも市場を席巻しているのはNISAの仕組みや資産運用のイロハのイの世界ばかり。
何をどうすればよいのかという具体論は乏しく見えます。
学問的に資産運用を論じるだけで実務論が希少。
誰も玉に当たりたくないから、実践の一歩手前での寸止めばかり。
これでは欲求不満になってきます。
株式見通しにしても、海外の話と債券の世界から取り込んだような理論ばかり。
確かに高尚に響きます。
でも役に立たないことが多いもの。
ジャクソンホールを通過すれば今度は「米雇用統計の週」。
後で大した分析もしないのにスケジュールにだけは忠実
本当に欲しいのは、きっと「何をどのように売ったり買ったりすればよいのか」のヒントでしょう。
逆に個別具体論になると目立つのは運の良い投資家さんたちの「こうして数億儲けた」みたいな話の横行。
投資家さん自らが相場を語る世界が一気に登場してきてます。
本来株式投資は黙って行うものでしょうがこのルールは崩れてきた。
「儲けた人が偉い」。
これは否定しません
でもそんなに儲かるならわざわざ他人に教える必要もないだろうというのが疑問としては残ります。
東京株式市場の銘柄、あるいは投信やETFなどに真正面から取り組む話が欲しいもの。
今は変化球のようにも思えますが、実際は直球(ストレート)がフォーシームと呼ばれるようなものなのかも知れません。
「相場鉄則12か条」(令和五年8月版)
(1)時間軸の誤解と錯覚を活用すべし
(2)場況でなく企業の未来や体温、そしてプライドを直視せよ
(3)「警戒」するなら商いするな、「注意」するなら商いせよ
(4)経済スケジュールやイベントをを言い訳にしない
(5)押し目は蜃気楼、マーケットは単純なファクターでしか動けない
(6)高尚な解釈よりも低俗な売買に真実がある
(7)株式市場は善意と悪意と作為とが交錯する欲望の集積所
(8)市場と銘柄の「志」を読み取ることが成功の第一歩
(9)株式市場では起こって欲しくないことは起こる
(10)相場は韻を踏む
(11)「誰かが言っている」ではなく「自分はどう考えるか」が重要
(12)ボールゾーンでバットを振るから凡打になる
以下は今朝の場況。
↓
「火曜は4連勝中」
「続伸」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
長期金利の上昇一服や中国の資本市場活性化策を好材料視。
スリーエムが5%あまり上昇。
ゴールドマン・サックスが2%高、
この2銘柄でダウ平均を70ドルあまり押し上げた。
ボーイングやダウなどの景気敏感株も上昇。
セールスフォースやのアップルなどハイテク株も高かった。
エヌビディアは1.78%上昇。
市場の焦点は31日の個人消費支出(PCE)価格指数や9月1日のに雇用統計に移行。
英市場がバンクホリデーのために休場、米国では9月4日がレーバーデーの祝日で3連休控え。
商いは閑散だった。
10年国債利回りは4.205%。
2年国債利回りは5.052%。
FRBが9月FOMCで政策金利据え置く確率は79%。
11月に0.25%または0.5%の利上げを実施する確率は62%。
前週は43%だった。
ドル円は146円台半ば。
一時昨年11月9日以来の高値となる146.75円を付けた。
WTI原油10月限は0.27ドル(0.34%)高の1バレル=80.10ドル。
SKEW指数は132.48→132.27→130.09。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は47→47(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
週明けのNYダウは213ドル(0.62%)高の34559ルと続伸。
高値34652ドル、安値34441ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは92.53%(前日90.56%)。
NASDAQは114ポイント(0.84%)高の13705ポイントと続伸。
高値13735ポイント、安値13626ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは82.56%(前日80.71%)。
S&P500は27ポイント(0.63%)高の4433ポイントと続伸。
高値4439ポイント、安値4414ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは86.50%(前日82.96%)。
ダウ輸送株指数は102ポイント(0.66%)高の15713ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は42ポイント(1.21%)高の3537ポイントと続伸。
VIX指数は15.08(前日15.68)。
NYSE売買高7.06億株(前日8.03億株)。
3市場の合算売買高は81億株(前日91.5億株、過去20日平均は108億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の32280円。
ドル建ては大証日中比120円高の32290円。
ドル円は146.54円。
10年国債利回りは4.205%。
2年国債利回りは5.052%。
「アノマリー的には、リーマンショック以降は株高の日」
週明けの日経平均は寄り付き291高。
終値は545円高の32169円と反発。
週末662円安で週明け545円高。
日足は2日ぶりに陽線。
24日は32039円→32063円のマド。
25日は32063円→31885円にマド。
この2つの窓は埋めた。
TOPIXは33.41ポイント(△1.47%)高の2299ポイントと反発。
プライム市場指数は17.20ポイント(△1.47%)高の1183.51と反発。
東証スタンダード指数は反発。
東証マザーズ指数は3.01ポイント(△0.40%)高の748.05と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆8937億円(前日2兆7988億円)。
7日連続3兆円割れ。
値上がり1508銘柄(前日621銘柄)。
値下がり276銘柄(前日1127銘柄)。
新高値178銘柄(前日67銘柄)。
2日ぶりに3ケタ。
新安値6銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.55(前日109.08)。
NTレシオは13.99倍(前日13.95倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
マザーズ指数は5勝9敗で41.66%。
下向きの25日線(32295円)からは▲0.39%(前日▲2.09%)。
17日連続で下回った。
上向きの75日線は32176円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(29325円)からは△9.70%(前日△7.93%)。
105日連続で上回った。
上向きになった5日線は31989円。
2日ぶりに上回った。
13週線は32438円。
26週線は30685円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.557%(前日▲15.102%)。
買い方▲6.888%(前日▲7.760%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.666%(前日▲5.830%)。
買い方▲22.947%(前日▲23.379%)。
空売り比率は40.6%(前日45.7%、11日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率9.1%(前日9.4%)。
日経VIは18.22(前日18.88)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.13倍(前日14.89倍)。
2日ぶりに15倍台。
前期基準では15.58倍。
EPSは2126円(前日2123円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
BPSは24746円(前日24706円)。
10年国債利回りは0.660%(前日0.655%)。
日経平均の予想益回りは6.61%。
予想配当り利回りは2.00%。
プライム市場の予想PERは15.47倍。
前期基準では16.14倍。
PBRは1.28倍。
プライム市場の予想益回りは6.46%。
配当利回り加重平均は2.25%。
プライム市場の単純平均は34円高の2670円(前日2636円)。
プライム市場の売買単価は2635円(前日2739円)。
プライム市場の時価総額は823兆円(前日811兆円)。
ドル建て日経平均は219.82(前日216.38)と反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比11円高の32280円。
高値32310円、安値31855円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比130円高の32300円。
気学では火曜は「相場の分かれる日。段取りについて駆引きせよ」。
水曜は「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」。
木曜は「朝安きは買い。高くは見送り」。
金曜は「高下激しく後場に至りて大動きする」。
ボリンジャーのプラス1σが32793円。
マイナス1σが31795円。
マイナス2σが31298円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33007円。
マイナス1σが31868円。
マイナス2σが31299円。
水星は逆行中(9月16日まで)。
八専は8月22日→9月2日。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
火曜は4連勝中。
《今日のポイント8月29日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
10年国債利回りは4.205%。
2年国債利回りは5.052%。
ドル円は146円台半ば。
SKEW指数は132.48→132.27→130.09。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は47→47(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は102ポイント(0.66%)高の15713ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は42ポイント(1.21%)高の3537ポイントと続伸。
VIX指数は15.08(前日15.68)。
NYSE売買高7.06億株(前日8.03億株)。
3市場の合算売買高は81億株(前日91.5億株、過去20日平均は108億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円高の32280円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆8937億円(前日2兆7988億円)。
7日連続3兆円割れ。
値上がり1508銘柄(前日621銘柄)。
値下がり276銘柄(前日1127銘柄)。
新高値178銘柄(前日67銘柄)。
2日ぶりに3ケタ。
新安値6銘柄(前日11銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは116.55(前日109.08)。
NTレシオは13.99倍(前日13.95倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(32295円)からは▲0.39%(前日▲2.09%)。
17日連続で下回った。
上向きの75日線は32176円。
2日連続で下回った。
上向きの200日線(29325円)からは△9.70%(前日△7.93%)。
105日連続で上回った。
上向きになった5日線は31989円。
2日ぶりに上回った。
13週線は32438円。
26週線は30685円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.557%(前日▲15.102%)。
買い方▲6.888%(前日▲7.760%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.666%(前日▲5.830%)。
買い方▲22.947%(前日▲23.379%)。
(6)空売り比率は40.6%(前日45.7%、11日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率9.1%(前日9.4%)。
日経VIは18.22(前日18.88)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.13倍(前日14.89倍)。
2日ぶりに15倍台。
前期基準では15.58倍。
EPSは2126円(前日2123円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.30倍(前日1.28倍)。
BPSは24746円(前日24706円)。
10年国債利回りは0.655%(前日0.655%)。
(8)プライム市場の単純平均は34円高の2670円(前日2636円)。
プライム市場の時価総額は823兆円(前日811兆円)。
ドル建て日経平均は219.82(前日216.38)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが32793円。
マイナス1σが31795円。
マイナス2σが31298円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33007円。
マイナス1σが31868円。
マイナス2σが31299円。
水星は逆行中(9月16日まで)。
八専は8月22日→9月2日。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
火曜は4連勝中。
今年の曜日別勝敗(8月28日まで)
↓
月曜22勝10敗
火曜24勝8敗
水曜16勝17敗
木曜17勝15敗
金曜19勝13敗
(櫻井)。